奈良公園を包む瑠璃色の光「しあわせ回廊なら瑠璃絵」に行こう!

奈良公園を包む瑠璃色の光「しあわせ回廊なら瑠璃絵」に行こう!

更新日:2025/01/23 12:59

モノホシ ダンのプロフィール写真 モノホシ ダン 総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者
奈良公園で、2月上旬に開催される「しあわせ回廊なら瑠璃絵」は真冬の一大イベントです。会場内では、シルクロードを経て、奈良に伝えられた青い宝石「瑠璃」を基調としたイルミネーションが施されます。さらに奈良を代表する春日大社、東大寺、興福寺の三社寺と奈良国立博物館を光の回廊で結び、夜間特別拝観もあります。「なら燈花会」の冬版ともいえる「しあわせ回廊なら瑠璃絵」で神秘的な瑠璃絵の世界を楽しんでみませんか?

「光の演出」が楽しめる「春日大社参道」

「光の演出」が楽しめる「春日大社参道」

写真:モノホシ ダン

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「しあわせ回廊なら瑠璃絵」の会場は、奈良公園一帯と、奈良春日野国際フォーラム甍〜I・RA・KA〜、春日大社、東大寺、興福寺です。

なお、会場はとても広いので、上手に見て回るには、「奈良春日野国際フォーラム甍〜I・RA・KA〜」→「春日大社」→「東大寺」または「興福寺」のコースがおすすめです。

写真は、春日大社参道の「光の演出」です。

「光の演出」が楽しめる「春日大社参道」

写真:モノホシ ダン

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2025年の「第16回しあわせ回廊なら瑠璃絵」では、春日大社は、御本殿の夜間参拝が可能です。ただし御本殿の夜間参拝日以外の参拝は、二之鳥居よりの遥拝となります。

【2025年2月10日(月)・12日(水)〜14日(金)】
二之鳥居より遥拝
時間:18:00〜20:30

「光の演出」が楽しめる「春日大社参道」

写真:モノホシ ダン

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ほかに、春日大社御本殿の夜間特別参拝日には、回廊釣燈籠が点灯されます。厳かな雰囲気に包まれた幻想的な光景をお楽しみください。

<春日大社の基本情報>
住所:奈良市春日野町160
電話番号:0742-22-7788

【2025年2月8日(土)・9日(日)・11日(火・祝)】
御本殿夜間特別参拝
特別参拝料:700円
時間:18:00〜20:30(特別参拝最終受付20:00)

幻想空間が楽しめるメイン会場「奈良春日野国際フォーラム甍〜I・RA・KA〜」

幻想空間が楽しめるメイン会場「奈良春日野国際フォーラム甍〜I・RA・KA〜」

写真:モノホシ ダン

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メイン会場の「奈良春日野国際フォーラム甍〜I・RA・KA〜」では、冬七夕(ふゆたなばた)と呼ばれる、瑠璃色の庭園イルミネーションが。冬七夕ツリーと鹿のオブジェは、なら瑠璃絵いちばんのフォトスポットです。

幻想空間が楽しめるメイン会場「奈良春日野国際フォーラム甍〜I・RA・KA〜」

写真:モノホシ ダン

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なお庭園イルミネーションの見学には、「願いの花たんざく」の購入が必要です。花たんざくが庭園イルミネーションの入場料になります。花たんざくは、裏面にお願い事を記入することができます。

<奈良春日野国際フォーラム甍〜I・RA・KA〜の基本情報>
住所:奈良県奈良市春日野町101
電話番号:0742-27-2630

【2025年2月8日(土)〜2月14日(金)】
冬七夕ロード(庭園イルミネーション)
時間:18:00〜20:45(17:50販売開始〜20:30販売終了・最終入場)
販売価格:大人1000円、高校生以下500円 ※小学生未満無料

幻想空間が楽しめるメイン会場「奈良春日野国際フォーラム甍〜I・RA・KA〜」

写真:モノホシ ダン

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庭園イルミネーションには、冬七夕ツリーがあり「願いの花たんざく」をかけることができます。冬七夕ツリーは、たくさんの花たんざくで埋まり、さながら椿の花が咲き誇ったようになります。

光のオブジェが美しい「浮雲園地会場」

光のオブジェが美しい「浮雲園地会場」

写真:モノホシ ダン

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奈良公園の中心部にある「浮雲園地会場」では、なら瑠璃絵の光のオブジェが。こちらもおすすめのフォトスポットです。

<浮雲園地の基本情報>
住所:奈良県奈良市春日野町23-2

【2025年2月8日(土)〜2月14日(金)】
浮雲園地 光のオブジェ
点灯時間:18:00〜21:00

光のオブジェが美しい「浮雲園地会場」

写真:モノホシ ダン

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さらに、2025年2月14日(金)は、奈良公園の145回目のお誕生日です。春日野園地では奈良公園のバースデー花火が上がります。みんなで奈良公園のお誕生日を祝いましょう。

<奈良公園バースデー花火の基本情報>
場所:春日野園地
時間:19:30〜(カウントダウンイベントは19:00〜)
観覧料:無料(荒天時中止)

東大寺大仏殿では大仏殿の「観相窓」の開扉も

東大寺大仏殿では大仏殿の「観相窓」の開扉も

写真:モノホシ ダン

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東大寺では、なら瑠璃絵の期間中、南大門と大仏殿などのライトアップを行っています。南大門の金剛力士像もライトアップされます。

金剛力士像は、金網がかかっていて、日中は霞んだような見え方なので、ライトアップのほうがはっきりと見えて、迫力を感じるでしょう。

東大寺大仏殿では大仏殿の「観相窓」の開扉も

写真:モノホシ ダン

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大仏殿のライトアップでは、建物の正面にある観相窓が開扉され、八角燈籠が点灯されます。開扉された、大仏殿の観相窓からは、奈良の大仏さまのお顔を拝むことができます。

なお大仏殿は、中門の柵越しからの拝観となります。

<東大寺の基本情報>
住所:奈良市雑司町406-1
電話番号:0742-22-5511

【2025年2月8日(土)〜2月14日(金)】
観相窓の開扉、金銅八角燈籠の点灯、大仏殿、中門、金剛力士像のライトアップ(いずれも20:00まで) ※大仏殿内に入ることはできません

東大寺大仏殿では大仏殿の「観相窓」の開扉も

写真:モノホシ ダン

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なお東大寺大仏殿エリアでは、大仏殿前の鏡池でも「光の演出」が行われます。池の中の島には、音楽・智恵・財物の女神、弁財天を祀る厳島神社が建っていて、ライトアップされた様子は荘厳そのものです。

興福寺の「中金堂」では夜間拝観が

興福寺の「中金堂」では夜間拝観が

写真:モノホシ ダン

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奈良公園のシンボルでもある五重塔で有名な「興福寺」では、五重塔が2023年(令和5年)から始まった120年ぶりの大規模修理のため、ライトアップが行われていません。

このため興福寺では、2018年(平成30年)に、再建落慶を迎え復元された「中金堂」で夜間拝観が行われます。

普段は開催されていない夜間特別拝観では、1811年(文化8年)に造られた御本尊の釈迦如来坐像や、囲むように立つ国宝の木造四天王立像(13世紀)を拝見できます。

301年ぶりに再建され、ライトアップされた壮大華麗な中金堂の姿はまさに圧倒的です。

<興福寺の基本情報>
住所:奈良市登大路町48
電話番号:0742-22-7755

【2025年2月8日(土)〜2月14日(金) 】
興福寺中金堂 夜間特別拝観
時間:17:00〜20:00(最終入堂19:45)
拝観料:大人500円

真冬の奈良の夜に輝く希望の祈り「しあわせ回廊なら瑠璃絵」

いかがでしたか。このように「しあわせ回廊なら瑠璃絵」は、奈良公園一帯で開催されるウィンターイベントです。古都の夜を優しく包み込む幻想的な光のイベントを楽しんでみてはいかがでしょうか。

2025年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/02/08−2024/02/10 訪問

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