尖沙咀(チムサーチョイ/Tsim Sha Tsui)は香港の中心地と言ってもよいほど、様々なものが集中しています。香港国際空港(チェプラクコク国際空港)からのバスは直通があり、ホテルや様々な飲食店、売店が立ち並ぶネイザン・ロードで下車することが出来ます。
他の地区に宿泊していても、MTRを使い尖沙咀駅で下車。簡単に到着することが出来るのです。
尖沙咀に到着したら最初に向かって欲しい場所がフェリー・ターミナル。こちらから観光を始めると、地域の全体が分かりやすくなるのでお勧めです。MTR尖沙咀駅で下車してからでも徒歩15分程度で到着。
ちなみにフェリーターミナルの便利さですが、船で手軽に対岸の香港島側に行くことが出来るのです。また約1時間でマカオまで行くことも可能ですので、時間がある方はチャレンジしてみるのも旅の面白さでは。
フェリー・ターミナル付近まで来ると、香港島の景観をヴィクトリア・ハーバーの向こうに見ることが出来るプロムナードはすぐ近く。ハーバー沿いに遊歩道が整備されており、散策するには絶好の場所です。そして夜になると同じ場所が一大夜景スポットになるのです。
目印は見上げる時計塔。実は古い歴史があり1915年に作られたものでその昔、九龍と広州を結ぶ九広鉄道の九龍駅がありましたが、その当時の物が残されているのです。ぜひ足を止めてみましょう。
時計塔のすぐ横にある階段を上がって散策開始となります。すぐそこに広がる香港島側の見事なビル群。大迫力のパノラマと言えるのでは。
ヴィクトリア・ハーバーの面白さは行き交う様々な船にも。近代的な風景の中に、歴史を感じさせる船の往来が、香港の魅力を増加させているのです。
夜景は夜になってから・・・、ではありません。夜景を楽しむのは夕方からが一番なのです。
その理由は太陽が沈み始めることで変化する光の美しさ。建築物と自然が作り出す色が相まって、輝きを増していくのです。
夕闇前だからこその目の前に広がる美しさ。忘れられない思い出になるのでは。
更に日が落ちて、このままいつまでも見続けたい気持ちになるかも知れません。
そして日没となればそこは現代の光の世界。ヴィクトリア・ハーバーの水に反射する光もまた、香港夜景の魅力なのです。
夜8時になると始まる「シンフォニー・オブ・ライツ」は一番の目玉。これは香港島側から照射されるレーザーの光で、静かな雰囲気の夜景に動くレーザー光と音楽が約13分間続きます。これは必見!
その間にも見ることが出来るのがハーバー上の「アクア・ルナ」です。中国式のレトロ調な赤い帆船ですが、これは約45分のクルーズ船で乗船することが出来ます。
試してみたい方は、時計塔から見てプロムナードの海側にあるカオルーン・パブリック・ピアに行きましょう。
「シンフォニー・オブ・ライツ」が終わると多くの観光客は帰路につきますが、それでも賑やかなのが時計塔付近で、記念撮影の人をたくさん見ることが出来るでしょう。こちらでも記念に撮影してはいかがでしょうか。
地域柄服装は軽装になりやすいのが香港。暑さ対策や虫除けはもちろんですが、やはり有名な観光地ですので、盗難には注意をしましょう。問題が発生しては残念な思い出になってしまうので、そこは自衛を忘れないで下さい。そして、美しい思い出を作りましょう。
住所:香港尖沙咀
アクセス:MTR尖沙咀駅から徒歩約15分
2018年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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