写真:浅井 みら野
地図を見る「カントリー・ミュージック殿堂博物館」があるのは、ナッシュビル中心地から南へ徒歩5分。ピアノの鍵盤を模した重厚感漂う外観が目印です。こちらでは、アメリカで誕生したカントリー・ミュージックの研究や保存が目的とされ、カントリー・ミュージックのすべてが詰まっているといっても過言ではない展示品の数々を見ることができます。
写真:浅井 みら野
地図を見る2階建ての博物館の最上階から見学していきます。吹き抜けの天井から開放感が感じられ、周囲を気にせず、悠々と見学できるのが嬉しいですよね。
写真:浅井 みら野
地図を見る最初のエリアに展示されている、カラフルなポスターは同じくナッシュビルで誕生した凸版印刷の会社、ハッチ・ショー・プリントの作品。コンサートのポスターを多数制作し、音楽業界を支えてきた陰の立役者です。今でも現役で、博物館と同じ建物内に工房とショップがあるという縁の深さ。
写真:浅井 みら野
地図を見るカントリー・ミュージックが誕生したと言われているのが1920年代。アパラチアンやフォーク、ウエスタンミュージックなどの起源をもつといわれています。庭先で大人と子供が踊りながら楽しむ様子から、いかに音楽が欠かせない存在だったかが伝わってきますね。
写真:浅井 みら野
地図を見る博物館が収集した250万点の資料一部が展示され、カントリー・ミュージックの歴史や特徴が説明されています。特に演奏に欠かせないギターの種類は多く、バンジョーやマンドリンは日本ではあまり見慣れない珍しいもの。
写真:浅井 みら野
地図を見るなかには1つのボディに2つのネックがついた珍しいギターも。どういう風に演奏するのか、想像力が掻き立てられますね。
写真:浅井 みら野
地図を見るカントリー・ミュージックで有名なアーティストたちも紹介されています。日本でいう美空ひばりさんや北島三郎さんのような人たちを前に、ファンが食い入るように見つめます。
写真:浅井 みら野
地図を見る壁一面に飾られたまばゆい黄金のレコード。その数は、驚きの854枚にも及びます。1958年よりアメリカレコード協会(RIAA)が始めた表彰で、ベストセラーを記録したアルバムのアーティストに贈られます。この数だけでもカントリー・ミュージックの人気が分かりますよね。
写真:浅井 みら野
地図を見るアーティストの所有物が展示しているエリアは、博物館のなかでも人気の場所。特に日本でも有名なエルヴィス・プレスリーの特注キャデラックからは、彼のワイルドっぷりが伝わってきます。車体の長さも桁違いなので、ぜひ横からも見てみてくださいね。
写真:浅井 みら野
地図を見る洗練された楽器は1つの芸術作品だと感じられるのが、ビル・モンロー(Bill Monroe)さんのマンドリン。ブルーグラスという音楽スタイルを確立した有名アーティストです。一度は侵入者に粉々に破壊されてしまいますが、ギブソン社の技術を結集させて見事に復活。歴史と奇跡を兼ね揃えた楽器が放つ独特の光に息がこぼれます。
写真:浅井 みら野
地図を見る他にも数々のヒット作品を世に送り込んだオウエン・ブラッドリー(Owen Bradley)さんの再現された仕事部屋は、つい先ほどまで彼がいたかのような雰囲気。
写真:浅井 みら野
地図を見る博物館の最後には自分もスター気分になれる体験ができます。レコーディングルームで歌ってみたり、アルバムのジャケット写真を撮影してみたりと、楽しい旅の思い出になりますよ。
カントリー・ミュージックが放つシンプルなリズムに独特の歌いまわしは、一度聞くと頭に残りやすいもの。ぜひ訪れた際は、中毒性高い音楽にどっぷり浸ってみてはいかがでしょうか。
住所: 222 5th Ave S, Nashville, TN 37203
電話番号:+1-615-416-2001
営業時間:9:00〜17:00
定休日:感謝祭(11月第4木曜日)、12/24、12/25
アクセス:ブロードウェイより徒歩5分
2018年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
【取材協力:ミシシッピ・リバー・カントリーUSA、テネシー州観光局】
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この記事を書いたナビゲーター
浅井 みら野
イタリア生まれ、ドイツ育ちの日本人です。まだまだ知られていないけど、魅力的な土地を世界、国内問わず紹介しています。ヨーロッパ、アメリカ方面が多いですが、呼ばれればどこへでも。冬はゲレンデに出没すること…
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