写真:野水 綾乃
地図を見る「老神温泉びっくりひな飾り」は平成30年2月17日〜4月1日に開催のイベント(3月9日〜11日は展示替えのため休館)。温泉街の中心にある「利根観光会館」をメイン会場に、各旅館も華やかなひな人形やつるし雛飾りで彩られます。
飾られるひな人形は約4500体以上と、その数にもびっくりですが、メイン会場「利根観光会館」の展示は圧巻のスケール。大ホールの客席を使った巨大ひな壇(ちゃんと壇飾りの順番になっているのがスゴイ)のほか、会場中が数えきれないほどのひな人形で埋め尽くされます。
このイベントは老神温泉のある沼田市と埼玉県鴻巣市の交流をきっかけに、平成26年にスタートしました。初代沼田城主である真田信之の正室、小松姫の墓所が両市に存在しているという歴史的なつながりがあり、ひな人形の産地である鴻巣市から寄贈された500体のひな人形を中心に展示したのが始まりです。毎年県内外から家庭で飾られなくなった人形が寄せられるようになり、年々規模が拡大しています。
写真:野水 綾乃
地図を見るメイン会場の「利根観光会館」の敷地内に、大蛇みこし展示館があります。毎年5月のゴールデンウィーク明けの金・土曜日に開催されている「老神温泉大蛇まつり」で、12年に一度の巳年しか登場しない、長さ108mのスーパーロングな大蛇を常設展示している施設です。
この長さ108mの大蛇は、「世界一長いお祭り用の蛇」として2013年にギネス世界記録にも認定されました。そんな大蛇みこし展示館にも、「びっくりひな飾り」の時期はひな人形が進出! こちらのおひなさまがかなり遊んでいるんです。
写真:野水 綾乃
地図を見るまずは「大蛇まつり」の大蛇みこしをかつぐ男びなたち。白ヘビは、老神温泉赤城神社のご神体で、温泉を発見したとも伝えられる老神温泉の守り神です。5月の「大蛇まつり」でも約20メートルの大蛇みこしを若い衆がかつぎ、温泉街を練り歩く様子が見られます。
写真:野水 綾乃
地図を見るほかにも大蛇みこし展示館にはユニークな展示がいっぱい。いくつかご紹介しましょう。
まずは老神温泉といえば温泉! 石組みの風情のある露天風呂に、おひなさまたちが仲良く混浴中。旅行番組などで見かけるテロップ表示もクスッと笑えます。
写真:野水 綾乃
地図を見るこちらでは、おひなまさまたちがトランプに興じています。誰がババを持ってるか、バレバレですね。負けたらお姫様からのお仕置きが待ってるかも。
写真:野水 綾乃
地図を見るお仕置きといえば、2017年に話題になった「このは〇ー!!」雛も。実際に「は〇」の人形たちが周りに集められているのもご愛嬌。
写真:野水 綾乃
地図を見る会場にはおひなさまやお道具を自由に触って遊べるコーナーもあります。
子供のころ「触っちゃダメよ!」と怒られた人も多いかと思いますが、本来、ひな人形は大事に飾っておくだけのものではなく、おままごとのように触って遊ぶものなのだそうです。着物の質感、道具の繊細な作りなど、実際に触ることで知ることもたくさんあります。
写真:野水 綾乃
地図を見る屋外のかまくらの中に飾られたひな人形も。こたつに入ってしばらく過ごしてみましょう。かまくらの暖かさにも気付けるはずです。
写真:野水 綾乃
地図を見る沼田駅から老神温泉までを結ぶ国道120号沿いは昔から養豚業が盛んだったことからトンカツ店が多く立ち並んでいて、「とんかつ街道」と呼ばれています。
その一軒、「とんかつ金重」では、特別熟成庫で約5週間熟成させてうまみを凝縮させた「超熟尾瀬ドリームポーク」と、餅のように弾力とハリのある食感の「奥利根もち豚」の2種類の地元ブランド豚を使ったトンカツが食べられます。2〜3cmはあるその厚みにもびっくり!
「老神温泉びっくりひな飾り」の来場記念スタンプを押したチラシを協賛店に持っていって食事をすると、コーヒーサービスなどの特典がありますので、ぜひ帰りに立ち寄りましょう。
会場:沼田市利根観光会館、老神温泉参加旅館、南郷曲屋など
開催期間:平成30年2月17日〜4月1日(3月9日〜11日は休館)
会館時間:利根観光会館9:30〜16:30
アクセス:上越新幹線上毛高原駅または上越線沼田駅から鎌田・戸倉行きバスで約50分、老神温泉バス停下車。一部の宿に宿泊の場合は、上毛高原駅と沼田駅から無料送迎バス「じゃおう号」の利用も可能(要予約)。
2018年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/19更新)
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