えっ!鳴門のうずしおってこんなに大きい船で観光するの?
「渦潮クルーズ」は、1860年勝海舟によって日本人ではじめて太平洋横断しアメリカへ渡った蒸気帆船。 その勇姿をいまに復元した「咸臨丸」と日本を代表する練習用帆船の「日本丸」のレプリカ船で南淡路の港から鳴門へ向かって渦潮を観光し、再び港へ帰ってくる所要時間1時間のクルーズです。船内は、冷暖房完備で快適。「日本丸」には、階下に畳のスペースもあって、水中から渦潮も楽しめ大迫力なんですよ。
09:30発〜16時10分発まで1日6便 運航していて、大人は2000円です。
ただ、うずしおの期待できない時間帯でお客様が10名様に満たない時は出港しない場合があります。事前に必ず電話等で問い合わせて確認を。
(出航時刻の30分前までに乗船手続きをお済ませ下さい。)
片側には淡路島の緑が映える岬を眺めながら、船の反対の片側には太平洋を望みながら船は鳴門海峡へと向かいます。
天気の良い日はオープンデッキで外に出るのがお勧めです。かもめが船に並行して飛んできて、その風景を見ながらの春の風を感じるクルーズは最高です!
20分ほどで淡路島と鳴門を結ぶ大鳴門橋が見えてきます。
大潮の際には渦の直径は最大で30mに達するといわれ、渦の大きさは世界でも最大規模といわれます。
鳴門の渦潮が大潮の日を選ばれると潮流が速く、うずの期待度は高くなります。ホームページの潮見表で二重丸がついている便が大潮で、大きい渦の確率が高まります。
目の前の視界がひらけて大鳴門橋の下に鳴門海峡が見えてきました。いくつもの渦潮がオープンデッキのすぐ下に。大迫力です!大鳴門橋とのコントラストは格別。景観の美しさに満足いただけることでしょう。
鳴門海峡への潮の流れは、鳴門海峡を挟んで北側(播磨灘)と南側(紀伊水道)で干満の時刻がちょうど正反対になるため水面に約2mの段差ができ、水位の高いところ(満潮側)から低いところ(干潮側)へと流れ込み潮流ができます。さらに鳴門海峡は幅が1.3km程しかなく、狭い海峡に勢いよく水が流れ込むため、渦潮の巻く原因となる速い潮流が発生します。これが1日4回繰り返されます。
渦の寿命は詳しくはわかりませんが、回転する渦を見られるのは、時間にして数十秒、距離にして数百メートルぐらいの間です。
「大鳴門橋」の近くまでクルーズ船は進みます。船の周りのあちらこちらで、いくつもの渦潮ができては数十秒で消え、また再び別の場所で大きな渦が現れるのを見ることができます。
鳴門の渦潮は関西では春の風物詩です。迫力があり、爽快感も味わえるのでぜひ体感していただきたい観光です。
3月1日から4月30日<2014年>は「春の渦祭り」の期間で、南淡路や鳴門市内でイベントが行われています。渦潮にちなんだイベントは例年ありますが、平成26年は、四国八十八か所霊場開創1200年にあたり、各寺院でもイベントがあります。
雄大な渦潮を観光して、南淡路や鳴門市内で観光も楽しんでみては?
この時期に淡路にいらっしゃるなら、「桜鯛」も味わえます。「桜鯛」と呼ばれる春の鯛は、産卵前で栄養を体内に蓄え、凝縮された旨みを持ち合わせた淡路島の春を代表する旬の味覚です。3月まではイチゴ狩り、4月から6月は新玉ねぎと春は淡路の味覚も存分に味わえます。
気候も温暖で過ごしやすく、春の味覚も味わえる淡路島に出かけてみませんか?
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