写真:モノホシ ダン
地図を見る京都水族館の展示エリアで、最初のおおすめスポットは、エントランスを入ってすぐのところにある「京の川」エリアのオオサンショウウオ。京都市内では、鴨川や上桂川などで発見されます。
オオサンショウウオは、国の特別天然記念物に指定されていて、約1億7000万年前の古代から現代まで、ずっと姿かたちを変えず生き抜いてきているので“生きた化石”ともいわれています。寿命は人間と同じくらいと言われ、京都水族館で暮らしているオオサンショウウオでも、30〜40年ほど生きていると推測される個体がいます。
ところで、オオサンショウウオは夜行性で、日中は暗がりでじっと息を潜めて休んでいます。写真で、暗がりに重なっているのは、そういう理由によります。ちなみにオオサンショウウオは、「世界最大級の両生類」とも呼ばれ、京都水族館で、1番大きなオオサンショウウオは、1m50cm以上もあります。
写真:モノホシ ダン
地図を見る「オットセイ」「アザラシ」エリアの、「オットセイ」の水槽では、オットセイたちの飛ぶような泳ぎを見ることができます。前脚を鳥の翼のように広げて、かなりのスピード遊泳する姿は、とてもダイナミック。コの字型の水槽の中に入ると、海の中でオットセイと一緒に泳いでいるような感覚が味わえます。
写真:モノホシ ダン
地図を見る「アザラシ」エリアで、注目は大きなチューブ状の水槽。床の下で別の水槽とつながっていて、ゴマフアザラシが自由自在に行ったり来たりします。浮上してきたゴマフアザラシは、しばらく水面に留まり「どうぞ自由に写真を撮って下さい」といったような状態になりとてもユニーク。
写真:モノホシ ダン
地図を見る「ペンギン」エリアでは、のんびりと過ごすペンギンたちを見ることができます。写真は、ケープペンギンで、南極ではなく、アフリカ大陸の南部で暮らしています。寒い南極ばかりではなく、暖かいところに棲んでいるペンギンもいるわけです。
京都水族館では、59羽のケープペンギンを飼育していて(2019年1月現在)、それぞれの個体には、「さめ(醒ヶ井通り)」「たこ(蛸薬師通り)」など、京都の通り名から名付けられた名前がついています。名前だけ見ると別の生物のように感じられますね。
写真:モノホシ ダン
地図を見る「ペンギン」エリアでは、繁殖期になると、ベンギンたちが使う「巣箱」が用意されています。ペンギンは一夫一婦制で、卵を温めたりヒナに餌を与えるのはオスメス交代で行います。なお、ペンギンのおなかの模様は、人間の指紋のようにみんな違います。お気に入りのペンギンの模様をぜひ観察してみてください。
写真:モノホシ ダン
地図を見る「ペンギンエリア」では、フィーディングプログラムが『「さあ、ごはん!」わいわいペンギン』が開催されています。これは、ごはんの時間を通じて、いきものたちを身近に感じることを目的としたものです。
写真は、『「さあ、ごはん!」わいわいペンギン』で、ケープペンギンのごはんの様子です。夢中になったペンギンたちは、ほとんど飼育スタッフしか見ていないため、文字通りわいわいやっているうちに、水中に落下してしまうこともあるそうです。
開催時間につきましては、「関連MEMO」の京都水族館のホームページをご覧ください。
写真:モノホシ ダン
地図を見る水族館でいちばんのお楽しみはやはり、イルカパフォーマンスでしょう。京都水族館が開催しているのは、「La・La・Fin CIRCUS(ラ・ラ・フィンサーカス)」。エイベックス・エンタテインメント株式会社の企画・製作のもと、これまでにない「芝居」を交えた、新しい劇場型イルカパフォーマンスです。
約1000名収容の大きなスタジアムですが、大人気のプログラムのため、ショーの開始約30分前には席を確保することをおすすめします。タイムスケジュールについては、「関連MEMO」の京都水族館のホームページをご覧下さい。
写真:モノホシ ダン
地図を見るストーリーは、年間で四章で構成され、イルカとトレーナーに、宇宙からやってきた「スペースサーカス団 スパーク一座」演じるパフォーマーが新たにパフォーマンスに加わり、ひとつの物語を展開するもの。
第一章「友情」、第二章「たいせつ」に続いて、2018年12月1日(土)〜2019年3月15日(金)まで開催中の第三章「やくそく」では、スパーク一座がイルカとの深い絆を築くために必要なことを、トレーナーから学ぶ様子を描きます。
写真:モノホシ ダン
地図を見るパフォーマンスの前後では、パフォーマーと交流ができるグリーティングタイムを楽しむこともできます。
写真:モノホシ ダン
地図を見るパフォーマンスのフィナーレは、見応えのある技の連続です。イルカスタジアムからは、世界遺産「東寺」の五重塔を望むことができます。五重塔をバックに、豪快にジャンプするイルカの姿を撮ってみましょう。
さらにタイミングがあえば、東海道新幹線や東海道本線を行き交う電車も。写真は、後方にジャンプを披露する様子。
写真:モノホシ ダン
地図を見るさらに「La・La・Fin CIRCUS」の旗のもと、見事なハイジャンプも。
写真:モノホシ ダン
地図を見る豪快なスピンジャンプでは、とても高さがあって、イルカスタジアムの外からでもジャンプを披露する様子が見えているのではないかと思われるほどです。「La・La・Fin CIRCUS」で、イルカとトレーナー、そしてパフォーマーが心を通わす姿を一緒になって楽しんでみてください。
写真:モノホシ ダン
地図を見る「京の海」大水槽でもフィーディングプログラムが開催されています。これは『「さあ、ごはん!」ぐるぐる大水槽』と呼ばれ、大水槽を泳ぐ魚たちのごはんの時にしか見ることのできない様々な姿を飼育スタッフとの触れ合いを交えて楽しむというものです。見学には、2階から見るのもおすすめ。
写真:モノホシ ダン
地図を見る『「さあ、こはん!」ぐるぐる大水槽』で壮観なのは、約1万匹のマイワシの群れが、飼育スタッフの後を追うようにごはんを食べるシーン。その頭上には順番を待ちきれないとばかりに、巨大なエイがしっかりしとマークしています。開催時間につきましては「関連MEMO」の京都水族館のホームページをご覧下さい。
このように京都水族館は、ほかの水族館とは違う魅力がたくさんあり、新たな試みに挑戦し続けている水族館です。以前、訪れたという方も、ぜひ、再度の来場をおすすめします。きっと、また違う発見や楽しみがあるはずです。
住所:京都市下京区観喜寺町35-1(梅小路公園内)
営業時間:通常 10:00〜18:00 (最終入場は閉館の1時間前まで)
休館日:なし(年中無休)
電話番号:075-354-3130(10:00〜18:00)
入館料金:大人2050円 大学・高校生1550円 中・小学生1000円 幼児(3歳以上)600円
アクセス:京都駅中央口より西へ徒歩約15分 路線バス 七条大宮・京都水族館前 下車徒歩約5分
2019年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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