写真:麦吉 ぼに
地図を見る伊豆稲取は「つるし飾り発祥の地」と言われています。稲取では、毎年1月半ばから3月末までの約3カ月「雛のつるし飾りまつり」を開催、“雛の町”になります。「雛のつるし飾りまつり」期間中は、つるし飾り作り教室や雛の茶会などイベントも盛りだくさん。首都圏よりも早い花の訪れにお雛祭り気分が重なって、春らしい雰囲気です。
写真:麦吉 ぼに
地図を見る稲取のつるし飾りの歴史は古く江戸時代まで遡ることができます。江戸時代、高価な雛人形を買える裕福な家庭はまれ。せめて雛人形の代わりにと、母親や祖母が娘のために手作りしたのが稲取の「つるし飾り」の起源だそうです。
家々で手作りされるつるし飾りは、驚くほど種類が豊富。這い子や猿といったおなじみの飾りから、犬、鳥、亀…、海の町らしく色とりどりの貝や魚の飾りもあって、見飽きることがありません。
写真:麦吉 ぼに
地図を見るご覧の通りつるし飾りには、端午の節句飾りもあります。人形の周囲につるし飾りがあると、節句のお飾りが一段と華やか。女の子・男の子が2人以上いる家は、下の子用につるし飾りを求めるのも良いと思います。
写真:麦吉 ぼに
地図を見る車で伊豆へ行く人も多いと思いますが、稲取の「雛のつるし飾りまつり」を存分に楽しむなら、徒歩で町を散策するのがおすすめ! 町のいたるところに雛飾りがあるので、そぞろ歩きの雛めぐりが楽しめます。
歩くのは苦手という方のために、2月10日〜3月10日の土・日・祝日は、「湯めぐり・雛めぐりバス」という循環バスが走ります。このバスは祭りの見どころ4カ所を周遊しています。
写真:麦吉 ぼに
地図を見る東伊豆町役場の入り口も雛飾り。ここにもあそこにも…と雛を探して歩く散歩は元気をもらえます。
「雛のつるし飾りまつり」のメイン会場は素盞嗚神社近くの「むかい庵」と「文化公園 雛の館」、それに稲取漁港に近い「なぶらとと」とみかん園に囲まれた「ふたつぼり」がつるし飾りの見どころ4カ所です。最も大きい「雛の館」には約100対(約11.000個)の雛が飾られます。他の会場も、漁港やみかん園など稲取の魅力が味わえる場所にあるので、一巡りすると稲取観光をコンプリートできます。
写真:麦吉 ぼに
地図を見る三嶋神社の参道に飾られた雛段飾り。毎日1時間ほどかけて飾るのだそうです。現地案内をしてくれる「雛のつるし飾りまつり」のボランティアスタッフに飾り付けのご苦労を聞いたりするのも楽しい時間です。
写真:麦吉 ぼに
地図を見るどうです、この高さ!上るも険しい素盞嗚神社の階段を埋め尽くす雛・雛・雛…。118段の雛飾りは日本一のスケールです。(伊東市佛現寺と同数1位)階段の向こうにはきらめく海。海を見つめるお雛様の後ろ姿が可憐です。
写真:麦吉 ぼに
地図を見る雛人形の両側にも、もちろんつるし飾りが並びます。杉木立の中に突如として現れる長大な段飾りは夢のようです。雛段飾りは、スタッフの方が毎日数時間かけて出し入れするのだとか、ご苦労を知るといっそうありがたい雛段飾りです。
写真:麦吉 ぼに
地図を見る素盞嗚神社の階段飾りはあまり大きさに、稲取の漁港からも見ることができます。神社の前に伊豆急行の線路が走っているので、列車の中からも雛段飾りを見ることもできます。
伊豆急行稲取駅から東京方面行の列車に乗ったら、最初のトンネルを出る時に左側の斜面をチェックしてみてください。素盞嗚神社のお雛様が見送ってくれます。
写真:麦吉 ぼに
地図を見る稲取は、みかんがたわわに実る丘に囲まれたのどかな漁港。鯛も金目も干物も美味しいので、散策に疲れたら港へ降りて海鮮グルメを堪能です。
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地図を見る2月10日からは、河津の桜まつりも始まります。伊豆急稲取から河津は2駅。桜とみかん(橘)とお雛様をリアルタイムに鑑賞できます。
写真:麦吉 ぼに
地図を見る銀波きらめく春の海。早春の伊豆半島は、明るい光と自然がまぶしい天然のパワースポットです。
日程:2018年1月20日(土)〜3月31日(土)
開催地:静岡県賀茂郡東伊豆町稲取
会場:文化公園「雛の館」、雛の館「むかい庵」他東伊豆町稲取全域
2018年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/12/12更新)
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