写真:けいたろう
地図を見る京都の河津桜といえば淀水路沿いの河津桜が見事。京阪電車の淀駅を降り、南西へ15分ほど歩いた場所には約200本の河津桜。地元住人の手によって植樹され京都で最大の規模の河津桜の名所となっています。
写真:けいたろう
地図を見る水路と桜の組み合わせは美しく、開花が一足早い河津桜の魅力がプラス1ポイントされる、とても贅沢なスポットとなっています。
写真:けいたろう
地図を見るさらに淀水路では、河津桜と一緒に菜の花もタイミングを合わせるように開花。黄色とピンクのコントラストが美しく、とってもフォトジェニック!
<基本情報>
住所:京都府京都市伏見区淀木津町
アクセス:京阪電車「淀」駅下車 南西へ徒歩約10分
写真:けいたろう
地図を見る京都でもっとも大規模な河津桜の群生地は、先ほど紹介した淀水路。しかし、ほかにも河津桜が咲く場所はあります。まず紹介するのは三条大橋の河津桜。
写真:けいたろう
地図を見る浮世絵にも描かれ京都を代表する橋の一つである三条大橋。その西詰の南側に2本の河津桜が咲いています。
写真:けいたろう
地図を見るこの場所は十返舎一九の滑稽本である「東海道中膝栗毛」の主人公である弥次さんと喜多さんの像がある場所としても有名。京都旅の思い出の1ページにピッタリです。
東海道五十三次の終点でもある三条大橋は、今も昔も交通の要所。京都のどこからでもすぐにアクセスできるので、京都旅行の春の京都旅行の最中にフラリと立ち寄れます。
<基本情報>
住所:京都府京都市中京区中島町・東山区大橋町
アクセス:京阪電車「三条」駅下車すぐ
写真:けいたろう
地図を見る先ほど紹介した三条大橋脇の河津桜。京都には橋と河津桜の組み合わせがもう1つあります。それが一条戻り橋(いちじょうもどりばし)の河津桜。
写真:けいたろう
地図を見る河津桜の美しい一条戻橋は平安時代の陰陽師である安倍晴明のエピソードが有名。使役していた12体の式神の顔が恐ろしいと妻が怯えたため、普段は戻橋の石櫃に封じておいたと言われています。また源頼光の四天王である渡辺綱が、女に化けた鬼を退治した話など、少し奇怪なお話が有名。
写真:けいたろう
地図を見る川に掛かる橋のそばに咲く桜。因縁を知らなければ美しく見えますが、エピソードを知ってしまうと、季節外れの桜は少し恐ろしく見えてしまいます。ちなみに、陰陽師である安倍晴明を祭神に祀る、晴明神社は橋のすぐ近く。春に晴明神社を訪れる際には、ぜひ河津桜をお忘れなく!
<基本情報>
住所:京都府京都市中京区中島町・東山区大橋町
アクセス:市バス「一条戻り橋」停留所下車すぐ
写真:けいたろう
地図を見る京都の河津桜で徐々にその規模を拡大しているのが、井手町の河津桜。京都府南部、奈良にほど近く、里山の景観が美しい井手町。観光拠点である「井手町まちづくりセンター椿坂」の周辺には、約150本の河津桜が植樹されています。
<基本情報>
住所:京都府綴喜郡井手町大字井手小字石橋44
電話番号:0774-82-3838
アクセス:JR奈良線「玉水」駅出口から徒歩約16分
写真:けいたろう
地図を見るまた井手町の河津桜を目指して歩いていると気づくのが川に沿ってズラリと並ぶ桜の木。この川は井手町の南側を東西に流れる玉川。一部の場所では、川の流れのすぐそばまで下りていくことも可能です。
こちらは河津桜ではなく、一般的な時期に開花するソメイヨシノですが、川とのコントラストがとってもフォトジェニック。期間中は午後7時〜9時まで、提灯によるライトアップが行われます。
<基本情報>
住所:京都府綴喜郡井手町
アクセス:JR奈良線「玉水」駅出口から徒歩約5分
写真:けいたろう
地図を見るさらに河津桜のある井手町まちづくりセンター椿坂を進んだ丘の上。地蔵禅院には立派な枝垂れ桜があります。この木は、八坂神社の円山公園の枝垂れ桜と親木同士が兄弟木にあたり、京都府の天然記念物にも指定されています。
井手町では早咲きの河津桜、ソメイヨシノ、枝垂れ桜と、さまざまな桜が楽しめます。
<基本情報>
住所:京都府綴喜郡井手町井手東垣内16
拝観時間:8:00〜18:00
電話番号:0774-82-6168
アクセス:JR奈良線「玉水」駅出口から徒歩約25分
写真:けいたろう
地図を見るまた京都には河津桜以外にも一足早く咲く桜があります。それが出町柳の駅前の長徳寺門前のオカメ桜。早咲きの桜として、そちらも最後に紹介したいと思います。
写真:けいたろう
地図を見るオカメ桜はイギリスの桜研究家のイングラム氏が、カンヒザクラとマメザクラの交配させ、作出した品種。艶やかな濃いピンク色と花が下を向いて咲くのが特徴です。
写真:けいたろう
地図を見る鴨川デルタでに有名な出町柳一帯は京都でも特に自然と町の調和が美しく、その中の早咲きの桜。かなり目立つ存在となっています。
また長徳寺から鴨川を挟んだ向かい側の堤にも、2本のオカメ桜が咲いています。
※写真は2017年撮影時のものです。
いかがだったでしょう?京都の早咲き桜のスポット。京都の春と言えば桜が有名ですが、よほどの穴場を発見しないと、どこも観光客でいっぱい。
しかし今回紹介した早咲きの桜は例年の場合、見頃は3月中旬から下旬。世間の人がまだ油断している時期に桜の花が楽しめます。
比較的穏やかな人出と、落ち着いた雰囲気の中での京の桜を優雅に先取り!これはかなりの贅沢。ただその分、少し肌寒いので寒さ対策だけはお忘れなく!
2018年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/28更新)
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