写真:高橋 しゅう
地図を見る長野電鉄で都会的な景色を狙うなら善光寺下から本郷間の撮影地がお勧めです。ここは最寄りの本郷駅から長野方面に徒歩10分程度の場所です。
長野駅から善光寺下駅は、地下区間を走る地下鉄の様な路線ですが、ここでは地下から地上に出る電車を撮影できます。また、長野駅から朝陽駅間は複線区間を走り、住宅街やマンション等を絡めた都会的な雰囲気を撮影できます。
写真は8500系の車両。平成30年1月現在、首都圏の東急田園都市線でも活躍している電車です。
尚、ここは小さな踏切脇で狭い為、通行の邪魔にならないよう、他の撮影者と譲り合って撮影下さい。
写真:高橋 しゅう
地図を見る同じ撮影地より更にトンネル方面に迫って撮影。こちらは元小田急ロマンスカーの1000系車両、ゆけむり号。車両は短編成となりましたが、複線区間を走り、都会で活躍していた現役時代を彷彿させる風景が狙えます。
写真:高橋 しゅう
地図を見る最寄り駅の本郷駅。ホームの上に駅舎のある橋上駅舎と呼ばれるタイプの駅で、建物は昭和レトロな雰囲気が漂います。
駅舎側面にはステーションデパートの看板があり、かつては駅舎内に店舗が営業していた様ですが、現在は閉鎖されて駅としての機能だけ残っています。
写真:高橋 しゅう
地図を見る長野駅から比較的近い人気の撮影地が朝陽駅から附属中学校前駅の区間です。朝陽駅を過ぎると田園風景も見え始めます。
更にここから先は単線区間。田んぼや山並みをバックにローカル線の雰囲気を手軽に撮影するには、お勧めのスポットです。田んぼの風景も田植えの季節から収穫期、冬の降雪時には一面白銀の中を走る電車を狙えます。
撮影地へは朝陽駅から徒歩10分程度。尚、隣の附属中学校前駅からも5〜10分程度で同様にアクセスできます。
写真は2100系スノーモンキー号。長野電鉄オリジナル塗装に変更された元成田エクスプレスの車両です。
写真:高橋 しゅう
地図を見るこちらも同じエリアで、少し場所を変えて撮影。線路沿いの道路脇から撮影できます。柵も無い場所ですので列車に接近に注意が必要ですが、車両下部も隠れず、見晴らしの良い日には、飯綱山もバックに車両を撮影できます。
こちらの車両もスノーモンキー号。元成田エクスプレスの車両で、元々の塗装に近い色合いで運行しています。
写真:高橋 しゅう
地図を見る最寄り駅の朝陽駅は現役の木造駅舎。趣のあるレトロな有人の駅舎で、駅と電車と絡めて撮影されても絵になると思います。
比較的乗降客も多い駅で、活気のある駅の木造駅舎は、いつまでも残っていてほしい風景です。
写真:高橋 しゅう
地図を見る村山駅から徒歩5分の村山橋メモリアルパークと村山橋は、手軽な撮影スポット。千曲川を渡る村山橋を行く車両と、見晴らしの良い日には、北信州の山々を背景に写真に収めることができます。
村山橋は、珍しい鉄道と道路併用橋で、車と鉄道が同じ橋を通っています。老朽化した橋の架け替えに伴い、以前の橋の部品等を整備展示しているのが村山橋メモリアルパークで、この脇を線路が通っていて撮影にも絶好の場所です。
写真はかつて営団地下鉄(現東京メトロ)日比谷線で活躍していた10000系車両です。
写真:高橋 しゅう
地図を見る村山橋と反対方向にカメラを向けると、村山駅を出発する列車や、須坂市街地及び背後に連なる北信州の山並みをバックに疾走する、電車を撮影できます。
写真:高橋 しゅう
地図を見る撮影地最寄りの村山駅。朝陽駅とはまた違った様式の木造駅舎で、こちらは無人駅ですが、駅舎は現役で使われています。車の交通量の多い場所にありますが、この駅舎は昔のままの姿で、ここだけ時代が止まったような佇まいです。
写真:高橋 しゅう
地図を見る長野電鉄沿線で一押しの撮影地は、夜間瀬鉄橋です。夜間瀬川堤防上からは、鉄橋と高社山をバックに遮る物も無い、ワイドな鉄道写真を撮影できます。
冬は雪で白く覆われた山と電車、夏は緑、秋は紅葉した山を背景に四季折々の風景を感じる写真を撮影できるのが魅力です。また堤防上からは、比較的自由な位置や角度で撮影できるのも人気の理由です。
写真は夜間瀬川の中野市側からの構図で、撮影地までは信濃竹原駅より徒歩5分程度です。
写真:高橋 しゅう
地図を見る写真は夜間瀬鉄橋の対岸、山ノ内町側からの構図です。見晴らしの良い日には北信五岳の山と電車を絡めて撮影ができます。
写真は斑尾山(手前中央から右寄り)と妙高山(中央奥)を背景に走るスノーモンキー号です。
尚、こちらの撮影地は夜間瀬駅からも徒歩圏内です。
写真:高橋 しゅう
地図を見る夜間瀬鉄橋への最寄り駅、信濃竹原駅は昭和2年開業の木造駅舎。現在は無人駅で駅舎の待合室内は閉鎖されていますが、外観やホームからそのレトロな雰囲気を味わうことができます。
また、土日祝日を中心に運行される観光特急列車、のんびりゆけむり号(写真)の長野発湯田中行に限っては信濃竹原駅へ停車して、停車時間中のみ特別に駅舎建物内が公開されています。
写真:高橋 しゅう
地図を見る果物王国、信州を走る長野電鉄の沿線には、りんごや桃、ぶどう、さくらんぼ、プラム、栗等々様々な果物畑が広がります。
特に広範囲に畑が広がり、果物と電車、更には山々を入れての撮影地が点在しているのが、夜間瀬駅から湯田中駅の区間です。写真は夜間瀬駅のホーム端から撮影した高社山麓と果物の花々で、背景の山麓には桜の木も写っています。
春には果物の花々が沿線で咲き誇り、信州らしい果物の花々を入れた撮影に適しています。
但し、信州中野を過ぎると湯田中方面への運行本数が限られていますので、時刻表を確認しながらの撮影がお勧めです。
写真:高橋 しゅう
地図を見る秋にはりんごと電車を絡めた鉄道写真も撮影できます。こちらは上条駅から徒歩10分位の踏切脇から、りんご畑と電車を撮影した写真です。沿線には果樹畑が広がっていますので、他にも自分の気に入った場所を探して、様々なアングルから撮影を楽しむことができます。
写真:高橋 しゅう
地図を見る終着駅の湯田中駅は、コンクリート造りの昭和30年代に建てられたレトロモダンな駅舎。屋根下に窓の並ぶ独特な景観が特徴です。
最近の湯田中駅は、地獄谷野猿公苑を目的に海外旅行者の利用も多く、ここはどこ?と思うような海外からの観光客で賑わう光景が見受けられます。
尚、駅敷地内には日帰り温泉施設、楓の湯や足湯(無料)も併設されていますので、鉄道撮影とあわせて温泉入浴もいかがでしょうか。
長野電鉄での撮影旅行の際には、各種フリーきっぷの利用をお勧めします。
普通乗車券では、途中駅の途中下車は出来ませんが、長電フリー乗車券等を利用すれば、途中下車や行き来が自由で割安に撮影旅行を満喫できます。
例えば長電フリー乗車券の場合1日乗り放題(特急料金100円は別途)は1860円と単純に長野〜湯田中往復よりも安くなります。また2日乗り放題でも2320円とこちらは長野〜湯田中往復と同料金。こちらを利用しない手はありません。
他にも、ながでん鉄道・バス2DAYフリーパスや首都圏等からは土日を中心にJRや長野電鉄も乗り放題に使える週末パスなどがお得でお勧めです。
沿線には絵になる鉄道風景が目白押しです。お得なパスも駆使して、四季折々の鉄道風景を撮影に、長野電鉄に出かけてみませんか。
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