写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る昔ながらの小さな宿 川久は総部屋数9室という、名前のとおりこじんまりとした宿。お風呂も1人利用にちょうどいい小さいお風呂と2〜3人入れるほどの家族風呂のたった二つ。
小さくてもここの温泉は最高なんです!
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る川久のお風呂は、加水・加温・循環一切なしの本物の源泉かけ流し。指宿温泉の源泉は高温で、通常は加水することが多いのですが、川久では、毎日お昼過ぎに浴槽にお湯を少しずつため、自然の風で冷ましています。
泉質は、ナトリウム塩化物泉で、神経痛、腰痛、疲労など、旅の疲れを癒すのに抜群。本物の源泉かけ流しを一人で楽しむ贅沢。温泉宿の醍醐味です。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見るお風呂は、予約制ではなく、フロント横に、「入浴中(奥)、(手前)」の札があれば利用可能。自分が入るときは、そこから札をとって、浴室入口にかけておきましょう。
浴室内には、シャンプーリンス、ボディーソープが完備されています。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見るご主人とおかみさんの2人で作る夕食は、一見ごくシンプルだけど、最後までしっかりと風味を楽しめる味わい深い料理の数々。薩摩名物黒豚のしゃぶしゃぶを味わうダシは、カツオのうま味たっぷり。黒豚の甘味、ダシのうま味は、じんわりと染み入るマイルドな味わい。最後の一滴まで飲み干してしまえるくらいのうまさです。
〆は、黒豚のコラーゲンがたっぷり入ったダシの雑炊をどうぞ。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る鰹節の産地として有名な枕崎市もあることから、鹿児島では新鮮なカツオも食べられます。川久では、カツオの刺身のほか、カツオで一番脂ののったお腹部分を焼く、郷土料理「カツオの腹皮」も。
レモンをたっぷりかけて食べるカツオの腹皮は、弾力があり食べごたえ抜群!鹿児島の焼酎によくあいます。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る鹿児島といえばさつま揚げ!川久では、あじ、しいらという珍しい魚を使ったさつま揚げを食べることができます。手作りの揚げたては絶品!うま味がじわ〜っと口の中に広がります。
季節の天ぷらは塩でもなく、ダシでもなく、合わせ酢で。素材のうま味を存分に引き出してくれる合わせ酢は、家に帰ってからも真似したくなるほどのおいしさ。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る部屋は、四畳半のトイレ共同、2015年にリニューアルしたばかりの和室六畳トイレ共同、川沿いの見晴良好な和室八畳のトイレ付の部屋、そして、大人数で宿泊できる広々和室の4種類。
家具や調度品にこだわりはありませんが、自宅に遊びにきたかのような落ち着いた雰囲気のある部屋です。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る川久は、砂むしで有名な砂むし会館(砂楽)から車で10分、JR指宿駅から車で5分、歩くと20分かかる、市内から少し離れた場所にあります。
住宅街の川沿いにポツンとたたずむ「昔ながらの小さな宿 川久」は、田舎のおばあちゃんの家に遊びにきたかのような雰囲気。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る玄関入ってすぐのフロントには、鹿児島の観光パンフレットや地図などがずらり。すべてがこじんまりとして、部屋からお風呂、食事場所とすぐにいけるのも便利。大型リゾートホテルのような人ごみは避けたい!という人に最適の小さなお宿です。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る鹿児島は厳選の数が2753か所と全国第二位で、鹿児島市内の銭湯は、ほぼ天然温泉という温泉天国。もちろん指宿市内にも地元人が愛してやまない公衆浴場がいたるところに!川久から一番近いのは徒歩10分でいける、村之湯温泉と東郷温泉。なんと隣同士にあります。
東郷温泉はリニューアルされてきれいになりましたが、村之湯温泉は昔ながらの風情たっぷりの渋い温泉。どちらに行くかはあなた次第(笑)。
指宿にきたら公衆浴場にもチャレンジしてみませんか。豊富な湯量に驚くはず!
指宿市内から外れてはいますが、砂むし会館(砂楽)や指宿駅などへの無料送迎があり、とっても便利。歩いても20分ほどなので、街並みや公衆浴場などのひなびた看板を見ながら歩くのも楽しいです。
指宿の温泉を源泉かけ流しで楽しめ、おかみさん手作りの素朴な郷土料理を味わえる「昔ながらの小さな宿 川久」。静かにこじんまりとした滞在を叶えてくれる小さな素敵なお宿です。
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この記事を書いたナビゲーター
浮き草 ゆきんこ
浮き草のごとくあっちこっちふ〜らふ〜らと旅するライターです。ニュージーランドで添乗員として働いていたとき、世界中を旅するバックパッカーたちに遭遇!突然、バックパッカーに憧れ、世界半周旅行へ。一人でふら…
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