春の雨はサクラ色?山梨「慈雲寺」の境内に降り注ぐしだれ桜

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春の雨はサクラ色?山梨「慈雲寺」の境内に降り注ぐしだれ桜

春の雨はサクラ色?山梨「慈雲寺」の境内に降り注ぐしだれ桜

更新日:2018/03/13 10:36

木村 優光のプロフィール写真 木村 優光 和風景写真家、夜景愛好家

「慈雲寺」は山梨県甲州市に位置する寺院で、樋口一葉ゆかりの地でもあることから、山門前には彼女の石造があります。境内の本堂前にはしだれ桜があるため、春先になるとピンク色の傘のように本堂を覆いかぶさり、和の楽園へ彷徨いこんだかのよう!また、敷地外に設置された梯子に上ると、しだれ桜を含めた境内の様子も見ることができるというサプライズ付!山梨でも屈指の美しさを誇るしだれ桜を見に、「慈雲寺」を訪問しよう!

春の気配が感じられる「慈雲寺」の参道

春の気配が感じられる「慈雲寺」の参道

写真:木村 優光

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「慈雲寺」は南北朝時代に夢窓疎石によって開山された寺院で、宗派は臨済宗妙心寺派。江戸時代中期に院内に寺小屋が設けられ、のちに塩山地域の学校として開設されました。塩山で育った樋口一葉の父も、この「慈雲寺」で勉学に励みました。

参道入口には、「慈雲寺」と大きく彫られた石碑があり、横には満開のドウダンつつじが咲き乱れます。まだ訪問者が少ない早朝に訪問すれば、写真のように山門までのすっきりとした参道を収めることができますよ。

「慈雲寺」は公共の交通機関ですと非常に行きにくい場所にあるため、可能なら自家用車か、塩山駅などからレンタカーまたはタクシーでのアクセスをオススメします。駐車場も併設されていますが、桜が咲く季節は有料(一回300円)となります。

樋口一葉の石像が設けられた山門までの参道

樋口一葉の石像が設けられた山門までの参道

写真:木村 優光

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参道から山門に向かって歩いていくと、山門の手前には樋口一葉の石像が建っています。樋口一葉本人はこの塩山への訪問は成し遂げていませんが、父親が塩山出身であることから、彼女が書いた詩の中には塩山に関することが数多く謳われています。そのため、樋口一葉ゆかりの地として、彼女の石像が設けられているのです。

樋口一葉の石像が設けられた山門までの参道

写真:木村 優光

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参道と境内の境目には立派な山門が建っており、その両脇からは立派な白壁が境内を囲むように設けられています。山門の開口から見えているしだれ桜に期待を込めて、ゆっくりと山門をくぐりながら境内へ足を踏み入れてみましょう。

山門を潜ると目に飛び込んでくる素晴らしいしだれ桜!

山門を潜ると目に飛び込んでくる素晴らしいしだれ桜!

写真:木村 優光

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山門を潜る前からもチラッと見えていましたが、これこそが「慈雲寺」名物のしだれ桜!山門を完全にくぐるとその全貌が明らかになります。このしだれ桜は樹齢300年!人間も歳を重ねるたびに貫禄が出ますが、桜の木もこれだけ生きているだけに、ものすごい貫禄が出てますね。

なお、このしだれ桜はイトザクラと呼ばれる品種で、山梨県の天然記念物に指定されています。「慈雲寺」を訪問したからには、様々な方向からしだれ桜をじっくりと眺めてみましょう。

山門を潜ると目に飛び込んでくる素晴らしいしだれ桜!

写真:木村 優光

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実際に山門を潜って本堂を前にすると、本堂の上に覆いかぶさるピンク色の傘のようなしだれ桜は圧巻!!ここで立ち止まらない人はいないくらい素晴らしい眺めに、完敗です。。。また本堂の建物が名脇役のような立ち位置となって、しだれ桜を更なる和の雰囲気に仕立て上げています。

山門を潜ると目に飛び込んでくる素晴らしいしだれ桜!

写真:木村 優光

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「慈雲寺」はお寺さんですので、当たり前のごとく本堂前までアクセスして参拝ができます。そのため、実際に本堂前で参拝をしてみると、上からピンク色の雨が降り注いでいるかのように感じます。時折、しだれ桜の花びらもひらひらと舞い落ちてきますので、良いことが起きそうな気分になります。

隣接する桃農家に設けられた梯子に上ってみると?!

隣接する桃農家に設けられた梯子に上ってみると?!

写真:木村 優光

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実は、「慈雲寺」の本堂前に咲くしだれ桜を見るための特等スペースがあります。それは、山門から境内を出て右側へアクセスすると広がっている桃畑の中に設けられた梯子!実際は桃の栽培時に使用されるものですが、この季節は境内を見渡すことができるポイントに設置されていて、誰もが上ることができるのです。

隣接する桃農家に設けられた梯子に上ってみると?!

写真:木村 優光

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梯子を徐々に上っていくと、「慈雲寺」境内が見えてきますが、境内の白壁越しのしだれ桜と本堂のコラボレーションはなかなか見ることができないレアもの!つまり、しだれ桜が咲くお寺さんを、敷地外から至近距離にて斜め上から見る形になるため、ドローンで撮った写真を見ているかのような構図になるわけです。それを自分のカメラに収めることができるわけですから、願ってもないサプライズですよね!

隣接する桃農家に設けられた梯子に上ってみると?!

写真:木村 優光

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「慈雲寺」の境内とは反対側を見てみると、今度は辺り一面に広がる桃畑!その年の気候にもよりますが、甲州市で桜が咲く4月中旬は桃の花が咲き出す時期ですので、目の前はピンク色の絨毯を敷き詰めたかのような光景が広がります。空気が澄んでいれば甲府盆地と富士山も眺めることができますよ。

ただし、普段は作業用の梯子になりますので、上り下りには十分に注意しましょう。それとサンダルやヒールを履いての梯子の使用は非常に危険が伴いますので、可能であればスニーカーや運動靴を履いて梯子に上るように!なお、梯子の高さは最上部で5mほどですので、カメラ等の落下にも十分に注意しましょう。

「慈雲寺」の基本情報

住所:山梨県甲州市塩山中萩原352
電話番号:0553-33-9039
アクセス:JR中央本線塩山駅より県道201号線を北上、塩山中萩原にて右折してすぐ。

2018年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/04/15 訪問

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