写真：東郷 カオル
地図を見る「J-SHIP大阪難波」が誕生したのはJR難波駅徒歩1分、地方都市へのバス旅に便利なOCAT（オーキャット）からもすぐの静かな場所。この辺りは大きなオフィスビルが集まるエリアで、大阪ミナミの遊びの拠点として抜群の立地ながら、滞在には静かさを求める欲張りな旅人にぴったりな場所といえます。外壁リフォーム会社が本社ビルの一部をコンバージョンしたからこそ叶う、贅沢な環境にできたカプセルホテルなのです。
写真：東郷 カオル
地図を見る館内はエントランスから"和"を感じさせる手の込んだ内装。用地にかかる費用が不要だったからでしょうか、内装がカプセルホテルとは思えない豪華さです。「カプセルホテルだからこんなもんでいいか」といった妥協が見られません。レセプションを囲む壁には、日本の伝統的な木工技術「組子」、宿泊フロアのエレベーターホールには「なぐり加工」という美しい木目の木工技術も見ることができます。
写真：東郷 カオル
地図を見るロッカールームは、機内持ち込みサイズのキャリーケースなら楽に入ってしまうほど、収納に余裕があります。ロングコートもシワにならないのが嬉しいですね。カプセルホテルにしては採算度外視とも思えるスペースの使い方ですが、これも既存の本社の一部を利用したからこそできる贅沢と言えるでしょう。スペース(土地)にガツガツ感が見られず、人も荷物もゆったりと過ごせます。
写真：東郷 カオル
地図を見るロッカーに入らない大きな荷物は、フロント横のスーツケース保管庫へ。管理は各自の責任となりますので貴重品はフロント前の貴重品BOXを利用しましょう。
写真：東郷 カオル
地図を見る宿泊エリアの基本的な設備は男女ともに同じで、モデレートキャビンとデラックスキャビンの2タイプが用意。モデレートキャビンは通常価格でも十分にリーズナブルなのですが、出入口に近いコーナーのキャビンは更に安い"特別価格"で提供されますので、お財布重視の方は要チェックですよ。
写真：東郷 カオル
地図を見るデラックスキャビンは余裕の広さ。デスクとイスを使用しても荷物を広げる余裕も残ります。
もちろん大浴場完備。こちらは男性用大浴場ですが、女性用には人の目が気になる方のための個室のシャワーブースも用意されています。
写真：東郷 カオル
地図を見る続いて女性フロアをご案内しましょう。女性フロアは1階のセキュリティに加え、フロアへのセキュリティも設けられ、二重の安心。エレベーターホールやキャビンへの入り口に施されたフラワーアートが、初めての土地、初めてのホテルへのちょっとした緊張感を和らげてくれます。
男女フロアともにエレベーターホールから宿泊エリアまでのアプローチは高級感ある寛ぎのエリアになっていて、こちらの壁の木材が最初に少し触れた「なぐり加工」という技術で、光を受け止めて美しく浮かび上がります。
写真：東郷 カオル
地図を見る女性のパウダールームは明るい壁紙とオリジナルの桜色の洗面鉢でかわいらしい空間に。女性の意見を参考に設計された、キレイで使いやすく可愛らしいデザインです。
スキンケアは国産ナチュラルコスメブランド「ゼミド」。ドライヤー・ヘアアイロンにはトップヘアサロンで使用されているものが用意されてされていて、随所に女性目線のこだわりが感じられます。
写真：東郷 カオル
地図を見るカプセルホテルでは実用性のみに注目されがちなパブリックスペースにも"和"を意識したデザインがなされています。
こちらはラウンジ前の石庭。喫煙スペースからもこの庭を楽しめます。
写真：東郷 カオル
地図を見るラウンジではスーパーやコンビニで購入した食事やドリンクを自由にどうぞ。もちろん自動販売機もあります。コンセントの充実したハイテーブルは、PC作業にもぴったりです。
外国人のイメージするギラギラした"和風"ではなく、日本人の生活の延長線上にある自然な"和"が心地いい「J-SHIP大阪難波」。旅人がカプセルホテルに求める3つの「安（安心・安らぎ・安さ）」を追求した欲張りなカプセルホテル、一度お試しあれ！
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(2024/4/16更新)
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