写真:権丈 俊宏
地図を見る山鹿温泉は1000年以上の歴史を持つ由緒ある温泉地。良質の美人の湯として知られています。また山鹿は、かつて和傘の名産地でもありました。
当時の風景を蘇らせる賑やかな祭りができないものか――そのような想いから、地元の人々の手作りによって「山鹿灯籠浪漫・百華百彩」は始まりました。現在では山鹿の冬の祭典として、多くの観光客で賑わうイベントです。
※以下、「百華百彩」と略します。
写真:権丈 俊宏
地図を見る基本は和傘と竹を使った、シンプルなライトアップ。今時のきらびやかなライトアップとは一線を画しますが、地元の人の思いが沢山詰まった愛情溢れるイベント。日本の古き良き和の伝統、そしてカラフルでありながらも上品な雰囲気に満ち溢れています。
イベントは、豊前街道の一部を交通規制して会場としています。夕方の五時半から、地元の方々やボランティアの人達によって、灯りが点灯。この時間は日没前で、まだ空に青みが残る時間帯。日没後とは異なる情景を楽しめます。ぜひ、点灯開始時間から訪れてみて下さい。
写真:権丈 俊宏
地図を見る和傘は電球でライトアップされますが、竹は輪切り状に切られ、その中にろうそくが設置。時間はかかりますが、人の手で一つ一つ火を灯していきます。ろうそくの光はLEDの電球とは違って温かみのある光で、風が吹くと光が揺らめきます。
また竹細工も、地元住民や観光協会をはじめとした地域の人々が、自らの手で伐採・制作したもの。手作り感満載の灯りは、身体だけではなく、心までほっこり温まるに違いありません。
写真:権丈 俊宏
地図を見る竹細工の中には、こんなカワイイものも。現地へ訪れたら是非探してみて下さいね!
写真:権丈 俊宏
地図を見るその様な和傘と竹の魅力が最も感じられるのが「金剛乗寺」。期間中は境内に無数に和傘と竹細工が散りばめられており、イベントの魅力が余すことなく表現されています。大変フォトジェニックであり、多くのカメラ愛好家が写真を撮影する人気スポットです。
※写真は自由に撮影できますが、ドローンの持ち込み、灯りポイントでの三脚使用は禁止。特に込み合う金剛乗寺は、三脚・一脚・脚立ともに使用禁止です。
写真:権丈 俊宏
地図を見る豊前街道から八千代座へ入る曲がり角には、カラフルな和傘がライトアップされています。ここも大変フォトジェニックで、百華百彩では金剛乗寺と人気を二分しています。
写真:権丈 俊宏
地図を見るここは人気の記念撮影スポットでもあります。フラッシュを使わないで撮影すると人物がシルエット風に写るので、ちょっぴりアート風でおしゃれ! インスタ映えもバッチリで、多くの男女が写真撮影を楽しんでいます。
写真:権丈 俊宏
地図を見る国指定重要文化財である「八千代座」の隣で行われているライトアップも見逃せません。和傘と竹だけでなく、筒状の工芸品のライトアップも加わり、とっても華やか! 思わずSNSに投稿したくなるスポットです。
写真:権丈 俊宏
地図を見るまた八千代座では、ライトアップの期間中は「山鹿風情物語」というイベントが同時開催されています。山鹿の伝統芸能の粋を集めた「山鹿太鼓」と「山鹿灯籠踊り」が競演。山鹿の歴史や伝統を体感したい方におすすめしたいイベントです。
写真:権丈 俊宏
地図を見るまた山鹿温泉は、全国屈指の温泉湧出量を誇る名湯。多数の日帰り入浴施設があり、多くのホテルも立ち寄り湯を積極的に受け付けています。
写真は、百華百彩の会場から至近距離にある「さくら湯」。江戸時代に細川藩の御前湯として造られた古湯であり、現在は共同浴場として多くの人に親しまれています。
開催地:熊本県山鹿市
※豊前街道の一部(湯の端公園から八千代座付近)がイベント会場
電話番号:0968-43-2952(山鹿温泉観光協会内 実行委員会)
アクセス:
・車 九州自動車道 菊水ICから車で15分
・バス 九州新幹線JR新玉名駅から九州産交バス乗車、山鹿バスセンター下車(約50分)
開催期間:2020年2月7日〜29日までの毎週金・土曜日
(2月7日、8日、14日、15日、21日、22日、28日、29日)
※2月1日は開催しません。ご注意ください。
灯りの点灯時間:19:00〜22:00(点灯開始は17:30分から)
2019年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2025/1/18更新)
- 広告 -