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写真:Mayumi Iwasaki
地図を見るArt Gallery Of New South Wales(ニューサウスウェールズ州立美術館)はシドニー・シティの東側に位置するTHE DOMAIN(ドメイン)という公園の一角にある、1871年に設立されたオーストラリアでも最大規模の州立美術館です。広大なドメインの緑道を通り抜けて行くと、突如として歴史を感じさせる荘厳な外観の建物が現れます。
写真:Mayumi Iwasaki
地図を見る館内は1870年代に建てられた旧館とその後続々と拡張している新館とで構成されています。ネオクラシック様式の巨大な円柱を抜けると、トップライトの光が入る開放的なエントランス・コートが広がっています。この美術館は公営美術館なので入場料はもちろん無料で、特別展示以外の常設展は無料で鑑賞することができます。
写真:Mayumi Iwasaki
地図を見るシーズンごとに面白い特別展示(こちらは有料)も開催していますが、あらゆる種類の作品を取り揃えている常設展示も見逃せません。エントランス・コートに入って右側に広がるエリアでは、オーストラリア開拓当時の美術作品からヨーロッパの古典絵画や彫刻(ピカソやモネの絵画やロダンの彫刻まで)などが展示されています。1870年代に建てられた展示スペースなので、歴史のある作品と建築が重厚な雰囲気を醸し出しています。
写真:Mayumi Iwasaki
地図を見るエントランス・コート左側にあるエリアには20・21世紀のオーストラリアン・アーティストによる作品が展示してあります。先程の旧館とは打って変わって、作品も展示スペースもかなりモダンな印象です。
写真:Mayumi Iwasaki
地図を見る地下1Fには日本美術(team Labの光のインスタレーションや茶室スペースもあります)や中国、インドの作品も展示されているアジア美術の展示スペース、地下2Fにはモダン・アートに特化した展示スペースがあります。
写真:Mayumi Iwasaki
地図を見るこちらの美術館のオススメは国内最大の収蔵数と言われているアボリジナル・アートです。元々文字を持たないアボリジニーの人々がコミュニケーションの手段として描いていたものを、アート作品として発掘したのが当時の美術館の副館長さんだそう。アボリジナル特有の色使いで描かれた独特のドット・ペインティング(点描画)の絵画を中心とした数々の作品が、地下3Fにあるイリバナ・ギャラリーに展示してあります。展示されているものはコレクションのほんの一部だというくらい膨大なコレクション量です。
写真:Mayumi Iwasaki
地図を見るイリバナ・ギャラリーの他にも1Fの20・21世紀美術エリアや1Fのエントランス・コートにもアボリジナル・アートが展示されています。広々とした明るいエントランス・コートの展示はしっかりと距離を取った上で全体を眺められるので、作品のダイナミックさを堪能できます。
写真:Mayumi Iwasaki
地図を見るシドニーの美術館には素敵なカフェを併設しているところが多いですが、こちらのニュー・サウス・ウェールズ州立美術館にもオススメのお店があります。まずご紹介するのはカジュアルに入れる地下1FにあるCAFE AT THE GALLERY(カフェ・アット・ザ・ギャラリー)です。
カフェはエントランス・コートを抜け、エスカレーターで地下1Fに下りた左側にあります。地下と言っても敷地が崖状になっているので見晴らしが良く、オープンテラスがある開放感が素晴らしいカフェです。ミセス・マッコーリーズ・チェアの東側にあるWoolloomooloo(ウールームールー)湾が一望できるので、こちらを訪れた際はやはり外部のテラスに座って頂きたいです。ただいつも鳥が虎視眈々と食べ物を狙っているのでご注意くださいね。
<Cafe At The Galleryの基本情報>
住所:Art Gallery Rd, Sydney NSW 2000
電話番号:+61 2 9225 1744
営業時間:月-火, 木-日 10am–4.30pm / 水 10am–9.30pm
アクセス:エントランス・コートを真っ直ぐ抜けて、エスカレーターを降りてすぐ左側
写真:Mayumi Iwasaki
地図を見る1FにあるChiswick At The Gallery(チズウィック・アット・ザ・ギャラリー)は地下1Fのカフェよりも少しフォーマルなレストランです。Woollahra(ウラーラ)にある本店がハーブガーデンの中にあるナチュラルな雰囲気のレストランなのに対し、こちらはより都会的でカジュアルな雰囲気です。お料理はどれもとても美味しくて、ただの美術館併設のレストランとは思えないくらいちゃんとお食事ができますよ。
<Chiswick At The Galleryの基本情報>
住所:Art Gallery Rd, Sydney NSW 2000
電話番号:+61 2 9225 1819
営業時間:月-火, 木-金 12pm–3:30pm / 水 12pm–9:00pm
土-日 12pm–3:30pm
アクセス:エントランスコートを真っ直ぐ抜けて、左手奥
写真:Mayumi Iwasaki
地図を見るどちらも見晴らしやお料理が素晴らしい素敵なお店なので、アート鑑賞の後に行くのはもちろん、お食事するためだけに訪れる価値があるお店です。水曜日以外は夕方には閉まってしまうので、近くに観光に来た際などはこちらでランチしてみてはいかがでしょうか。
写真:Mayumi Iwasaki
地図を見る毎週金曜日の11:00amから、日本人ボランティアの方による無料の日本語ツアーが開催されています。こちらの美術館の始まりやオーストラリア初期の作品の歴史的背景、アボリジナル・アートなどのコレクション内容などが聞ける約1時間ほどのツアーです。11:00amに1Fのインフォメーション・デスクで集合するだけで、予約は必要ありません。何度も美術館に訪れている筆者も知らなかった興味深いお話が伺えたので、まずこちらのツアーに参加してその後にゆっくり美術館巡りをするルートをオススメします。
*1月と12月の最後の2週と祝日はお休みです。
また通常は5:00pmまでですが、水曜日だけはArt After Hours(アート・アフター・アワーズ)という催しで10:00pmまでオープンしています。特別展示に関するレクチャーやトークショー、ワークショップ、アートツアーなどのイベントも満載です。エントランス・コートでのシャンパンを飲みながらの音楽鑑賞などもあるので、水曜日の夜に一味違った美術館を楽しむのもいいですね。
写真:Mayumi Iwasaki
地図を見る現在「Sydney Modern Project(シドニー・モダン・プロジェクト)」という施設の拡張計画が進んでおり、金沢21世紀美術館でも世界的に有名な日本人建築家ユニット・SANAAによる設計で工事が始まっています。シドニーで日本人建築家の設計した公共建築物が建つのは誇らしくもあり、2021年の完成が今から楽しみです。
写真:Mayumi Iwasaki
地図を見る木漏れ日が入る明るいホールや眺めの良いレストラン、公園や海を見渡せるロケーションなど天気の良い日はもちろんですが、雨が降ってしまった時や忙しいお昼間を避けて夜にゆったりと訪れるのもオススメです。シティから歩いて行ける距離ですので、ミセス・マッコーリーズ・ポイントに行かれる際は立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
住所:Art Gallery Rd, Sydney NSW 2000
電話番号:+61 2 9225 1700
営業時間:10時〜17時(水のみ10時〜22時)
※12/25とグッド・フライデー(2018/3/30)は休館
アクセス:ドメインの中、ロイヤル・ボタニック・ガーデンのすぐ脇にあります。最寄駅のSt.JamesやMartin Placeからは歩いて10分程度。ハイド・パークから聖メアリー大聖堂北側の脇を抜け、観光スポットとしてもお馴染みのミセス・マッコーリーズ・ポイントに向かう道の途中にあります。シティの中心から歩いて15分ほどです。タウンホールのQVBから出ている441番のバスに乗ると目の前で降車可能です。
2018年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2022/6/28更新)
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