大迫力の光輝く観音様に驚き、ひっそりと笑いかける なごみ地蔵 に癒される。鎌倉「長谷寺」

大迫力の光輝く観音様に驚き、ひっそりと笑いかける なごみ地蔵 に癒される。鎌倉「長谷寺」

更新日:2012/10/17 16:44

安藤 美紀のプロフィール写真 安藤 美紀 おこもり温泉宿探求家、おいしいもの探検家
日本最大級の黄金に輝く観音様がある「長谷寺」。春夏秋冬、いつ訪れても季節の彩りが美しく格調があります。愛嬌たっぷりの“なごみ地蔵”も必ず見ておきたいポイント。本堂の脇にある展望台からは、駿河湾の絶景を一望することが出来ます。一度行くと何度でも通いたくなる不思議な魅力を持つお寺です。

人気のお寺なので、人が少ない10時前に行くのがおすすめ!

人気のお寺なので、人が少ない10時前に行くのがおすすめ!

写真:安藤 美紀

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「長谷寺」と大きく書かれた赤提灯の横に長谷寺の入り口があります。提灯の真下は通行出来ないように柵がしてありますが、この赤提灯の前は、常に撮影スポットになっています。

開門は朝8時から。とても人気があるお寺なので、10時以降になると観光客の方がどっと押し寄せてきます。人が少ない10時前に行くと、ゆっくり拝観できるのでおすすめです。

1000年の時を超え、今も脈々と信仰が受け継がれている観音様

1000年の時を超え、今も脈々と信仰が受け継がれている観音様

写真:安藤 美紀

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なんと言っても長谷寺で必ず見ておきたいのは、日本最大級と言われる本尊の木造十一面観音菩薩像。観音堂の奥にまつられています。1342年には足利尊氏が金箔を補修しました。


観音様の高さは、9.18mで日本最大級!頭の上には十一面観音の特徴である、“11の顔”の像が刻まれています。11の像は、怒っていたり、親身な表情をしていたり、泣いていたり…。一心に仏の教えを私達に伝えているようです。

撮影が禁止されていたので写真は掲載できませんが、この観音様は写真で見るよりも、足を運んで実際に見てもらうのが一番です。

あまりの大きさと美しい姿に、私は言葉を無くし、時間を忘れて、観音様の前で立ちすくんでしまいました。ただただ感動…。

長谷寺の中にある展望テラスで由比ガ浜を一望!

長谷寺の中にある展望テラスで由比ガ浜を一望!

写真:安藤 美紀

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観音堂の近くにあるのが、展望テラスです。ここへ来たら、天気のいい日はぜひテラスに行ってみてください。そこはまさに最高のオーシャンビュー!

海からの風が心地よく吹いて、至福の時を過ごせます。のんびりと海を眺めて過ごすのもよし、読書をするもよし。自分なりの時間を過ごすことが出来ますよ。

竹やぶの先にある、もう一つの絶景スポット

竹やぶの先にある、もう一つの絶景スポット

写真:安藤 美紀

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長谷寺の観音堂の先は、竹やぶに囲まれています。その先にあるのは、展望テラスとは別の絶景スポット。ここからの景色も素晴らしいので、ぜひ行ってみてくださいね。

仲良く寄り添う、愛嬌たっぷりの“なごみ地蔵”を探してみて

仲良く寄り添う、愛嬌たっぷりの“なごみ地蔵”を探してみて

写真:安藤 美紀

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長谷寺で人気がある“なごみ地蔵”です。3人で寄り添ってにっこりと微笑んでいる姿はとってもキュート!

実はこのなごみ地蔵さん、3ヶ所に置かれています。それぞれ立ち位置やポーズが変わっていて、見つけるたびに癒されます。3体のなごみ地蔵さんが、どこにいるのか探してみてくださいね(他にも、1体だけのなごみ地蔵さんもいますよ^^)

また、長谷寺のお土産を買うのなら、“みがわり鈴”というお守りがおすすめ。観音様のご慈悲を示すお守りで、自分の身に災が降りかかったときに、身代わりに割れて守ってくれると言います。長谷寺でしか買うことが出来ないお守りなので、思い出の品にもなりますよ。


1000年前から旅人を魅了してやまない「長谷寺」。散歩にピッタリのこれからの季節、ぜひ足を運んでみて下さいね。

【長谷寺】
住所 : 〒248-0016 神奈川県鎌倉市長谷3-11-2
TEL:0467-22-6300
時間 : 8:00〜16:30 (10月〜2月)、 8:00〜17:00(3月〜9月)
料金: 大人 300円 (中学生以上)、小学生 100円

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