「北とぴあ」は王子駅の北側に位置する北区の施設で、行政コーナーのほかにホールや会議室などを兼ね備えるコミュニティーセンターです。王子駅周辺では一番高いビルですので、周辺のランドマーク的存在!また東京メトロ南北線の王子駅とは地下で直結しているため、アクセスの良さはピカイチ!
写真:木村 優光
地図を見る「北とぴあ」の17階には展望ロビーがあり、背もたれ風のベンチと望遠鏡が設置されています。ロビー内はとても静かで夜景観賞するには最高の環境!そのため、都会のオアシス的存在としても使うことができます。見える方角は西を除く三方で、それぞれ特徴のある眺めを見ることができます。
真下を新幹線や在来線が通っているため、日中は小さい子の人気スポットにもなっていますが、日没以降は穴場スポットとなり、誰にも邪魔されずにゆっくりと夜景観賞に浸ることができます。なお、西向きは併設するレストラン「山海亭」に入ると見ることができますので、ランチやディナーなどで利用するのも手の一つ。
写真:木村 優光
地図を見る一番光量が多い都心方向を一望できる南側は、遥か前方が光の絨毯を敷き詰めたかのような光景となります。その中には都心のランドマークでもある東京タワーやスカイツリーなどを見下ろすことができます。その中には都心の高層ビルが建ち並び、大都会らしい夜景を見ることができるのも「北とぴあ」の醍醐味!
都心の夜景の手前には真っ黒なエリアが目立ちますが、ここは王子で桜の名所として有名な飛鳥山公園。春先は桜が満開になるため、「北とぴあ」から見下ろすとピンク一色になる光景は息を呑むほどの美しさ!
真下には王子駅東口のロータリーを中心とした繁華街!そして上野駅や東京駅と北の大地や東北方面を結ぶ列車、王子で忘れてはいけない存在の都電が走り抜けて行く光景を見ることができます。
写真:木村 優光
地図を見るさらに、こちらの方角の目玉といえば、スカイツリー!真下の王子駅前のロータリーからやや左上に視線を向けると、闇夜に光り輝く白いろうそくのようなスカイツリーが見えます。散りばめられた光の絨毯の上に堂々と立ちはだかる様子は素晴らしいの一言!
スカイツリーの手前にはいくつもの水銀灯が輝くエリアが見えますが、ここはJRの田端機関区と尾久車両基地で、水銀灯に照らされたいくつものレールが見えます。夜間は暗くてわかりにくいかもしれませんが、電気機関車などが停まっている様子も見ることができますよ!
写真:木村 優光
地図を見る北側の眺めは一番シンプル!つまり、住宅が一番多い方角ですので、赤羽やさいたま新都心方面などの細かい光を散りばめたような夜景がメインになります。唯一目立つものとしては、さいたま新都心駅前の高層ビル!新しい街を象徴しているかのようで、綺麗な高層ビル群が特徴的です。
さらに、そのど真ん中を北の大地や東北方面へと延びる1本の筋!これこそが新幹線や在来線のレールで、時折通過していく列車が光の矢となって走り過ぎて行く様子は、ひとつのドラマが始まるかのようで、最後の最後まで光の矢を追ってしまうでしょう。
写真:木村 優光
地図を見る北側が見えるロビーからは、若干ながら北西方面も見ることができます。そのため、空気が澄んだ日には西空が赤く染まる光景も!眼下は十条方面の街並みで、目立つようなランドマーク的存在の建物はありませんが、落ち着いた夜景でしばし見とれてしまうでしょう。
写真:木村 優光
地図を見る東側のロビーからは足立区方面の夜景を見ることができます。こちらの眺めの特徴といえば真っ先に挙がる首都高速中央環状線!うねった高架道路が夜景にアクセントを加えてくれます。そして首都高速沿いに流れる隅田川や荒川も夜景にアクセントを加えています。この中央環状線は「北とぴあ」のちょうど南下を貫いているため、足元から飛び出す光の矢のようにも見えます。
三方とも異なった夜景を見ることができる「北とぴあ」ですが、夜景が綺麗に見える冬場は特にオススメです。何と言っても暖かい展望ロビーから無料でこれだけの夜景を見ることができるわけですから、お得感は半端ないです。なお、「北とぴあ」がある王子には都電が走っているため、昼間は都電沿線沿いを散策しても良いでしょう。所々に昭和レトロな光景を見ることができるため、懐かしいと思えるような発見があるかもしれませんね。
住所:東京都北区王子1-11-1
電話番号:03-5390-1100
アクセス:東京メトロ南北線王子駅直結、またはJR王子駅より徒歩約1分。
※2018年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/4/19更新)
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