黒川温泉は阿蘇の山あいに位置し、最上部の国道から渓谷に向かって切り込むように幾重もの道が走っています。その道沿いに川を見下ろすような形で建つお宿も多いので、眺望には期待ができそう。
温泉街自体も、ひとつひとつの施設も大きすぎないのが好印象です。
ただ、温泉街を散策する間にも思いのほかアップダウンがあったりしますので、歩きやすい足もとで行かれることをおすすめします。
黒川温泉では、なんといっても「湯めぐり」を楽しむのがおすすめ。温泉街の中心にある旅館組合の事務所で「入湯手形」を購入すると、3カ所まで入浴することができます。この手形も杉の木を利用していて、味があります。
さらにさらに、この手形の有効期限は半年もあるので、入りきれなかった分を次回以降に持ち越すこともできるんです。嬉しい心遣いですよね。
お風呂の前に温泉街を見て回って一段落したら、お昼の腹ごしらえと行きましょう。
せっかくなら土地ならではのものをいただきたい!ということで『お宿 玄河』さんのお食事処、人気店の『食事・喫茶うふふ』で「だご汁」のセットをチョイス。
だご汁は大分・熊本・福岡などの九州を代表する郷土料理。野菜たっぷりのお味噌汁の中に小麦粉を練ったお団子が入っていて、ヘルシーで優しいお味。
またこの辺りはおそばも有名ですし、カフェやスイーツなども含めてお店の選択肢はいろいろありますよ。
提供元:黒川温泉観光旅館組合
http://www.kurokawaonsen.or.jp/photo/index.php?int…お昼ごはんをいただきながら黒川温泉旅館組合のサイトで各旅館のお風呂を確認すると、大浴場の露天風呂がどこも広々としているのに驚きます。
組合のサイトでお借りしてきた上の写真の例も然り。(旅館名が紹介されていなくて残念なのですが)
普通は、内風呂に対して露天風呂って小さめにできているところが多いので、これは何とも魅力的です。
数あるお風呂の中から、今回選んだのは『山みず木』さんの渓流沿いの露天風呂。こちらでは"森と川の景色に溶け込むように温泉に浸かる"という、この上ない贅沢ができてしまうんです。
温泉街の中心からは少し距離がありますが、その分自然も豊かで周りも静か。バスで送迎してくれるので安心です。
お風呂だけでなく、敷地のあちこちに見とれてしまうような風景が点在していて飽きさせません。こちらのお風呂も広々でまさに大自然の中で入浴しているのを体感できるというか、あたりの空気感がぜんぜん違います。しかも紅葉シーズンど真ん中!いやあ、ほんとに得難い体験をさせていただきました。
クオリティの高いお宿とお風呂が揃う黒川、帰ったその日から再訪の日が待ち遠しい私でした。
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