世界には、一生に一度は必ず見ておきたいお祭りというものが存在しますが、ここ台湾のランタンフェスティバルもそのうちのひとつではないでしょうか。台湾では知らない人がいないほどの有名なこのお祭りは、ここ台湾だけでなくアジアを飛び出して、遠く離れたアメリカでも紹介されました。
アメリカのテレビ・ディスカバリーチャンネルでは台湾のランタンフェスティバルを世界でもっとも素晴らしい祭典（Fantastic Festivals of the World）として紹介しています。暗闇に浮かぶ、幻想的でありながら、華やか、ときにコミカルな多くのランタンが飾られたお祭りは「世界で最も素晴らしい祭典のひとつ」の名にふさわしいイベントです。
ランタンフェスティバルは、1990年から始まりました。毎年、2月から3月にかけて、元宵節に開催されます。2018年は嘉義で開催され、2019年は屏東、2020年は台中・・・というように、毎年、開催地は変わります。
ランタンフェスティバルでは、オープニングセレモニーでのメインランタンの点灯式や花火を皮切りに、ハイテク技術や、地元の特産品を使用した展示などを見ることができ、プロジェクションマッピングやショーも予定されています。
会場内の、いろいろなテーマに沿って展示されたランタンは、干支はもちろん、中華圏の神様などの宗教的なもの、有名なアニメのキャラクターから中華風の派手なものまで、数多く並んでいます。ランタンの中にはスモークを焚くなどの演出があるものも。
会場内にはさまざまなランタンがありますが、飾られたランタンの中には、日本のアニメのキャラクターなどもあります。
会場内はとにかく豪華絢爛！その派手さは、さながら中華風のテーマパークのようです。この豪華なランタンフェスティバルは、2月の10日間ほどの期間限定。
今年見たものと同じものは、来年には見られないということで、まさしく一期一会。期間限定のお祭りです。このイベントは大変な人気で、この時期、台湾の人や外国人観光客で会場はごったがえします。
ランタンフェスティバルは日本でも知られていて、旅行会社もこのお祭りに合わせて、ツアーを組むほどの人気です。ランタンの数は多く、人も多い為、見学時間を長めにとってまわりたいところです。
パフォーマンスの時間や内容などの詳細はパンフレットを確認するか、公式HPで最新の情報を確認して下さい。
台湾は見るべき場所が多いところではありますが、この時期、台湾を訪れることができるなら、ぜひ、ランタンフェスティバルを旅程に組み込んでみて下さい。
ランタンフェスティバルは、十二支などの昔ながらのランタンのみならず、プロジェクションマッピングやレーザーショーなど、その時々の先端技術を取り入れてきました。毎年変わる開催地の特徴などを取り入れるため、今年見たランタンは、来年は、同じものを見ることができず、年々、アップデートしていきます。
年によって違う顔を見せる、より進化したランタンフェスティバルを見に、また台湾を訪れてみませんか？
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