シノ・ポルトギースな宿に泊まる!プーケット「The Memory at On On Hotel」

シノ・ポルトギースな宿に泊まる!プーケット「The Memory at On On Hotel」

更新日:2018/07/19 19:51

キヨコ パーマーのプロフィール写真 キヨコ パーマー トラベルコンサルタント、 トラベルブロガー
プーケットの旧市街、オールドタウンには、中国とポルトガルのスタイルを取り入れた、シノ・ポルトギースと呼ばれるコロニアル風な建物が並びます。近年では、レストランやバー、ギャラリーが集まるお洒落なエリアとして注目を浴び、カメラ片手にお散歩するのにはもってこいです。 

ご紹介する「The Memory at On On Hotel」は、ノスタルジックな雰囲気に浸りながら、静かな夜を過ごせるホテルです。

コロニアル調な雰囲気ががとっても素敵!

コロニアル調な雰囲気ががとっても素敵!

写真:キヨコ パーマー

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400年以上も昔、プーケットではスズがよく採れたため、多くの中国人やマレー人が労働者として移り住んできました。プーケットタウンは彼らの生活の中心となった街で、その中でも古い昔ながらの街並みが保存されている地区はオールドタウンと呼ばれています。

「The Memory at On On Hotel(ザ メモリー アット オン オン ホテル)」はオールドタウンの中心地、Phangnga Rd(パンガーロード)沿いにあり、街歩きに便利なロケーションです。通りに面した白いコロニアル調の建物の奥に一歩足を踏み入れると、吹き抜けがある開放的な空間が広がります。

歴史を感じる素敵なホテルですが、実はお値段はとってもリーズナブル。ドミトリーもあるので、長期滞在にも向いています。

コロニアル調な雰囲気ががとっても素敵!

写真:キヨコ パーマー

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1927年、中国から新天地を求めて移り住んできた若者によって始められたこのホテルは、同じ志を持ってプーケットにやってきた人々の繁栄を願って、当初は「Un Un Hotel」と名付けられました。中国語で心地よい滞在を、という意味が込められています。のちに、より多くの人に発音しやすく覚えやすい英語を当てて、現在の「On On Hotel」という名前になりました。

コロニアル調な雰囲気ががとっても素敵!

写真:キヨコ パーマー

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プーケットに移住してきた人々のカルチャーがミックスされて生まれた建築様式ですが、特に貿易が盛んだったペナン島の建物スタイルの影響を強く受けているようです。2階建てで奥に長く、長屋のような造りです。

2階から1階の中庭を眺めてみましょう。吹き抜けは太陽光を多く取り入れられる構造になっていて、建物全体の風通しを良くする役目があります。淡い水色の出窓と、中庭を囲む吹き抜けの空間はヨーロッパと中国のスタイルがうまくミックスされたデザインですね。

カップルにぴったりの可愛らしいお部屋

カップルにぴったりの可愛らしいお部屋

写真:キヨコ パーマー

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お部屋は、とっても清潔でチリ一つ落ちていません。可愛らしくデコレーションされたお部屋カテゴリーは、4種類。スーペリア、デラックス、ジュニアスイート、そしてメモリースイートとあり、どのお部屋もセンスの良いインテリアでまとめられています。

カップルにぴったりの可愛らしいお部屋

写真:キヨコ パーマー

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アメニティもバッチリ。シャンプー、リンス、ボディソープ、とこれまた可愛らしいパッケージに入っています。ランの花が添えられているところがタイらしい!歯ブラシと歯磨き粉が必要ならフロントでもらってくださいね。他に、シェービングキットや、絆創膏などの準備もありますよ。

リーズナブルな宿だというのに、普通のホテル並みのサービスが揃っています。ウェイクアップコールもしてくれますし、ツアーの手配も行なっています。事前にお願いしておけば、シンプルですがバースデーカードとケーキも用意しておいてくれます。スタッフの方が親切なのもポイントですね。

オールドタウンを代表するその景観

オールドタウンを代表するその景観

写真:キヨコ パーマー

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夜になると、入り口の赤いランタンが映えます。昼間もずっと灯いていますが、この赤いランタンは外の通りからも目立つので、通りかかった旅行者たちが写真を撮っていました。オールドタウンを代表する風景の1つです。

オールドタウンを代表するその景観

写真:キヨコ パーマー

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外から見たホテルの外観は、白亜のお屋敷のようです。ホテルだと知らなかったら、何だろうこの建物は?と思ってしまいそうです。夜はライトアップされているせいか、昼より存在感があります。

オールドタウンを代表するその景観

写真:キヨコ パーマー

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ホテル裏手のThalang Rd(タランロード)では、日曜の夕方からナイトマーケットが開かれます!フルーツや地元の料理、洋服やお土産などが屋台で売られ、通りに面するお店も開いていて、熱気が溢れています。夜の10時までやっているので、夜ごはんを食べた後にでもふらっと立ち寄ってみてくださいね。

The Memory at On On Hotel は期待を上回る快適さ

いかがでしたか?「The Memory at On On Hotel 」はリーズナブルでありながら、ロケーション良し、スタッフが親切、お洒落、清潔、と期待以上のホテルでした。

オールドタウンは最近注目されているお洒落なエリアというのに加えて、ピピ島やランタ島など、離島へ向かう船が出るRassada Pier (ラサダ港)へもタクシーで15分ぐらいなので、離島への玄関口としても便利です。オールドタウンで1泊して翌日の朝に船で離島へどうぞ。

美味しいレストランが沢山あるのも魅力の一つですね。地元の人々の生活に混ざりながら、観光客としても楽しめる、そんなオールドタウンにステイしてみたくなったら、ぜひ「The Memory at On On Hotel 」 をオススメします。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2018/01/14−2018/01/15 訪問

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