「金沢 彩の庭ホテル」は金沢駅西口から送迎バスで5分ほど、徒歩でも15分ほどでアクセスできる静かなホテル。金沢駅東側にあるビジネスホテルやシティホテルとは一線を画す、空間を贅沢に使ったホテルで、敷地内に「森の庭」「川の庭」「中の庭」「山の庭」の4つの美しい庭を有します。
敷地の広さは4,500平米以上。その中に客室はわずか64室という贅沢な造りです。
チェックインは加賀棒茶と金沢を代表する落雁諸江屋の「花うさぎ」でおもてなし。金沢らしいウェルカムドリンク&スイーツにこれから始まる滞在に期待が膨らみます。ロビーには加賀友禅の絵羽が掛けられ、空間を華やかに演出。十一代大樋長左衛門の大樋焼レリーフが表す金沢の春夏秋冬が、宿泊客の目を楽しませてくれます。
各客室階は金沢卯辰山工芸工房とのコラボレーションによる「工芸回廊」になっていて、一点一点異なる若手工芸家の作品を楽しむことができます。気に入ったものは購入することも可能。お部屋に用意されている作品リストを片手に館内をめぐってみては?
写真:東郷 カオル
地図を見る各部屋は、引き戸を開けたその先に部屋のドアがある、プライバシーに配慮された設計。
写真はデラックスツインのセパレートタイプのお部屋。水回りを部屋の中央に配置し、ベッドルームと畳のリビングを分けて、同じ部屋の中でもちょっとしたプライベート感が保たれたデザインです。ベッドはシモンズ社、リビングにはエアウィーヴ社の四季布団が用意されています。
こちらは同じくデラックスツインですが、ベッドルームとリビングスペースが一体となったコンフォートタイプ。家族構成や旅行スタイルでどちらのタイプが自分たちの滞在に合っているかで選ぶといいでしょう。
金沢でこれだけの広さ(45平米)で、畳のスペースがあり、お財布に優しいホテルは貴重。特に畳があると、年配のご両親との旅行や小さなお子さん連れの旅行でも使い勝手が良いのでおすすめです。
セパレートタイプは最大4名、コンフォートタイプは最大5名で泊まることができます。「金沢 彩の庭ホテル」はシーズンや曜日で価格を上げることはありません。5名で泊まると1名あたり9,000(税別・朝食付き)という驚きのコストパフォーマンスが叶います。
写真:東郷 カオル
地図を見る館内には寛いで過ごせるパブリックスペースも充実。各客室階にはそれぞれライブラリーがあり、金沢を特集した雑誌も。1階には「中の庭」を眺めながら寛げるスペースもあります。2017年には白山開山1300年を機に屋上に「白山テラス」をオープン。白山に関する書籍やヨガマットも用意されており、白山山系を眺めながら読書だけではなく、ヨガも可能!
写真の1階ラウンジでは無料のドリンクが用意されており、観光の合間や夜の寛ぎの時間に、ライトアップされた美しい庭を眺めながらゆっくり過ごすのに最適です。ロビーを通らず部屋着でアクセスできるルートが設けられており、このちょっとした配慮によってラウンジがグンと利用しやすいスペースになっています。
写真:東郷 カオル
地図を見るこちらは金沢の里山をイメージして作られた「山の庭」。まるで小さな兼六園のような美しさで、ロビー奥で存在感を放っています。特に夜はライトアップされて美しさも格別。
心地いいおもてなしの数々で、もはやホテルから出たくなくなるほど。金沢の有名スポットはひととおり観光済みの2度目3度目の旅には、これ以上ない贅沢な空間と時間を提供してくれるホテルです。
湯屋は1階に男女別で設けられていて、大きなガラス窓からはロビーから見える「山の庭」の続きが楽しめます。お湯は温泉ではありませんが、ミネラルをたっぷり含んだ白山山系の百年伏流水(地下水)を使用。
もちろんお部屋にも洗い場付きの広々としたバスルームが備わっていますので、バスタブにアメニティの入浴剤を入れて誰にも邪魔されないバスタイムを楽しむのもアリ。
写真:東郷 カオル
地図を見る宿泊者は1階の朝餉処で和洋ブッフェの朝食が無料でいただけます。口コミでも高評価の朝食ですが、秘密は「じわもん」「郷土料理」「熟練料理人」にあります。
メニューには加賀野菜や味わい深い能登鳥の卵など地元の食材(じわもん)が使用されています。地元シティホテル総料理長経験を持ち、金沢市の料理名工の受賞経歴を持つ熟練の料理人を再雇用して料理長に。その経験と長年の勘で、素材の持つ力を存分に生かした滋味豊かな料理の数々には、自ら日々料理している味にうるさい女性も大満足。
写真:東郷 カオル
地図を見る4種類から選べるオムレツは、先ほどの写真の百万石しいたけや加賀蓮根を使ったものを是非。右手前の野菜のローストも素材の味が濃厚で絶品!パンに添えているジャムには、料理長特製の梅ジャムや庭で採れたかりんを使ったジャムも。
スイーツのラインナップも豊富で、お味も「食後のデザート」を超えるレベル。アイスクリームも地元色豊か。「加賀棒茶」「五郎島金時芋」「干し柿」「いちじく」など、県内で採れた食材が使われています。
写真:東郷 カオル
地図を見るチェックアウト後に便利なのが、金沢駅に設けられた宿泊者専用の無料のロッカー。駅のコインロッカーの空きを気にすることなく荷物を預けられます(冬季除く)。
宿泊者のちょっとした心配をさりげなく先回り。情報や口コミに敏感な辛口の女性陣から高評価を獲得するのも納得の心配りです。
観光も楽しみだけど金沢らしい上質な滞在したい、という女性の声を体現したかのような「金沢 彩の庭ホテル」は、まさに「金沢の別邸」と呼ぶにふさわしいホテル。
一度宿泊したら、「"私の"金沢の別邸」として心に刻まれ、また戻ってきたくなるホテル。金沢の滞在先としてリストアップ必須です。
※2018年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/11/12更新)
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