ご紹介する「川端荘」は、伊豆半島の南西部に位置する松崎町雲見にある全5室の網元民宿です。雲見地区は、町を流れる太田川沿いに約40軒の温泉民宿がある小さな温泉地。宿は、太田川に架かる朱色をした橋のたもとにあります。
美味しい料理が食べられる漁師の宿ですが、温泉も楽しめるので、チェックインしたら、まずはお風呂に入って旅の疲れを癒すのがお勧めです。
浴室に大理石があつらえた自慢のお風呂で、天然温泉をかけ流しで楽しむことができます。舐めると、苦みやえぐみを感じられる塩辛い湯ですが、肌のきめを整えてくれるような効能豊かな温泉。温まりの効果もあって、ゆったりじんわり浸れば、湯上り後も体はぽっかぽか。冷え症持ちの女性には、特にお勧めな温泉です。
【温泉データ】
泉質:カルシウム・ナトリウム・塩化物温泉(高張性・中性・高温泉)
源泉温度:50.6度 ph7.4
空腹の旅人の胃を刺激するかのように、館内いっぱいに煮物や天ぷらなどの良い匂いに包まれる夕暮れ時。待ちわびたお楽しみの夕食の時間です。早速、食卓を賑わすこちらの料理は、魚の姿造り。
むつ・甘海老・マグロ・赤ハタ・サザエなどの朝獲れの新鮮な素材を使った活き造りです。〆たてなのか、赤ハタの刺身はハリがあり透き通った身が美しい刺身。コリコリとした弾力や歯ごたえが楽しめます。高級魚と言われる赤ハタや、お店にはめったに並ぶことがないむつの刺身が惜しげもなく食べられ、網元の凄みを見せつけられるかのようです。
こちらは伊勢海老のお刺身。伊勢海老はまだ生きており、触角や目がギョロギョロと動いていて新鮮そのもの! 〆たてで身がしっかりとしていて、サクサク。甘みはもちろん、とろけるような食感がたまらない旨さです!
そして、魚介が美味しい宿に来たら鮑の踊り焼きも外せません! 生きている鮑、目の前で豪快に焼いて食べる料理。火の上でぐにゃぐにゃともがく鮑は、少し可哀想にも思いますが、最も贅沢な食べ方とも言えるでしょう。
焼き上がったばかりの身は、熱々で旨みが閉じ込められて最高な状態です。肉厚で食べ応えがあり、お好みでレモンやバター、特製のタレをかけてどうぞ。食べればきっと笑顔がこぼれる美味しさです。
メニューはそれだけに留まらず、サザエの壺焼きやカニ、エボダイの塩焼き、カレイの唐揚げなど、魚を使った料理が沢山並びます。とことん魚料理が味わえるのは、さすがは漁師の宿!
ご飯は、しらすがたっぷりかけられたシラスご飯をいただけて、ご飯一つとっても手を抜かない贅沢な美味しさです。
朝食は、伊勢海老の味噌汁や鯵の開き、カレイの煮つけなど、朝から魚介料理をたっぷり堪能することができます。その食卓の傍らには、自家栽培した手作りの梅干しや漬物などが並び、無添加で体に優しい料理も味わえるのもこの宿ならではの醍醐味。
宿では、ビールやウーロン茶など、湯上り後の飲み物が1杯無料の嬉しいサービスも。夕食・朝食共に、部屋でのんびりと食べられますよ。ご紹介したメニューの内容は、プランや季節によって異なります。
「川端荘」がある松崎町雲見は、海に面した言わずと知れた海の幸が美味しい所。「川端荘」はそんな立地条件にプラスして、美味しい料理が頂ける信頼の宿です。「味のふるさと」と謳うだけある美味な宿なので、旨い魚介が食べたくなったら、いつでも気軽に足を運んでみて下さいね!
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索