高知駅の南西に位置する今回ご紹介のひろめ市場「やいろ亭」へは、高知駅から約25分程かけて徒歩で向かうか、高知駅前から路面電車に乗車して最寄りの大橋通電停で下車します。大橋通り電停からは徒歩約5分程でひろめ市場にアクセスが可能です。
路面電車は時間帯によって途中のはりまや橋で乗り換えが必要となるので、予め時間を確認しておくと良いでしょう。
お天気が良ければ、よさこい節にも登場するお坊さんと鋳掛屋の娘さんの悲恋物語の舞台になったはりまや橋、高知市民の集う帯屋町のアーケード街を散策しながらひろめ市場に向かえば、高知観光をより良いものにしてくれるでしょう。
ひろめ市場に到着し、中に入るとその活気の良さに驚かれるかもしれません。
ひろめ市場は1998年10月にオープンし、市場内には約60店が営業をしており、様々なお店の集合体といったイメージ。
ひろめ市場は、深尾弘人蕃顕(ふかおひろめしげあき)という土佐藩家老職の屋敷が、この地にあった事が名前の由来だそう。
市場内のお店では鰹やウツボのたたき、清水サバを使った鯖寿司、イワシの稚魚であるドロメ等が取材当日は販売されていました。
市場の中心部にはテーブル席があり、各店舗で購入したものをテーブル席に持ち寄って頂くというスタイル。海産品のみならずお肉料理や揚げ物類、アルコール飲料も販売されています。テーブルのお隣さんグループと話が弾む事もあり、それもひろめ市場ならではの楽しみと言えるでしょう。
ひろめ市場の奥まった所で今回ご紹介する「やいろ亭」は営業しています。
季節や仕入れによって近海マグロの刺身なども販売されていますが、高知市民もおすすめする鰹のたたきこそ、今回ご紹介したい逸品です。
この「やいろ亭」では、タレたたきと塩たたきの2種類を扱っています。
注文方法は、まず店頭でタレか塩か?と希望の切り身の数を伝え、テーブル席に料理を持ってきてくれた際に料金を支払うスタイル。
たたきを注文する前に、他店で気になるおかずを購入しておけば、世界であなただけの高知グルメ膳の完成です。
下記写真は鰹のたたきに加え、ひろめコロッケと焼きさば寿司の組み合わせ。
せっかく高知に足を運ぶのであれば、オーソドックスな食べ方のタレも良いのですが、是非とも食べてもらいたいのが塩たたき。
一切れ一切れの身の厚さもさることながら、塩だけのシンプルな味付けで頂くたたきは、鰹本来の旨味がより強く感じられて絶品です。
対応してくれた笑顔が素敵で気さくな女将さんは「うちは特に塩やタレなどの調味料はあまりこだわっていませんが、鰹だけは板長が絶対的なこだわりを持って仕入れています。せっかくお越し頂くのであれば本当に美味しいと思える鰹をお出ししたいですから。ただし時季などによって鰹の味も多少の変動があるので、その際はお客様には正直にお伝えしています」と、お店で評判の鰹のたたきについて語ってくれました。
お店の方の鰹にかける熱い思い、お客さんに対する包み隠さず鰹の状態を教えてくれる誠意が高知市民にも愛される理由やもしれません。
そして、店頭に掲げる張り紙の「うちのタタキ 高知で一番おいしいと勝手に思うちゅう」という言葉も、きっと納得のいく事でしょう。
住所:高知県高知市帯屋町2-3-1ひろめ市場内
電話番号:088-871-3434
アクセス:高知駅から徒歩約25分
高知駅から路面電車に乗車、大橋通電停で下車徒歩約5分
営業時間:11:30〜22:00(平日)
10:30〜21:00(日曜)
定休日はひろめ市場休館日に準ずる
2018年2月現在の情報です。最新の情報はお電話等にてご確認ください。
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