写真:天草野 黒猫
地図を見る「盤門風景区」は蘇州の歴史感じる風景が凝縮されていて、地下鉄4号線「南門」駅から徒歩10分程度とアクセスもいい場所です。
入口で目をひくのが「瑞光塔」。なんと三国志に登場する呉の孫権建設の禅寺にあった塔だとか。それを宋の時代に法林禅師が再建。八角7層、高さ54Mの塔。手前の「助設白牛」は再建時、どこからともなく現れ手伝い、工事終わると息絶えたという白牛なのです。
写真:天草野 黒猫
地図を見る「瑞光塔」の先は大きな庭園で、池の中央には麗景楼があります。曲がりくねった中国江南庭園風の回廊は、庭園を色んな角度で誰でも見られる設計。ゆれる柳に、季節の花々。心落ち着く場所です。
写真:天草野 黒猫
地図を見る「盤門風景区」の広場では朝から気功や太極拳を行う姿に出会えます。かなり年配の方々でもご覧ください。このバランス!ゆっくりした動作で筋力を保ち、心や気を整える。中国の予防医学の高さが感じられる風景です。
写真:天草野 黒猫
地図を見る蘇州の美しい大運河や庭園と共に、世界遺産登録されている「盤門」。中国では「北で万里の雄大さを見、南で盤門の麗しさを見る」と称された美しい場所。中国で唯一、完全な保存状態で残る水隆城門遺跡でもあります。
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地図を見る「盤門」の大きな特徴は水陸の城門が現存している事。2つずつの水門・陸門で出来ている城壁の見事さ!敵の侵入を防ぐため入口は狭く曲がりくねった作り。上から攻撃ができ、敵の侵入時は入口と盤門を封鎖し閉じ込める仕掛けもあります。
写真:天草野 黒猫
地図を見るこちらは水の都ならではの水門。敵が侵入してくると門をしめる事ができるようになっています。呉越の戦いや三国志でも孫権は水軍のイメージがありますが、正にそんな想像力を掻き立てられる水門です。
写真:天草野 黒猫
地図を見る城楼へ登る途中、振り向いて見下ろす景色も美しい!白い壁に四季折々の木々や花。ぜひふりむいてみてくださいね。
写真:天草野 黒猫
地図を見る盤門から眺める蘇州の風景。大きな川に雄大な橋が連なるこの風景はまさに東洋のヴェニス。蘇州らしさを感じられる場所でもあります。
写真:天草野 黒猫
地図を見るそして昔は戦の時に戦場であったことを物語るのが、盤門に備え付けられた大砲です。日本の城にある、銃打つための「狭間」のようなものですね。
「盤門」「瑞光塔」に並び、「盤門三景」のひとつが「呉門橋」。北宋の時代に作られ、蘇州で一番古い花崗岩の石橋。全長約66m、舟が行き来できるよう、川面から11mと高さのある橋です。頑丈な石橋はもちろん渡れるんですよ。
写真:天草野 黒猫
地図を見る城楼には鳥籠も置かれています。鳥や猫、犬など生き物を愛でる習慣の蘇州。蘇州の風景と溶け込む風流な景色です。
写真:天草野 黒猫
地図を見る蘇州の風景で印象的なもう一つの景色は白い壁と小さめの黒い瓦。その瓦から覗く季節毎の木々や花々。運河と共に、これぞ蘇州という風景です。
写真:天草野 黒猫
地図を見る「盤門風景区」は河健身歩道という市民の健康維持のために作られた歩道でかこまれています。川沿いの歩道には、体力つくりの為の器具がずらり。ウォーキングの合間に体も鍛える事ができるんですよ。
写真:天草野 黒猫
地図を見る「盤門風景区」ではいたる所で太極拳が始まります。この銅像は伍子胥(ごししょ)の銅像。司馬遷の史記にも登場し、「死者に鞭打つ」の語源にもなった人物。城の設計者でもあるとか。現代の風景の中にも、いたる所で歴史を感じられるエリアなのです。
住所:蘇州市姑蘇区東大街49号
アクセス:地下鉄4号「南門」駅から徒歩約10分
蘇州駅からタクシーで約20分
入園料:40元
2018年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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この記事を書いたナビゲーター
天草野 黒猫
元バックパッカー、歴史好き。乗り物好き。原動力はおいしい食べ物です。そのため食べ物を通して文化をのぞく事も大好き!日本では九州在住。島育ちで九州は得意分野です。バックパックで培った、削るところは削り、…
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(2025/2/15更新)
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