宮古島と言えばまずはここ、伊良部大橋。パンフレットやCMはもちろん、数々のドラマなどで使用されており、宮古島を訪れた事のない方にも見覚えがありそうな景勝地です。全長は3540m、自動車、自転車、徒歩で無料で横断可能です。
見どころはなんと言っても、右と左でそれぞれ異なり、5色から7色にもなる海の色です。その色は天気や風の強さにも影響されるそうですから、正に一期一会の特別な蒼を見る事ができます。
写真:藤 華酉
地図を見るどこから見ても絵になる伊良部大橋、下から見上げてみるのはどうでしょう。
平良港から出航する海中展望型クルーズ船、モンブラン号なら、伊良部大橋を潜り抜けて1時間程度のクルーズを楽しむことができます。
また、モンブラン号の見所はガラス窓から覗く海底にあります。ポイントでは撒き餌を行うので、水族館もかくやと言う間近で野生の熱帯魚を観賞する事ができるのです。8色目の海の色は海底でお楽しみください。
写真:藤 華酉
地図を見る灯台が建つ東平安名崎は、GW近くの見頃には純白のテッポウユリに囲まれた絶景で、日本百景にも選ばれた観光スポットです。
しかし冬の東平安名崎は他の季節にはない魅力を見せます。スリルとサスペンスに満ちたミステリースポットになるのです。
宮古島は山がないため、普段から風の強い地域です。特に島の先端に建つ東平安名崎の強風と来たら、冬は子供なら吹き飛んでしまいそうな程。
吹きすさぶ強風、荒れ狂う白波、崖から身を投げた悲劇の美女の古墓跡……と、冬の東平安名崎は追い詰められた犯人が最終回を迎えるのに最適な環境です。実際、ドラマ「純と愛」の撮影にも使われました。
綺麗なだけではない、自然の驚異を感じるスポットです。
写真:藤 華酉
地図を見る宮古島とは橋続き、下地島の観光名所がこちら、<通り池>。大小二つの池が並んでいますが、海底では繋がっており、通り道があるからこの名前になったのだとか。
吸い込まれそうで恐ろしい色合いに相応しく、25〜45mもの水深があります。
夏には有名なダイビングスポットとなりますが、冬の間は静かな水面を眺める事ができます。
冬の静寂にふさわしい、ちょっぴり怖い人魚伝説も残されている、ミステリアスなスポットです。
写真:藤 華酉
地図を見る下地島空港は、一般向けには使われていない空港です。そんな空港に観光客が大勢訪れるのは、この近くに<佐和田の浜>と呼ばれる珍スポットがあるため。
夏の晴れやかな佐和田の浜は女子十二楽坊のPVにも使用されました。
しかし、冬の間にだけ見れる、死後の世界観めいた異景も味のあるもの。大津波の際に打ち上げられた岩が遠浅の浜に転がり、一種独特の世界を生み出します。
写真:藤 華酉
地図を見る真冬でも雪の見られない宮古島で、唯一雪を感じさせるお土産がこちら。ギネスにも認定された「雪塩」は、粒の形がほとんどない、名前通り雪のような感触の塩です。ミネラルを豊富に含み、素晴らしく健康に良いということで、今は全国区で名前が知られるようになりました。
雪塩製作所では、お塩そのものはもちろん、雪塩を使ったお菓子や、肌を磨く為のエステ用のお塩まで購入できます。
人気の商品は、雪塩を使ったソフトクリーム。濃厚なミルクの味に、ほんの少し塩の後味が残り、食べやすいという不思議な感覚。お好みで、更に様々な塩を振りかける事もできます。
<基本情報>
住所:〒906-0002 沖縄県宮古島市平良狩俣191
電話番号: 0980-72-5667
アクセス:宮古空港より車で約30分
【営業時間】
4〜9月/9:00〜18:30
10月〜3月/〜17:00
定休日 なし
2018年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
南国トロピカルなイメージの強い宮古島ですが、泳げない季節でも魅力が損なわれる事はありません。分厚いコートを脱いで、蒼い海を眺めに出かけるのはいかがでしょう。泳ぐ人のいない静かな海は、この季節だけの特権です。無数に色を変える海の絶景に出会えば、冬の厳しさを忘れて、のんびりできる事間違いなしです。
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(2024/4/19更新)
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