写真:藤谷 ぽきお
地図を見る日本統治時代の1932年12月に、台南市では初の百貨店としてオープンした林百貨店。当時の台南では最も高層階のモダン建築でした。1980年代からは空きビルでしたが、2014年6月には数度の改装や展示期間を経てリニューアルオープンしたもの。リニューアルされたとはいえ、内装や店員さんの服装などは当時のレトロモダンさはしっかりと残されており、エレベーターなども当時のまま残されています。
午前中は入場制限もある日もありますが、夜には人通りもそこまで多くはありません。その外観がライトアップされている様子にはうっとりしてしまいます。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見る百貨店のあちこちに張り出されているポスターです。イラストを見ると日本人にもどこか懐かしい感じを抱かせてくれる描き方になっていて、レトロ可愛さ満点です。12月はこのビルの誕生月なので、毎年「生日慶」と称して各種イベントが行われています。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見るエレベーターのインジゲーターもアナログな感じです。内部は狭くて6人定員なのでいつも列が出来てしまいます。開業当時は、台南市の方々にとってはこのエレベーターに乗ることはステイタスや余暇の一部でした。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見る店内の各階各所に用意されている帆布製の買い物袋。買い物中もレトロモダンな気分を盛り上げてくれる、素敵な演出です。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見る席数は決して多くはありませんがオープンカフェもあり、喫茶・軽食が可能です。店内巡りで疲れたときに喉を潤すのもお勧めです。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見る台南市のお土産だけでなく、台湾全土の名産品や雑貨なども手に入ります。少しお高めの値段設定ですが、台湾製品にこだわったセレクトショップばかりが揃っています。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見るファッション雑貨や文具・食器などの生活雑貨や、台湾の若手・有名作家による1点物のメイドイン台湾の商品が各階のショップにあります。また、林百貨店のオリジナルロゴの入った商品も多く取り揃えられており、Tシャツ・帆布バック・小銭入れ・ペーパーウエイトなどもあります。勿論、パイナップルケーキに代表されるお土産お菓子も充実しており、特に好評なのが素朴な味わいの台南伝統菓子の「椪餅(ポンピン)」です。椪餅(ポンピン)とは麦芽糖や黒糖餡を包んだお饅頭で、夕方には売り切れてしまいます。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見る百貨店6階の屋上には野外に神社があります。もちろん、商売繁盛のお稲荷様が祀られています。夜はこの一角もライトアップされ、台南市内の夜景と相まってとてもキレイです。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見る屋上には神社以外にも売店が一ヶ所あります。様々な「ハヤシ」グッズが売られており、ここでポストカードを購入して送ることもできます。ポストは日本のあの赤く丸いレトロなポストです。
住所:台南市中西区忠義路二段63號
電話番号:+886-6-221-3000
アクセス:台湾鉄道台南駅から徒歩約15分
2018年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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この記事を書いたナビゲーター
藤谷 ぽきお
大分県別府市在住。別府八湯で88の温泉を制覇した温泉名人。80日間の世界一周トラベラー。LCC長期旅のトラベラー。別府・由布院・大分県内・九州各地や北アルプス・立山・その他の登山・トレッキングの旅を3…
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(2025/2/19更新)
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