「環境水族館 アクアマリンふくしま」の見どころ徹底ガイド

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「環境水族館 アクアマリンふくしま」の見どころ徹底ガイド

「環境水族館 アクアマリンふくしま」の見どころ徹底ガイド

更新日:2018/09/24 16:37

bowのプロフィール写真 bow トラベルライター

福島県いわき市小名浜にある「アクアマリンふくしま」は東日本大震災により甚大な被害を受けましたが、奇跡的な早さで復興を遂げたことで脚光を浴びました。環境水族館と銘打ち、一味違った取り組みでも知られるアクアマリンふくしま。訪れる前に知っておきたい、その見どころを徹底ガイド!

震災を乗り越えた「アクアマリンふくしま」

震災を乗り越えた「アクアマリンふくしま」

写真:bow

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「アクアマリンふくしま」をご紹介する上で、まず語っておかないといけないのは東日本大震災でしょう。アクアマリンふくしまのあるいわき市では震度6弱を観測。そしてその後に襲った津波の影響を受け、実に展示生物の9割、約18万点という生物が死滅・流出し、館内も大きなダメージを受けました。

しかし多くの関係者の協力と称賛を受けたチームワークにより、震災から4ヶ月という奇跡的な早さで再オープンを遂げ現在にいたっています。そんな「アクアマリンふくしま」の本館はグラッシーで、インスタ映えするカッコイイ建物。このガラス張りの建物には意味があり、自然光にこだわった水族館であるということをまずは頭に入れておいてください。

震災を乗り越えた「アクアマリンふくしま」

写真:bow

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そして「アクアマリンふくしま」に足を踏み入れる前にエントランスでぜひ立ち止まってください。そして右向け右!その視界で何か違和感を抱きませんでしょうか?

本館から続く壁が急にストンと一段落ちています。さらに足元の植木も築山の中にズブズブと埋もれるように消えています。実はコレ、東日本大震災によって起きた地盤沈下の跡なのです。震災の爪痕をしっかりと目に焼き付けつつ、それを乗り越えた水族館であることを心に刻みながら館内へと足を運びましょう。

多彩な展示ゾーンを知ろう

多彩な展示ゾーンを知ろう

提供元:アクアマリンふくしま

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「アクアマリンふくしま」には800種類8万点もの生き物が展示されています。そのメインは、三角形の通路が特徴的な「潮目の海」の大水槽です。これは親潮と黒潮で出会う福島沖の海を表現した水槽です。

境目に立って見比べてみると黒潮水槽ではカツオが高速で泳ぎまわる姿が、親潮水槽ではマボヤやコンブなどが生い茂った豊かな海の様子が観察できます。

多彩な展示ゾーンを知ろう

提供元:アクアマリンふくしま

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「潮目の海」以外にも豊富な展示ゾーンがあり、その中でも人気があるのはトドやゴマフアザラシなどの迫力ある大型の哺乳類や鳥類が展示されている「北の海の海獣・海鳥」ゾーン。ここには10:30と15:00のフィーディングタイムを狙って行ってみましょう。

またレアな生き物たちが揃った「親潮アイスボックス」ゾーンにはミニサイズで色鮮やかな生き物たちがズラリ。とくにアバチャンやナメダンゴはアクアマリンふくしまでも屈指の人気を誇り、そのユニークで愛らしい姿は必見!

多彩な展示ゾーンを知ろう

写真:bow

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そして「アクアマリンふくしま」といえばシーラカンスの研究でも有名。生物進化の鍵を握るともいわれる、シーラカンスの貴重な標本を見ることができるほか、その他の「生きた化石」と呼ばれる生物たちを通して生物の進化の過程や絶滅の歴史を学べるのです。

他にも福島の川や海に関する展示ゾーンなどその規模は東北最大級!まる一日を十分に過ごせる水族館なので、計画的にめぐることをオススメします。

環境水族館とは?

動画:bow

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「アクアマリンふくしま」の水槽を見ていると他の水族館よりもどことなく見やすく、まるで海中散歩をしているかのような気分を味わいます。それは自然光・太陽光のせいかもしれません。

キンメモドキの大群をまるでアートのように楽しめる「サンゴ礁の海」もやはり上空から降り注いでいるのは太陽の光。このように自然光を取り入れてしまうと水槽の掃除や水質の維持に非常に手間がかかります。しかし、環境水族館を名のる「アクアマリンふくしま」はあえて自然光にこだわった展示をしているのです。

環境水族館とは?

提供元:アクアマリンふくしま

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そしてアクアマリンふくしまでは世界最大級というタッチプール「蛇の目ビーチ」も有名。しかしタッチプールと呼ぶにはあまりにも大きな4500uの人工ビーチで、磯でヒトデなどを観察したり干潟で潮干狩りなどが楽しめたりします。歓声を上げながら遊ぶ子供たちは、きっと本当の海だと思っているに違いありません。それくらいに自然に近い環境が再現されています。

環境水族館とは?

提供元:アクアマリンふくしま

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そして「蛇の目ビーチ」に隣接した「BIOBIOかっぱの里」と名付けられたビオトープエリア。小川や沼など、かつて里山の風景だった水辺の環境が再現されていて、メダカやドジョウ、カエルなどの生き物たちを観察できます。

このビオトープの特徴は、実際に小川に足を踏み入れながら生き物たちとの触れ合いを楽しむことができるという点。アクアマリンふくしまはこうした自然環境に近い体験をできることにこだわった水族館でもあるのです。

魚を食べられる水族館!?

魚を食べられる水族館!?

提供元:アクアマリンふくしま

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水族館といえば「観る」ということが中心となりますが、ここアクアマリンふくしまでは魚を「食べる」ことによる命の教育プログラムも推進しています。

お子様連れにぜひ行っていただきたいのは「子ども体験館 アクアマリンえっぐ」エリア内の魚釣り体験です。魚も多く初心者でも簡単に魚を釣り上げることができるので、小さなお子様もまずは挑戦してみましょう!

魚を食べられる水族館!?

写真:bow

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この釣り体験には「釣った魚はリリース禁止」「釣った魚は食べていただきます」というルールが定められています。つまり食べるために魚を釣るという食育でもあるのです。

自分で魚を釣る、そしてその魚が目の前で調理され、それを残さずに食べる。食卓に並んでいるもののルーツを知らないという子供が増えているといわれる中、命をいただくということは貴重な体験ではないのでしょうか。なお土日には魚をさばく調理体験も可能!

魚を食べられる水族館!?

写真:bow

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他にも話題なのは「潮目の海」の水槽前にあるお寿司屋さん。水族館の中で魚を見ながら食べるというお寿司は前代未聞!なおこのお寿司のネタは目の前の水槽から・・・というわけではなく、例えばマグロは資源の減少が危惧されているクロマグロではなく、比較的安定して供給できるキハダなど資源量の多い魚を中心にネタが提供されています。これは国際的に水産需要が高まる中、海洋資源の持続性を訴えるメッセージも込められた寿司だったのです。

地元に愛され、支えられる水族館

地元に愛され、支えられる水族館

写真:bow

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アクアマリンふくしまで目立つのは地元ボランティアの存在。有志によって運営されるボランティアガイドが多数いることは、他の水族館にない特筆できるポイント。大きな水族館であるアクアマリンふくしまでは、彼らのさりげないサポートが随所でありがたいと思える場面がきっとあるはずです。

地元に愛され、支えられる水族館

提供元:アクアマリンふくしま

https://www.aquamarine.or.jp/

そしてアクアマリンでオススメのバックヤードツアー。約30分をかけて普段見ることのできない施設の中や、職員さんたちの裏話なども聞ける人気体験プログラム。実はここで活躍しているのもやはりボランティアなのです。

もともとアクアマリンふくしまは地元の強い要望によりできた水族館であり、地域に愛された存在。そして震災から劇的な復興を遂げた水族館には心強い地元サポーターが沢山いるのです。そしてそんなサポーターたちの力を借りつつ、アクアマリンふくしまはさらに魅力ある水族館へと今も進化を続けています。

環境水族館アクアマリンふくしまの基本情報

住所:福島県いわき市小名浜字辰巳町50
電話番号:0246-73-2525
休館日:なし(年中無休)
入園料:大人1,800円 小〜高校生900円 未就学児無料
開館時間:9:00〜17:30(12/1〜3/20は17:00まで)
アクセス:常磐自動車道「いわき湯本」下車約20分

2018年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/01/15 訪問

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