写真:凜風 杏花
地図を見る日本で最も癒される港町と言われる広島県福山市「鞆の浦」。町のシンボルである鞆港の「常夜燈(じょうやとう)」は、港の常夜燈としては日本一の大きさで、安政六年(1859年)に建造され、潮待ちの港として栄えた鞆港を照らし続けました。
また、鞆の浦を象徴するロケ地として、映画「銀魂」や「探偵ミタライの事件簿 星籠の海」、ドラマ「流星ワゴン」など数々の作品に登場しています。
写真:凜風 杏花
地図を見るここから便りを送ると幸せになれるといううわさがあるのは、常夜燈のすぐそばにある丸くて赤い、通称「常夜燈ポスト」。そこにあるのが当たり前というような顔で周りの景色に溶けこんでいます。
このポストから便りを出して実際に恋が実ったことがあるとかで、別名は「幸せポスト」。相手の方はきっと、瀬戸内の穏やかな海に促されて書いた素直な気持ちとほのかな潮の香りに心打たれたのかもしれませんね…。
写真:凜風 杏花
地図を見る常夜燈とポストの間にある「鞆の浦@カフェ(トモノウラ・ア・カフェ)」は、幕末の建物を再生したカフェレストラン。実は幸せポストのサポーターであるお店もまた、江戸時代からの雰囲気そのままに港の景色の一部となっています。
写真:凜風 杏花
地図を見る店内には新しさを取り入れていながら、そこここに「江戸」もたくさん残っていて、「ゆっくりしていってくださいね」というのを、言葉ではなく雰囲気でかもし出しているようなちょっと不思議な空間…。扉越しに見る港の景色にも風情がありますよね。
写真:凜風 杏花
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地図を見る「鞆の浦@カフェ」はコーヒー自慢のお店でもあるのですが、せっかくの瀬戸内の旅、大三島産の完熟レモンをたっぷり使った「瀬戸内ホットレモネード」や「瀬戸内レモンスカッシュ」はぜひ試してみたいもの。
写真:凜風 杏花
地図を見る飲み物やスイーツだけでなく、海の幸を使った本格パスタなどの食事メニューも豊富。また、ドリップコーヒーやオリジナルバッグなどのお土産にも心惹かれてしまいそう。
写真:凜風 杏花
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地図を見る鞆港でのもうひとつの見どころは雁木(がんぎ)。雁木とは潮の干満に関わらず船着けできるように造られた石階段のこと。鞆の浦@カフェにはテイクアウトメニューもありますから、雁木に腰掛けて、遠く江戸時代に思いをはせながらのコーヒータイムもオススメ。
写真:凜風 杏花
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地図を見る鞆の浦では、すれ違う地元の方に「鞆に来てくれてありがとう」と言われたり、まるで昔からの知り合いのように「おはよう」や「こんにちは」と声をかけてもらうこともしょっちゅう。
ひょっとしたら、鞆の浦には温かい人柄を育てる秘密があるのかも…。常夜燈と幸せポストと鞆の浦@カフェにその答えを探しに行ってみてはいかがですか。
住所:福山市鞆町鞆844-3 常夜燈前
電話番号:084-982-0131
営業時間:10:00〜18:00 水曜定休
アクセス:JR福山駅からバスで30分 鞆港バス停下車
2018年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事を書いたナビゲーター
凜風 杏花
はじめまして、凜風 杏花(りんふう きょうか)です。海とカフェと鉄道と、そしてレトロな町が好き。無人駅や小さな島、ロケ地などのマニアックな旅先も多いのですが、共有して下さると嬉しいです!
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