写真:浅井 みら野
地図を見る「コルセラ蒸留所」があるのは、ナッシュビルの中心地から南に約3km。3人のスーツ姿が闊歩する様子のラベルが目印です。周辺は住宅地で、落ち着いた雰囲気が感じられます。もう1か所ビールも作る醸造・蒸留所がありますが、醸造について知りたいなら最新の設備が整っているこちらがおすすめです。
写真:浅井 みら野
地図を見る見学ツアーは平日で1日4回、特に見学者が多い週末は追加で5-6回実施されています。当日の空き次第ではそのまま参加できる場合もありますが、週末や夏休みの時期は満員に達することもあるので、ホームページからの事前予約がおすすめです。
約1時間のツアーでは、2階の製造エリアを見学するところから始まります。
写真:浅井 みら野
地図を見る倉庫にはアメリカンニューホワイトオークで作られた淡い色の樽が並び、発酵が行われています。中に入っているお酒はウィスキーやジム、それにバーボンとラムなど種類が多いですが、すべて蒸留酒。アメリカでは蒸留酒をまとめて“スピリッツ(Spirits)”と呼び、レストランでもよく目にする単語です。
写真:浅井 みら野
地図を見る出来上がったお酒を瓶に注ぐ作業が、手作業で行われています。この後ラベルを貼る作業がありますが、それも実は手作業。販売数も限られているので、機械より自分たちの手で行う方が早いのだとか。1本1本、丁寧に作られているのが伝わってきます。
写真:浅井 みら野
地図を見るどのラベルにも登場する、スーツに身を包んだ男性3人組。バーボンやウィスキーが似合う、渋くも颯爽とした出で立ちです。この3人組、修行した先の場所で偶然見かけた実際の人物。あまりにも印象が強く、彼らのような人たちに自分たちのお酒を飲んでもらいたいという願いを込め、今ではブランドを代表するデザインになりました。
写真:浅井 みら野
地図を見る製造エリアを見学した後は、実際の味を確かめたくなりますよね。ツアー代金には試飲代(5杯)が含まれていて、試飲しない見学のみの料金設定もあります。1階のバーエリアには10種類以上のボトルが並び、お店では見られない品揃えです。
写真:浅井 みら野
地図を見る目線を上に移せば、数々の賞を受賞して獲得したメダルの多さに驚きです。その数は50近くにも及び、競争率が高いテネシー州でもトップ5に入る蒸留所ということに納得。
写真:浅井 みら野
地図を見る試飲で迷った際は1番人気のジンがおすすめ。11種類の原料がブレンドされ、口当たりの良さが自慢です。
写真:浅井 みら野
地図を見るウィスキーがお好きな場合は、原料の大麦を3種類の燃料でそれぞれ乾燥させたトリプル スモークが面白いですよ。3つの香りが複雑に絡み合い、豊かな味わいに仕上がっています。
写真:浅井 みら野
地図を見る苦みの効いたIPAのビールがお好きな方には、シトラが運命の出会いになるかもしれません。シトラはビールの香味として使われるホップの一種で、それで作られたスピリッツは珍しく、香りも特徴的。定番商品ではないので、出会えたらぜひ試してみてくださいね。
写真:浅井 みら野
地図を見る試飲スペースはバーも兼ねていて、普通に飲み物をオーダーすることもできます。スピリッツ以外には季節ごとのカクテルメニューが人気。ジュースなどのソフトドリンクもありますよ。
写真:浅井 みら野
地図を見る仕事帰りの一杯で立ち寄る人も多いという「コルセラ蒸留所」。スタッフのウィルさんは日本のウィスキー、山崎のヴィンテージを大切に保管していて、飲む瞬間が待ちきれないと楽しそうに話すほど世界中のスピリッツを愛する人。ぜひ訪れた際は、日本とアメリカの蒸留酒談義を楽しんでみてはいかがでしょうか。
住所:601 Merritt Ave Nashville, TN 37203
電話番号:+1-615-200-0320
営業時間:火曜日-木曜日 12:00〜20:00 / 金曜日-土曜日 12:00〜21:00 / 日曜日 12:00〜18:00
定休日:月曜日
アクセス:ブロードウェイ(Broadway)よりタクシーで8分。中心地からバスで行くこともできますが、タクシーの方が歩く距離と時間も節約できるのでおすすめ
2018年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
【取材協力:ミシシッピ・リバー・カントリーUSA、テネシー州観光局】
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この記事を書いたナビゲーター
浅井 みら野
イタリア生まれ、ドイツ育ちの日本人です。まだまだ知られていないけど、魅力的な土地を世界、国内問わず紹介しています。ヨーロッパ、アメリカ方面が多いですが、呼ばれればどこへでも。冬はゲレンデに出没すること…
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