パステルカラーの色合いが、とってもキュートな焼酎糖。でも、その愛らしい見た目とは裏腹に、一口食べると、薄い砂糖衣がとホロッ溶けて、とろりと焼酎があふれてきます。さらに、焼酎糖のかわいらしい色合いの正体は、なんとリキュールの色。きれいな発色をしているのに、着色料は使われていないんです。メロン・ペパーミント・ざくろ・ブランデー・抹茶・山ぶどう・コーヒー・砂糖の全8種類。それぞれの味と香りを楽しむことができます。
地元では、バレンタインデーのプレゼントとして購入される方も多いようです。焼酎糖が入っている和紙で包まれた筒も素敵。食べ終わった後も大事にとっておきたくなります。
アルコールは苦手という方にも、関口屋菓子舗はおすすめ。創業明治26年の老舗、関口屋菓子舗の店内には、焼酎糖以外にも、添加物、着色料不使用の素材にこだわった盛岡駄菓子がたくさん並んでいるので、思わず童心に返ったような気持ちでワクワクしながら、お買い物が楽しめます。
【関口屋菓子舗】
住所:岩手県盛岡市神明町2-3
TEL:019-622-4509
営業時間:8:30〜18:00
定休日:日曜、年始
焼酎糖(筒):893円
創業嘉永6年の長澤屋。嘉永6年といえば、ペリーの黒船来航があった年なので、その歴史は驚くほど長い。そんな長澤屋でしか買うことができない貴重な銘菓が「黄精飴」です。
黄精飴という名前から「なに味の飴かしら?」という疑問が湧いてきそうですが、実は、黄精飴は飴ではなく求肥。しかも、ただの求肥ではなく、求肥の中には、長寿の漢方薬と同じ薬効があるとされるアマドコロのエキスが入っています。漢方といっても、苦味は少なく、ほのかな野草の香りと、もっちりとした食感がくせになる上品な銘菓です。
同じく長澤屋で購入できる「葡萄飴」は、爽やかな酸味が印象的な銘菓。こちらの葡萄飴には、滋養強壮、疲労回復によいとされている山ぶどうのエキスが入っています。
黄精飴、葡萄飴ともに、人々の健康を願う作り手の思いが伝わってきます。一口ひとくち大事に食べたくなる。一食の価値ある銘菓です。
【黄精飴本舗 長澤屋】
住所:岩手県盛岡市神明町2-9
TEL:019-622-5887
営業時間:9:30〜18:30
定休日:日曜、年始
黄精飴 1個 42円〜
葡萄飴 1個 42円〜
盛岡みやげの大定番の南部せんべいと、盛岡三大麺の冷麺の味を一度に楽しめる「ザ・盛岡の味!! 」ともいえる南部せんべいが、白沢せんべい店にあります。
包装袋にどんっと「もりおか冷麺」と書かれた南部せんべいは、冷麺の生地を焼き上げ、冷麺のスープとキムチを塗り上げ乾燥させた「材料100%冷麺」で出来ています。
生地にたっぷりと練りこまれた白ごまの深い味わいとキムチのすっきりとした辛さが絶妙のコンビネーション。おやつや、ビールのおつまみに最高の味です!!
白沢せんべい店は、盛岡で南部せんべいと言ったら、「白沢せんべい」という方も多いほど、盛岡を代表する南部せんべいの老舗店。そんな白沢せんべい店には、冷麺南部せんべいの他に、定番のごま、ピーナッツはもちろんのこと、塩くるみや、コーヒー。生地がソフトクッキータイプのココア、かぼちゃなど味の種類が豊富です。
また、店内の一角には、昭和レトロの、テレビや冷蔵庫、洗濯機などの懐かしさを感じさせる家電が並んでいて、まるで小さな博物館のよう。南部せんべいは、一枚から購入できるので、ノスタルジックな雰囲気を楽しみながら、じっくりあなたのお好みの南部せんべいを選んでみては?
【老舗 白沢せんべい店】
住所:岩手県盛岡市紺屋町2-16
TEL:019-622-7224
営業時間:9:00〜17:00
定休日:無休
南部せんべい 1枚42円〜
ご紹介した三軒のお店はいずれも近くにあり、またその周辺には、岩手銀行旧本店や紺屋町番屋などの歴史的建造物、盛岡人の憩いの場となっている中津川の散策路も徒歩圏内にあります。
盛岡の文化を感じ、町を散策しながら地元の方に長く愛されている老舗ならではの味を楽しんでみてはいかがでしょうか?
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