写真:Naoyuki 金井
地図を見る報徳二宮神社は、金次郎(二宮尊徳)さんの生地である小田原市の小田原城二の丸小峰曲輪の一角に、明治27年創建されました。
写真:Naoyuki 金井
地図を見る名称の「報徳」とは、私利私欲に走るのではなく社会に貢献すればいずれ自らに還元される、と二宮尊徳が説いた経済学説「報徳思想」のことです。
写真:Naoyuki 金井
地図を見るこの名称の神社は全国に2社あり、ここから分霊された相模市と、尊徳の終焉の地である日光市にあるだけで、極めて珍しい神社と云えます。
写真:Naoyuki 金井
地図を見る境内にはお馴染の「二宮金次郎」像があります。
日本初の金次郎像は明治43年に造られたもので、現在は明治神宮宝物殿に保管されています。そして小学校に設置された最も古いものは、大正13年愛知県の小学校で建てられたものです。
ここにあるのは昭和3年のもので、この像が貴重なのは、当時、これと同じものが全国の小学校に向けて約1000体作られた、いわば金次郎像のスタンダードであることです。
その仕様は、身長106cmで身を屈めている角度が19.5度、柴木は23本背負っています。更に読んでいる本は儒教の定番「大學 全」で、見えない紙面には「一家仁 一国興仁 一家譲 一国興譲」と金次郎のお気に入りの一節が刻まれています。
この後の戦争による供出で、残っているものはこの一体だけという歴史的な銅像です。
写真:Naoyuki 金井
地図を見る「歩きスマホ」を連想させるという的外れとは云いながらも批判があったことから、終焉の地日光市の小学校に2016年3月に初めて「金次郎座像」が設置されました。
そんな意味合いもあってか、神社の絵馬は「尊徳座像」の肖像が使われています。
写真:Naoyuki 金井
地図を見る座像出現以来、タブレットを持った像、更にはロケットで飛ぶ像などパロディ像も増えています。
そんな中で、せっかくの座像も「仕事サボっている」との陰口もあるようで、境内の晩年の尊徳翁の銅像も苦虫をつぶしているのかもしれません。
裏を返せば、親しみが厚いゆえの現代的なリスペクトなのかもしれませんが。
写真:Naoyuki 金井
地図を見る何をやっても窮屈な世の中なら、ここは金次郎さんに癒していただきましょう。
それが神社境内にある「きんじろうカフェ」で、オープンテラスのカフェながら、夏はカーテンミスト、冬はストーブで一年中居心地が良いのです。
写真:Naoyuki 金井
地図を見るおススメはカプチーノですが、神社らしく「ジンジャーカプチーノ」はいかがでしょうか。
世知辛い世の中を反映した癒されるその姿と、最後にピリッと生姜が〆るテイストは、世の中の金次郎さんへの風評を戒めているのかもしれません。
写真:Naoyuki 金井
地図を見るカプチーノのお供には新感覚のスイーツ「きなぽん」はどうでしょう。餅とパンの間のようなもので、噛めば噛むほどモチモチする食感が妙にくせになります。
写真:Naoyuki 金井
地図を見る更に癒されるのが、金次郎さんの数々のグッズ。
ズラッと並んだグッズは、優しさとパンチが効いた取り合わせです。
写真:Naoyuki 金井
地図を見る優しさに包まれるなら「きんじろうハンカチ」。
福を呼ぶハンカチとして、そっと疲れた体をぬぐってくれることでしょう。
写真:Naoyuki 金井
地図を見る金次郎像が歩きスマホの対象なら、いっそのことスマホを取り上げてしまえ、と考えたかどうかはわかりませんが「金次郎像のスマホスタンド」。
スマホを背負えば、誰にも文句は云われないでしょう、とでも言いたげなパンチの効いているグッズです。
金次郎さんに癒されたいあなた、是非、報徳二宮神社にいらしてください。
住所:〒250-0014神奈川県小田原市城内8-10(小田原城址公園内)
TEL:TEL:0465-22-2250
アクセス:JR東海道線「小田原駅」から徒歩約15分
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(2024/3/19更新)
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