北国の冬とそこにある暮らしを「アート」と「北欧」をテーマに楽しむ、アイスヒルズホテル in 当別。氷と雪でできた建造物は全部で4棟。
レセプション棟の「ロイズアイスバー」と滞在体験ができる「アイスヒルズホテル」が3棟。ホテルの3棟は、北海道出身のアーティストがインテリアを手掛け、それぞれが個性ある空間を作り出しています。
いちばん手前の建物がロイズアイスバー!当日は風が強く、降ってくる雪と風で舞い上げられる雪で、ホワイトアウト寸前の地吹雪でしたが、氷で囲まれた建物の中は、しんと静かでとても暖かく感じます。
暖かいというのも変に思われるかもしれませんが、分厚い氷と雪の壁が、外の厳しい環境をシャットアウトすることで本当にそんな風に感じるのです。
アイスバーは氷のカウンターに氷のイス、すべてが氷で作られています。気温の低い店内、メニューには、ホットチョコやクラムチャウダーなど当然暖かい飲み物やスープがあります。
まあ暖かい飲み物もいいですけど、折角ですし、氷のグラスで度数の強いお酒を楽しみませんか?
これはロックというのかストレートいうのか、どっちなんでしょうね。On The RockならぬIn The Rockでしょうか。
喉から胃袋がきゅっと火照り、体の内側からじんわり暖まりますよ。
滞在体験ができるアイスホテルは3棟。壁の氷の厚さに加えてその上に雪が降り積もり、外からの喧噪は聞こえません。しーんという音が感じられる静かな室内。
この写真の部屋は、広告のイラストレーションをはじめ、装丁や挿絵などを手掛ける蒲原みどりさんによるインテリア。雪の壁面がレリーフのようになっています。
こちらは、札幌を拠点に、場との共鳴を求める作品作りを行う澁谷俊彦氏によるインテリア。ほんわりやさしいパステルカラーが部屋を照らしています。ベッドの上には滞在体験用の寝袋がセットされています。
もう1棟は、苫小牧市の樽前山麓を拠点に活動を行う金属工芸家・彫刻家の藤沢レオ+岡崎宗康ユニットによる、氷の階段、氷の壁面が印象的な部屋。3棟それぞれ個性を競い合っています。
今年から始まった試み、開催期間と開催時間は以下の通りです。
開催期間:2014年2月1日(土)〜3月15日(土)
開場時間:11:30〜20:00
アイスヒルズホテルへの滞在体験の問合せ先は、クロスホテル札幌へ。タクシー送迎付きの日帰りプランや12時間滞在体験コースなどが用意されています。
(※猛吹雪など天候により予告なく閉場や体験を中止する場合があります)
また、スノーシューやスノーモービルの体験プログラムもあります。防寒用具のレンタルはありません。アイスヒルズホテルの室内はマイナス4〜5度だそうですので、防寒態勢をばっちり整えていきましょう。
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(2025/1/18更新)
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