写真:吉川 なお
地図を見る「オークラプレステージバンコク」は地上34階、地下1階の複合商業ビル「パークベンチャーズ」の23〜34階に入居しています。最寄り駅はBTSプルンチット駅で、駅からスカイブリッジという高架橋で直結している便利さとホテルオークラの経営という安心感から、日本人の利用も多いホテルです。
写真:吉川 なお
地図を見るまずホテルを見上げて目に入るのがその奇抜な形。両手を胸の高さで合わせるタイの伝統的なあいさつ「ワイ」をモチーフとしており、仏を象徴する蓮の花のつぼみを模しているため、中央部がふくらんだデザインとなっています。
相手への敬意を表す「ワイ」の精神はそのまま「オークラプレステージバンコク」の経営モットーとなり、日々世界中から訪れるゲストを温かく迎え入れています。
写真:吉川 なお
地図を見るさっそくアフタヌーンティーを目指して24階へ。エレベーターを下りて右手にフロントがあり、その隣のバーカウンターの奥がお目当ての「Up & Above(アップ&アボーヴ)」です。
営業時間は朝6時から夜10時半まで、モダンな内装の室内席と市内の風景を見渡せる屋外のルーフトップ席から成っています。
アフタヌーンティーは毎日2時から5時まで、ゆったりソファがある明るいロビー席で提供されています。
写真:吉川 なお
地図を見るアフタヌーンティーは和の要素たっぷりの「オークラアフタヌーンディライト(1,190バーツ)」と花をテーマに季節によって中身が変わる「ブロッサムアフタヌーンティー(1,190バーツ)」の2種類。今回ご紹介する「椿アフタヌーンティー」は、3月〜5月頃に開花する春の花、椿をテーマにした3月31日までのプランとなっています。
どちらのセットにも飲み物が2杯付き、illyのコーヒー、Mariage FreresやタイのブランドSaroの紅茶、緑茶など約30種類の中から選べます。他に発砲日本酒やプロセッコ、シャンパンなどアルコールのコースもあるので、お好みに合わせて選択することができます。
提供される器も個性的で、「オークラアフタヌーンディライト」は左右に開く裁縫箱のようなボックス、「ブロッサムアフタヌーンティー」は左右に引き出しがついた白いボックスに入って出てきます。
写真:吉川 なお
地図を見る見た目も色鮮やかなデザート類は、運ばれてきた途端に周囲をパッと華やかせます。上段にはスイーツ、引き出しにはサンドイッチなどのsavory(セイボリー)が所狭しと並び、椿色と濃緑と黄色のコントラストが際立ってテンションも上がります。
椿ティーケーキ、椿ロールケーキ、椿モンブラン、椿の刻印つきマカロンの椿シリーズに季節の大福、さくさくのルバーブクランブルタルト、濃厚クランチーアーモンドチョコレートトリュフと盛りだくさんで、洋の中に和のテイストがさりげなく盛り込まれています。
写真:吉川 なお
地図を見る引き出しにはプチベーカリーが5種類入っていて、おもわずおかわりしたくなるものばかり。エビのトマトとオレンジゼリーマリネ、鴨のリエットとクランベリーのミニブリオッシュ、燻製ナス&ドライトマト&バジル載せライ麦パン、アボガド&スモークサーモン&レモンの皮を添えたリコッタチーズサンドなどどれも満足の味。椿色のスコーンには一緒に供されるジャムとクロテッドクリームを添えていただきます。
バンコクで和のテイストたっぷりの英国発祥のアフタヌーンティーを味わう、なかなか乙なものですよ。
写真:吉川 なお
地図を見るソファ席の横はシックなインテリアのテーブル席で、朝食やランチビッフェ、ディナーに利用されています。大きな窓からは自然光が入り、夜には間接照明がムードを盛り上げます。
写真:吉川 なお
地図を見る「Up & Above」にはバンコクで人気のルーフトップバーも併設されています。屋外にせりだした席からは昼はバンコクの雑踏、夜はきれいな夜景が見え、非日常的な時間が過ごせます。
花の名前がつけられたオリジナルカクテルを片手に、ステーキからハンバーガーまでメニューは豊富。ここでの時間はアフタヌーンティーと一緒にバンコクの素敵な思い出になることでしょう。
写真:吉川 なお
地図を見る「オークラプレステージバンコク」のもうひとつの目玉は、25階にあるインフィニティプール。ワイの形の建物の左中央部にせり出すように造られたプールで、水面の先は連立するビル群。手すりなど視界を遮るものがないため、空に浮かんでいるような開放感が味わえます。
240ある客室は一面ガラス張りで、窓からバンコクの眺望が楽しめます。レストランも充実しており、「Up & Above」の他にもミシュラン1つ星を獲得したフレンチ料理 「エレメンツ」、タイのベストレストラン賞を受賞した日本料理 「山里」などがあり、日本の祝事に合わせた特別メニューも用意されています。
「オークラプレステージバンコク」はバンコク唯一の日系ホテル。南国タイで日本のエッセンスを感じるのもおもしろい経験ではないでしょうか。
住所:57 Wireless Road, Lumpini, Pathumwan, Bangkok 10330
電話:+66-2-687-9000
アクセス:BTSプルンチット2番出口方面、駅直結
営業時間:14:00〜17:00(アフタヌーンティー)
※ご紹介の料金にサービス料10%とVAT7%が別途かかります。
2018年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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この記事を書いたナビゲーター
吉川 なお
台湾の台北市に住む専業主婦の吉川なおです。台湾生活はもう8年ですが、常に新しい発見のあるこの国が大好きです。在住者だからこそ知っている生情報やお薦めのレストランなど、台湾の旅がより思い出深いものになる…
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