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日本最長のナローゲージ!三重の三岐鉄道・北勢線は撮り鉄に人気

日本最長のナローゲージ!三重の三岐鉄道・北勢線は撮り鉄に人気

更新日:2019/01/26 18:16

陽月 よつかのプロフィール写真 陽月 よつか フリーライター、星空準案内人
大正時代に作られた小さな電車「三岐鉄道・北勢線」は日本に3本しかない線路・ナローゲージの路線。線路は細くて電車も小型、まるでおもちゃの電車のよう! 更に終点には、人が乗車することのできる世界で一番小さな鉄道も! 今回はレトロ可愛い北勢線の魅力から現在見られる・乗れる車体カラー、鉄板の撮影ポイントまでご紹介します。

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一番小さな営業鉄道!線路はディズニーランドの蒸気機関車と同じ細さのナローゲージ

一番小さな営業鉄道!線路はディズニーランドの蒸気機関車と同じ細さのナローゲージ

写真:陽月 よつか

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三岐鉄道・北勢線は三重県を通る鉄道路線。西桑名駅から阿下喜駅まで、全13駅約20キロの道のりを1時間ほどで走る鉄道です。と言うと短めの路線かと思いがちですが、いえいえ短いどころかこれは日本で一番の長さ! というのもこちらを走る線路は日本で3本しかないナローゲージ(特別狭軌)、つまり三岐鉄道・北勢線は日本で一番長いナローゲージ路線なのです。

ナローゲージとは線路の種類で、レール間の幅が2フィート6インチ(762mm)の線路のこと。なんとこれは東京ディズニーランドのウエスタンリバー鉄道と同じです。⽇本の営業している鉄道で⽤いられる線路幅は全部で4種類あり、このナローゲージの他は、新幹線などで使われる標準軌(1435mm)と、JR在来線などで使われる狭軌(1067mm)、東京と北海道の一部のみで使われるスコッチ・ゲージ(1372mm)というラインナップ。つまり新幹線の線路と比べると、ナローゲージはほんの半分ほどしか線路の幅がないのです。

線路も細ければ車体も小さく、まるでおもちゃの電車のよう。一般に営業している鉄道では、一番線路幅が狭く一番小さな電車なのです。

小さな車体には工夫がいっぱい!ツッコミ待ちかの如く大きなパンタグラフ

小さな車体には工夫がいっぱい!ツッコミ待ちかの如く大きなパンタグラフ

写真:陽月 よつか

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三岐鉄道・北勢線の小ささを楽しむトリビア、それは屋根の上のパンタグラフです。鉄道におけるパンダグラフとは、写真に写っている電車の上のダイヤモンド型の集電装置のこと。何か違和感を感じませんか? 形はふつう…いやまて、ちょっと大きすぎやしない?

これは、車体は一般的な電車より小さいのに、送電線の高さは下げられないから。踏切などで他の鉄道と兼ね合う必要があるので、法律でおおよその高さが決まっているのですね。なので必然的に、まるで王冠を被るみたいにどーんと大きなパンタグラフを乗せることになるのです。

小さな車体には工夫がいっぱい!ツッコミ待ちかの如く大きなパンタグラフ

写真:陽月 よつか

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成人男性と比べると車体はこんな小ささです! ホームの高さももちろん一般的な線路のものより低め。また一般的には屋根の上へとりつけることの多い冷房装置が、車体の重心が崩れないよう北勢線では車内床上に置いてあったりと、小さいながらの工夫が随所に凝らされています。

撮り鉄するならまずここへ!北勢線の鉄板撮影ポイント

撮り鉄するならまずここへ!北勢線の鉄板撮影ポイント

提供元:三岐鉄道様

http://www.sangirail.co.jp/地図を見る

さあ、小さな電車で出発しましょう! 北勢線は住宅街を抜けて山の方へと走る路線、車窓の景色に思わず写真を撮りたくなりますが、逆に沿道から電車へとカメラを構えている人が多いのも北勢線の特徴。中でも外せない撮影スポットをご紹介します。

迫力の北勢線を撮りたいなら、一番のおすすめは「ねじり橋」(写真)。橋下部のブロックがひねりを入れて積まれており、この構造は現存のコンクリートブロック製の橋では唯一と言われる貴重な橋です。しかしその土木建築としての価値ももちろんながら、多くの撮り鉄を惹きつけるのはそのカッコよさ! まるで有機物かのようにひねりの入ったコンクリート橋の上を色鮮やかな電車が抜けていくさまは、思わず見とれてしまう光景です。

撮り鉄するならまずここへ!北勢線の鉄板撮影ポイント

提供元:三岐鉄道様

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悠々とした姿を撮るなら写真の「めがね橋」がおすすめ。先ほどの橋と共に、全国でも珍しいコンクリートブロック製の眼鏡橋で、大正5年に竣工され、現在ではどちらも「土木学会推奨土木遺産」に認定されています。広い空の下、美しい三連式のアーチの上を電車が渡っていく様子はゆったりとして、どこか優雅にも感じられます。

撮り鉄するならまずここへ!北勢線の鉄板撮影ポイント

提供元:三岐鉄道様

http://www.sangirail.co.jp/地図を見る

また、こんな一風変わったスポットも。鳥居の脇を抜けていく電車…これ、実は線路があるのは鳥居の内側。電車が走っているのは八幡神社の境内なのです。また北勢線の線路は田畑を避けるためにカーブの多い作りになったと言われており、一番の急カーブはこちらの八幡神社沿いで見られます。

更にねじり橋・メガネ橋・八幡神社の最寄り駅楚原駅の線路には、今では珍しくなったスプリングポイント(発条転轍機)も。これはざっくり言うと、線路の分岐部分を一部ばね式にしてある仕組みのことで、いちいち分岐を切り替えなくとも決まった方向へ電車が通行できるようになっているのです。通る時はばねの戻る独特の音がしますので、ちょっと気にしてみてはいかがでしょうか?

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100周年記念限定復刻、旧北勢線カラー車両を押さえよ!

100周年記念限定復刻、旧北勢線カラー車両を押さえよ!

写真:陽月 よつか

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三岐鉄道・北勢線には、限定カラーの車体も走っています! 車体の上下に塗り分けられたクリーム色と緑色、こちらは北勢線開業100周年記念(2014年)に作られた旧北勢線の復刻カラー。今も北勢線なのになぜこの色が「旧」北勢線かといえば、昭和30年代、北勢線が三重交通の管轄にあった頃に用いられていたカラーだから。クリーム色と緑色は三重交通の標準色だったのです。

100周年記念限定復刻、旧北勢線カラー車両を押さえよ!

写真:陽月 よつか

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北勢線の開業は1914年4月5日、大正時代に作られた軽便鉄道です。軽便鉄道とはざっくり言うと、線路が細い小型の鉄道のこと(線路幅1067mm未満/一般営業している鉄道のみ)。コストが安く免許取得も簡単なため、明治後期から大正にかけて全国で建設されましたが、大量輸送時代の到来と共に衰退。今ではこの北勢線と四日市あすなろう鉄道内部線・八王子線の2路線のみ残っています。(もう1本のナローゲージである黒部峡谷鉄道は元が業務用であったため、少々歴史が違います)

100周年記念限定復刻、旧北勢線カラー車両を押さえよ!

写真:陽月 よつか

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歴史を思わせるレトロな魅力はカラーだけではありません。この車両には、電車先頭の行先表示が現在最後のロール式だったり、運転席と客席を隔てるのはドアや壁でなく鎖と柵だったりと、昔懐かしい電車のあるあるがたくさん! 更に詳しい方は、貴重な車両同士の連接台車もぜひチェックを。

北勢線復刻カラー車両は通常車両に混じって毎日運行しています。ですがその運行スケジュールは日に1,2本程度。確実に見る・乗る・撮るためには事前に駅での運行時刻確認がおすすめです

終点だけのお楽しみ!往年の近鉄カラーと世界最小電車

終点だけのお楽しみ!往年の近鉄カラーと世界最小電車

写真:陽月 よつか

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北勢線ではもう一台レトロな電車を見られる場所があります。それは終点・阿下喜駅敷地内。こちらの軽便鉄道博物館では、昭和6年製造の車体を修復して屋外展示しており、博物館開館日なら誰でも無料で乗車することができるのです。モーターは外されているため動くことはなく、木造部分を極力残した車内はノスタルジックな雰囲気が漂います。(開館日:毎月第1・3日曜)

こちらの車体カラーはマルーンレッド、近畿日本鉄道の車体で用いられる色です。北勢線の所有会社がたびたび変わってきた歴史から、北勢線の車両の色も、クリームとグリーン(三重交通)→マルーンレッド(近畿日本鉄道)→イエローとオレンジ(三岐鉄道・現在)と変わってきたのです。日と時間を合わせれば、3色の車両全てに一日で乗車することも可能! ちょっと狙ってみてはいかがでしょうか?

なお写真の奥から走って来るのは軽便鉄道博物館のミニ電車「ホクさん」。なんと世界最小の本物の電車で、その線路幅はナローゲージの半分・15インチ(381mm)です。博物館開館日ならこちらも無料で乗れますよ。詳しくは関連MEMO『世界最小15インチ線路の鉄道、三重にあり!阿下喜駅と軽便鉄道博物館』よりご覧ください。

三岐鉄道・北勢線(西桑名駅)の基本情報

住所:〒511-0061 三重県桑名市寿町2丁目31
電話番号:0594-22-0017
アクセス:近鉄、JR「桑名」駅より徒歩7分

2018年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2018/02/04 訪問

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