里山トロッコで房総春爛漫の旅〜小湊鐵道乗り撮り歩き

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房総半島中央部・千葉県市原市の山里をのんびりと走る小湊鐵道。レトロなディーゼルカーに交じって、2015年から新たな観光列車「里山トロッコ」が走り始めました。運行されるのは春から秋の観光シーズン。春の訪れとともに、すてきな沿線風景と里山の空気を五感で満喫する旅に出かけましょう!

小湊鐵道の「里山トロッコ」とは…

小湊鐵道の「里山トロッコ」とは…

写真:もんT

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小湊鐵道は千葉県市原市の五井(ごい)駅から大多喜町の上総中野駅までを結ぶ全長39.1kmの路線。首都圏から比較的近いのに、とても風光明媚な沿線風景が展開することから、観光客もよく訪れる人気のローカル線です。そんな小湊鐵道に2015年から新たな観光列車「里山トロッコ」が走り始め、人気を集めています。

写真がその「里山トロッコ」。先頭で客車を引っ張るのはSL?に見えますが、実はディーゼル機関車。大正時代に小湊鐵道で活躍したSLを、外観はそっくりに復元しました。ボルボ製のクリーンディーゼルエンジンなので、SLのようなモクモクの煙は出しません。

しかし汽笛については、五井の機関区に保存されている本物のSLのものを転用しています。客車は窓ガラスのない展望車両が2両、窓ガラスのある空調付きの普通車両が2両の4両編成。真ん中の2・3号車が、開放感たっぷりの展望車両です。

小湊鐵道の「里山トロッコ」とは…

写真:もんT

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里山トロッコが走るのは、上総牛久(かずさうしく)駅から養老渓谷(ようろうけいこく)駅までの18.5kmの区間。途中停車するのは里見(さとみ)駅と月崎(つきさき)駅のみで、他の駅は通過なんですが、のんびりと片道およそ1時間をかけて走ります。

春から秋の観光シーズン中のみ、平日は2往復、土・休日は3往復運行。最新の運転日や時刻は、小湊鐵道のウェブサイトで確認しましょう。

里山トロッコの乗車には、乗車券に加えて、トロッコ整理券(大人・こども同額で500円)が必要です。整理券は、電話やウェブサイトで、乗車日の1か月前の午前10時から2日前の午後4時まで予約可能。また、当日でも定員に空きがあれば、里山トロッコの停車駅や、五井駅にて購入できます。

のどかな田園から里山へ

のどかな田園から里山へ

写真:もんT

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上総牛久駅を出発し、市街地を抜けると、しばらくは田園風景の中を走行。景色のよいポイントや通過駅では特にスピードを落として、ゆっくりと走ります。特に春は、菜の花や桜などが沿線風景を彩ります。

のどかな田園から里山へ

写真:もんT

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途中の里見駅では、反対方向との列車の行き違いのために小停止。レトロなディーゼルカーに古い駅舎など、郷愁を誘うシーンが見られます。

小湊鐵道の沿線を菜の花が彩る!…絶景ポイントは養老渓谷駅近く

小湊鐵道の沿線を菜の花が彩る!…絶景ポイントは養老渓谷駅近く

写真:もんT

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里見駅を過ぎると、列車はいよいよ里山の中へと分け入っていきます。切り通しやトンネルもありますので、窓のない展望車両に乗っているとちょっとスリリング…。顔や手を出し過ぎないように気をつけましょう。

小湊鐵道の沿線を菜の花が彩る!…絶景ポイントは養老渓谷駅近く

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里見駅の次に停まるのは、月崎駅。ここは山里の秘境駅といった雰囲気。実は2017年までは通過駅でしたが、地質年代「チバニアン」のもとになった地磁気逆転地層の最寄り駅ということで、にわかにスポットライトが…。2018年から停車するようになりました。チバニアンの地層へは、駅から養老川を目指して徒歩約30分のハイキングです。

小湊鐵道の沿線を菜の花が彩る!…絶景ポイントは養老渓谷駅近く

写真:もんT

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沿線風景で特にハイライトとなるのは、終点近くの菜の花畑。写真に写っているこの一帯、「石神名所なの花畑」と呼ばれています。春の菜の花の時期は大勢の観光客やカメラマンが訪れるスポット。この中を里山トロッコものんびりゆっくりと通り抜けます。終点の養老渓谷駅からも15分ほどで歩いてこられる、おススメのスポットです。

小湊鐵道「里山トロッコ」終点・養老渓谷駅ではちょっとしたハイキングも…

小湊鐵道「里山トロッコ」終点・養老渓谷駅ではちょっとしたハイキングも…

写真:もんT

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上総牛久を出てから、およそ1時間、里山トロッコは終点の養老渓谷駅に到着です。里山トロッコは13分ほどで折り返していきますが、とんぼ返りではもったいない…。ぜひ、ちょっと散策していきましょう。駅から養老渓谷まではおよそ1.8km。30分弱のハイキングです。駅には足湯もあるので、ハイキングの後はのんびりと一休みもできます。帰りは気ままにレトロなディーゼルカーに乗って戻るのもいいですね。房総の昔ながらの里山の春を、のんびりと満喫してきてくださいね。

小湊鐵道「里山トロッコ」基本情報

運行期間:3月中旬〜12月中旬の土・休日
(2018年は3月18日から。春・夏休み中は平日も運行)
運行区間:上総牛久〜養老渓谷(18.5km)
料金:各区間の乗車券+トロッコ整理券(¥500)
1日フリー乗車券(大人1800円、子ども900円)や、いすみ鉄道へと乗り継げる片道きっぷ「房総横断乗車券」(大人1700円、子ども850円)、それに往復割引乗車券も有効。
駐車場:上総牛久駅(1日200円)、里見駅(1日500円)、養老渓谷駅(1日500円)にあり。

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/04/03 訪問

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