写真:瀧澤 信秋
地図を見る北海道の中心といえば札幌市を思い浮かべますが、都市としてではなく位置として見た場合、地図を広げると富良野市がほぼ中心であることがわかります。夏には富良野「北海へそ祭り」が開催されますが、“へそ”というのには北海道の中心という意味合いがあります。
富良野市とその周辺には魅力的な観光スポットが多くあります。中でも有名なのが「ファーム富田」です。富良野市の隣町である中富良野町にあり、広大なラベンダー畑が有名です。また、美瑛町の「青い池」はテレビや雑誌などで今話題となっている人気スポット。美瑛は四季彩の丘も人気です。
富良野には注目すべきグルメも多くあります。「フラノマルシェ」は、富良野の物産品や農作物直売所が併設する人気のショップです。「富良野チーズ工房」では、チーズやバターの製造や、各種手作り体験も楽しめます。富良野と聞いてワイン好きが思い浮かべるのはふらのワイン。「ふらのワイン工場」ではワインの製造工程や熟成庫の見学、試飲などが楽しめます。
今では定番の人気観光都市ですが、そんな富良野を一躍全国区にしたのがドラマ「北の国から」です。倉本聰さんは『北の国から』以降も富良野を舞台にした人気ドラマを手掛けています。そして新富良野プリンスホテルは、ドラマ制作に大きな貢献をしてきたホテルなのです。
写真:瀧澤 信秋
地図を見る新富良野プリンスホテルは大自然の懐に抱かれたホテル。ホテルに到着すると思わず深呼吸したくなるロケーションです。
写真:瀧澤 信秋
地図を見る広々したロビーでは、ホスピタリティマインド溢れるスタッフが、おもてなしの心で迎えてくれます。フリーのコーヒーもありホッとした時間が過ぎていきます(宿泊者専用)。
写真:瀧澤 信秋
地図を見る407室ある客室は居住性に優れており、大きな窓から四季折々の表情を見せる雄大な十勝岳連峰、富良野盆地の眺望、新緑から紅葉まで楽しめる豊かな森が広がり感動的です(客室の向きによって眺望が異なります)。
写真:瀧澤 信秋
地図を見る新富良野プリンスホテルには、倉本作品の舞台が点在していることも知られています。ホテルの敷地内に点在するスポットを巡るのは、新富良野プリンスホテルステイにおける楽しみの王道です。
『北の国から』に登場する「ニングルテラス」は、ホテルに隣接した森の中にある“ロマンチック ショッピングエリア”です。ニングルテラスでしか販売されていない“富良野らしい商品”を販売、いずれも自然をテーマにしています。樹々に囲まれたエリアで木陰と木漏れ日の中、涼しくショッピングを楽しむことができます。日が沈む頃にはやさしくライトアップされたロマンチックな雰囲気に。
写真:瀧澤 信秋
地図を見るドラマ名にもなっている『風のガーデン』。450品種以上、約2万株の花々を愛でることが出来るエリアです。澄んだ空のもと風に揺れながら咲き誇る風のガーデンで、富良野の季節を感じられるのは幸せな瞬間。ドラマのシーンを思い浮かべながらの散策も楽しいでしょう。ホテル向かいにある風のガーデン受付から送迎車に乗り約4分で到着できます。
写真:瀧澤 信秋
地図を見るドラマ『優しい時間』で主人公が開いた喫茶店として登場するのが「珈琲 森の時計」。静かにゆったり優しい時間が過ぎていきます。ドラマのシーンと重なって涙ぐむ客もいるそうです。ドラマのシーン同様、カウンター席でミルを使い珈琲豆を挽いて、香り高きコーヒーを楽しんでみてはいかがでしょうか?
プリンスパン工房の向かいにある「富良野・ドラマ館」は、昭和17年頃の富良野駅開業当時を再現した店舗。富良野を舞台としたテレビドラマ3作品『北の国から』『優しい時間』『風のガーデン』のオリジナル商品が販売されています。倉本ファン必見です。
写真:瀧澤 信秋
地図を見る新富良野プリンスホテルは、温泉も楽しめるホテルです。富良野温泉「紫彩の湯」(しさいのゆ)は、五感で自然を感じられるリフレッシュスペース。身も心も開放的になります。露天風呂、サウナ、冷水浴と充実の設備が揃っています。
フィンランド式「オールドパインサウナ」の内装は、北米の民家で使用されていたオールドパイン(松の古材)が使用されています。パインはサウナの熱を取り込みやすく、再び均一に熱を放射する特性があり、空気がまろやかとなるのでサウナには最適といいます。
リラクゼーションエリアも充実。アロマエステマッサージ、フットリフレなど多彩なメニューが体験できます。ラウンジ(休憩)コーナーは、自然の光を感じる開放感あるスペース。待ち合わせにも使えるスポットです。
またここは、“プリンスグランドリゾート富良野”を謳うホテルでもあり、多彩なアクティビティ、スポーツ、自然体験を楽しめる施設が充実しています。一度の訪問では遊びきれないほどの楽しみがあるリゾートホテルです。
写真:瀧澤 信秋
地図を見る新富良野プリンスホテルはグルメも充実。「和食 からまつ」(日本料理)は、四季を感じるメニューに地酒も豊富。落ち着いた雰囲気で楽しめます。「メインダイニングルーム」(西洋料理)ではコース料理をメインに、ふらのワインも堪能できます。
「炭焼処 きたぐに」は、海の幸を炭焼きにしたメニューが中心。堀りごたつで食事が楽しめます。人気の「ブッフェレストラン」では、躍動感溢れるシェフのパフォーマンスを楽しみつつ、西洋料理・日本料理・中国料理など好みに応じてたっぷりと楽しめます。
写真:瀧澤 信秋
地図を見るホテルから星明かりに照らされた夜の林道を抜けると「Soh’s BAR 」(ソーズ・バー)が。倉本ファンならば一度は訪れて欲しいバーです。石積みの外観に圧倒されつつ、重厚な扉を開くと大人の空間が広がります。ソーズバー、そうです倉本聰さんの“ソー”であります。倉本聰さんの「創」への強い思いが満ちあふれる大人だけに許された空間なのです。
これぞ北海道!といった大自然を体感できる新富良野プリンスホテルは、ドラマチックなリゾートホテルです。倉本ファンにも堪らないでしょう。富良野への旅に訪れてみてはいかがでしょうか?
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この記事を書いたナビゲーター
瀧澤 信秋
ホテル評論家 旅行作家、JTWO一般社団法人日本旅行作家協会正会員、JALF一般財団法人宿泊施設活性化機構理事、JARC一般社団法人宿泊施設関連協会アドバイザリーボード、Yahoo!ニュース(個人)オ…
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