写真:岡本 大樹
地図を見る高知県の安芸市にとても神秘的なスポットがあると話題になっているのをご存知でしょうか?そのスポットというのが、今回ご紹介する「伊尾木洞(いおきどう)」です。
写真:岡本 大樹
地図を見る洞窟から入り50m程先に抜ければ、そこは苔とシダ植物のグリーンワールド。圧倒的な自然美を堪能できる素敵なロケーションなのです。
写真:岡本 大樹
地図を見る入口は国道55号線から少し山側に入ったこちら。ここが伊尾木洞の入口であることを知らなければ、「ここに入って行って大丈夫?」と思われるかもしれませんが、もちろんそのまま入って問題ありません。
まさに冒険の始まりといった風情なので、冒険好きな方はこの時点でワクワクしてくること間違いなしです。
写真:岡本 大樹
地図を見る中に入ると、この洞窟がかなり広いことがすぐにわかると思います。入口付近の高さは数mしかありませんが、奥に進むに連れどんどん高くなっているのがわかるでしょう。
自然のトンネルは50m程しか続いていないので、歩いていればすぐに出口が見えてきます。そのため、暗いところが苦手という方でもそんなに苦労なく散策することが可能ですよ。
写真:岡本 大樹
地図を見るそして洞窟の出口から見た景色がこちら。暗い洞窟から一転して目の前には緑の世界が広がります。
その緑の壁はかなり切り立った崖のようになっていて、まるで谷底に落ちてしまったような気分にさせられます。なお、この場所は数百万年前には海の中だったと推測されており、先ほどご紹介した洞窟部分は波によってできた海蝕洞なのです。
写真:岡本 大樹
地図を見るこちらのグリーンワールドを構成しているのは、主にシダ植物。その種類数は確認されているだけでも40にも上り、それほどの群生があるのはとても希少なため、国の天然記念物にも指定されています。
写真:岡本 大樹
地図を見るもちろん洞窟の出口付近だけではなく、奥へ進んでいくとその緑の範囲に驚かれると思います。小さな滝など撮影に最適なスポットも数多くあるので、カメラ片手に散策してみてくださいね。
写真:岡本 大樹
地図を見る伊尾木洞へは国道55号線からアクセスするようにしましょう。オンライン上の地図には「伊尾木洞のシダ群生」というスポットもありますが、こちらを目的地にしてルート検索をすると、山の上の方からの道が表示されてしまいます。そちらの道には駐車できるような場所はありません。
国道側の安芸市立伊尾木公民館が伊尾木洞の駐車場として利用可能なので、こちらに停めて歩いて入り口に向かいましょう。
写真:岡本 大樹
地図を見る訪問時の注意点としては、日によっては伊尾木洞の中に流れている水が多いということ。特に雨が降った次の日には通常のスニーカーだと水浸しになって歩けないということも。
そのため公民館では長靴の貸し出しも行っています。旅の途中に靴が濡れてしまうと大変なので、持参するかこちらのものを使うようにしましょう。
またシダ群生地まではすぐ行くことができますが、そこから奥に入っていくとかなりのアップダウンがあったり、足元があまり良くはないところが続くので、水が少ないタイミングで行くとしても軽めのトレッキングくらいの気持ちで、歩きやすい靴で行くようにしてくださいね。
住所:高知県安芸市伊尾木117
アクセス:土佐くろしお鉄道 ごめん・なはり線 伊尾木駅より徒歩で約10分 高知市中心部より車で約60分
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