横浜みなとみらい「ポート テラス カフェ」で世界食紀行はいかが?

横浜みなとみらい「ポート テラス カフェ」で世界食紀行はいかが?

更新日:2018/02/17 11:51

くまの くまのプロフィール写真 くまの くま トラベルイラストレーター
世界各国の料理が社員食堂感覚で楽しめる、横浜みなとみらい「ポート テラス カフェ」。食事やフェアトレード商品を購入することで国際協力ができる、知る人ぞ知る穴場スポット。世界各国の多彩な料理が楽しめるカフェレストラン、くいしん坊さんや旅する女子は必見ですよ!

ポート テラス カフェはJICA研修員のまかない食堂

ポート テラス カフェはJICA研修員のまかない食堂

写真:くまの くま

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ポート テラス カフェは、みなとみらい線・馬車道駅から徒歩8分、JR桜木町駅より徒歩15分、「JICA横浜 国際センター」の3階に入っています。

ポート テラス カフェはJICA研修員のまかない食堂

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JICA横浜 国際センターは、市民の皆さまに愛されるセンターを目指し、神奈川県におけるJICAの総合的な拠点として2002年に開設。2014年からは山梨県も所挙し、国際協力、開発途上国から研修員の受け入れ、青年海外協力隊員の募集、日系移住者支援などを行っています。

館内には研修員の宿泊施設のほかに、海外移住資料館や図書館などがあり一般の人でも自由に閲覧することができます。そして、3階のポート テラス カフェでは、ランチとディナータイムは一般解放されているので、私たちも研修員たちと同じメニューが同じ値段で味わえます。

まずはじっくりとメニュー選び

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写真:くまの くま

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カフェ入り口には、デイリー、ウィークリー、マンスリー、グランドメニューのサンプルや写真、献立表が所狭しと並んでいます。旅好きならメニューの数と種類の多さ、ラインアップのコアなチョイスっぷりにテンションが上がるはず!まずは逸る気持ちを抑えて、ひとつひとつメニューをチェックしていきましょう。

まずはじっくりとメニュー選び

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各メニューには、栄養成分やアレルギー物質、使われている肉や魚の種類、ハラルなどが文字やマークで表示されています。

全国に15カ所の拠点を持つJICAは、それぞれのセンターでメニューが開発されています。JICA横浜では、開発途上国の研修員を受け入れていることからメニューはハラルやベジタリアンメニュー、彼らが食べ慣れている開発途上国の料理を中心に献立が考えられています。また、1カ月以上滞在する研究員も多いため、毎日食べても飽きないようにといろいろな国の料理も揃えられています。

まずはじっくりとメニュー選び

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食べたい料理が決まったら、メニューの前に置いてある番号札を持ってレジに向かい、現金で精算します。

JICA横浜のおすすめメニュー

JICA横浜のおすすめメニュー

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メニューが豊富すぎて選べないという方には、JICA横浜らしいメニューを紹介しましょう。

ひとつは、同施設の2階にある海外移住資料館とコラボしたグランドメニュー「海外移住資料館コラボレーションセット」。日本人も大好きなハワイのソウルフード「スパムむすび」とブラジルの豆とひき肉の煮込み料理「フェジョアーダ」、揚げインスタント麺をトッピングしたコールスロー「北米サラダ」がセットになった、JICA横浜でしか味わえないオリジナルメニューです。

もうひとつは「Table For Two(TFT)」制度を取り入れた日替わりBセット。TFTを導入しているBセットは注文すると1食につき20円が寄付され、開発途上国の子供たちの学校給食に充てられます。メタボ改善と国際協力ができる素敵な日替わりランチです。

JICA横浜のおすすめメニュー

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カレー好きなら、ハラルカレーや世界で最も美味しい料理と称されたタイの「マサマンカレー」、日本のお子様カレーまで全6種類のカレーから選んでみては?

ポート テラス カフェで提供される料理は、日本人の舌ではなく、なるべく現地の味になるように調理された本格的なもの。辛いメニューには辛さ表示もされているので、参考にしてみてください。

JICA横浜のおすすめメニュー

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ポート テラス カフェの人気メニュー「ラムコフタ」。東南アジアや中東で食されるハラルミートの料理です。スパイスや調味料を加えたラム肉のミートボールは、一口噛めば、その国の思い出がイッキに蘇る本場の味。ギュっと実が詰まった3個のコフタとコフタにつける酸味が効いたソース、ドレッシングがかかったサラダがついた一皿は、白米やナン、トルティーヤなどの主食を別注文すれば心もおなかも満たされます。

ゆったりとくつろげる居心地のよい店内

ゆったりとくつろげる居心地のよい店内

写真:くまの くま

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精算時に渡された食券を持って受け取りカウンターへ向かい、食券と引き換えに料理を受け取ります。国際色豊かな調味料や緑茶、水は無料で利用できます。平日のランチタイムならコーヒーと紅茶も無料になるので、よりお得。

ゆったりとくつろげる居心地のよい店内

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横浜港側には窓ガラスが一面が配され、自然光がたっぷりと注ぐ明るい店内。平日のランチ時には研修員や一般の方で賑わうものの、それでも100席が埋まり、席待ちをすることはありません。

利用者が多い土・日・祝祭日は、ランチから喫茶タイムまで営業しているので、平日よりもさらにのんびりと飲食が楽しめます。ちなみに喫茶タイムは、カレーライス、ピラフ、牛丼、通常通りの飲み物が注文可能。

ゆったりとくつろげる居心地のよい店内

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店内では、フェアトレード商品や世界各国の物産品が購入できます。日本土産にもなるカップラーメンや緑茶、ハラル製品のお菓子、オーガニックのコーヒー(カフェインレスもあり)やチョコレート、フエルト製コースターや銀細工など、見るだけでも楽しいコーナーは一見の価値あり。

横浜港の眺めと潮風が心地よいオープンテラス

横浜港の眺めと潮風が心地よいオープンテラス

写真:くまの くま

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天気の良い日は、横浜港に浮かぶ豪華客船や赤レンガ、ベイブリッジが一望できるテラス席がおすすめ。

横浜港の眺めと潮風が心地よいオープンテラス

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平日は国際色豊かな食堂として、週末はテラスで小さいお子さんをのびのびと遊ばせたり、港の眺望と世界のビールでまったりできる、ポート テラス カフェ。

今後は年3回のグランドメニューの見直しや、独自のメニュー展開にも力を入れていくとのことなので、利用したことがある人もない人も公式サイトで献立をチェックして世界の料理を堪能してくださいね。

ポート テラス カフェ基本情報

住所:神奈川県横浜市中区新港2-3-1 JICA横浜 3階
電話番号:045-663-3251(代表)
営業時間:昼食11時30分〜14時(ラストオーダー13時30分)、喫茶14時〜17時(土曜・日曜・祝祭日のみ営業)、夕食17時30分〜21時(ラストオーダー20時30分)
定休日:不定休(年末年始除く)
※夕食時のコースメニューと宴会メニューは、ご予約可能です。昼食・喫茶時のご予約はできません。

2018年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/01/29 訪問

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