まずは、南城市にある「斎場御嶽」。「斎場」とは「最高位」「御嶽」とは「聖地」という意味があるので、こちらは最高の聖地。
「斎場御嶽」は、琉球王国の神「アマミキヨ」が作ったとされ、神や祖先をまつる儀式などが行われる場所です。もとは男子禁制だったと言われています。
入り口を入って上へ上へと石段を上ってゆくと、まるで森の中に迷い込んだかのような感覚になる「斎場御嶽」。木々の間から暖かな光が差し込んで心地よい風が吹いています。風がまるで海の波の音のように聞こえる不思議な空間で、足を踏み入れるだけでも穏やかな気持ちになります。
駐車場から「斎場御嶽」までも徒歩10分ほどかかり、六つのイビ(神域)を回るのにも歩くため、歩きやすい靴で行きましょう。石畳で急な傾斜や階段があって、足元がすべりやすいので注意してくださいね。
二本の鍾乳石が三角形の壁を作っている場所があって、この突き当たり部分が「三庫理(サングーイ)」。六つのイビのひとつで、中でも特に格式高い場所と言われているだけあって、三角形の壁の前に立つと、奥から強い光やパワーを感じます。三角の壁を奥に進んで、海を眺めると神の島「久高島」を拝むことができます。
「斎場御嶽」内には、とても心地がいい場所がたくさんあるので、是非ゆっくり歩いてみてパワーをもらってください!
沖縄観光ツアーで必ず入る場所といえば那覇市にある「首里城」。
グスクというのはお城のことですが、その一つで、450年近くに渡って琉球王国の政治、外交、文化の中心地となった歴史あるグスクです。そして、琉球風水によって建てられてるパワースポットでもあります。
1945年の沖縄戦で全焼した首里城ですが、1992年に18世紀以降をモデルとして復元されました。中国と日本の築城文化が合わさっていて、日本で唯一と言われる「朱(あか)い城」の首里城は、インパクトのある沖縄のシンボルです。
駐車場からのぼって守礼門を通り、正殿前までは無料で展望台などもあるので、時間がない方は正殿に入らなくても楽しめますよ。
また、守礼門の近くにある石門と周辺一帯の森も「御嶽(うたき)」と呼ばれる聖地。世界遺産である園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)も守礼門の先にあるので、是非立ち寄ってみてください!
国王の拝所で、首里城から出かけるときに、安全を祈願した場所と言われているので、ここで旅の安全を祈願しましょう!
また、首里城から徒歩でアクセス可能な「玉陵(たまうどぅん)」も
琉球王国のグスク及び関連遺産群で世界遺産の一つ。
緑豊かな場所にある玉陵は1501年に築かれた尚円王のお墓で、その後歴代の国王のお墓となった所です。沖縄特有の屋根を持つ破風墓で、沖縄最初のものと言われています。お墓の場所は風水によって選ばれたパワースポットなのでこちらにも是非足を運んでみてくださいね。
識名園は、1799年に造られた琉球王家の別邸です。こちらも那覇市にあります。識名園は、風水によって造られた国王の保養所で、中国からの使者である冊封使などをもてなす為に使われたと言われています。
この庭園を眺めていると、時がゆったりと流れているように感じられて、まるで別の世界にいるかのよう。 自然のパワーと悠久の時を感じることができますよ。
第2次世界大戦の沖縄戦で破壊後に修復されたものです。廻遊式庭園なので、広い庭をまわりながらいろいろな工夫がされた美しい景色を楽しんでくださいね。
「斎場御嶽」
住所:〒901-1511 南城市知念字久手堅539
電話:098-949-1899
営業時間:3月〜10月 9:00〜18:00(最終入館 17:30)
11月〜2月 9:00〜17:30(最終入館 17:00)
定休日:年2回
「首里城」
住所:〒903-0815 沖縄県那覇市首里金城町1-2
電話:098-886-2020
営業時間:8:30〜18:00(時期により異なる)
定休日:7月の第1水曜日とその翌日
「識名園」
住所:〒902-0072 沖縄県那覇市字真地421-7
電話:06-2231744
営業時間:4月1日〜9月30日 午前9時〜午後6時
(入場締め切り 午後5時30分)
10月1日〜3月31日 午前9時〜午後5時30
(入場締め切り 午後5時)
定休日:毎週水曜日
※2018年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索