写真:磯本 歌見
地図を見る「ここに地終わり 海始まる…」この詩は、ユーラシア大陸最西端、ポルトガルのロカ岬の石碑に刻まれた叙情詩の一節。ロカ岬は、140mの断崖から雄大な大西洋が見渡せる最果ての地。特に夕陽が美しいことで有名な観光名所です。そこに勝るともおとらない夕陽が見えるという絶景ロビーがこちらなんです。
玄関からロビーに入ると、全面ガラス張りの大きな窓から見える瀬戸の海。日生諸島から小豆島、家島諸島、はるかに四国まで見渡せる大パノラマが広がります。
入った瞬間「わ〜〜〜〜すご〜〜い、きれい」という歓声が上がり、この景色をひとり占めできるだけで、来てよかったと思うのです。
朝焼けの海、夕映えの海、満天の星空、月の道に導かれる海、荒れ狂う嵐の海、どんな海も圧巻ですが、こちらで特におすすめは、この夕映えの海です。
特におすすめの時期は10月〜4月まで。この全面の窓から美しい夕陽が広い範囲で見渡せます。
写真:磯本 歌見
地図を見る絶景ロビーには、カフェバーを併設しています。インテリアデザイナーと照明デザイナーが作り上げたシックで上品な空間で、雰囲気ある夜の時間を過ごすことができます。
バーのカウンター材には、長さ6m、幅50p、厚さ5cmの天然木のケヤキ、腰壁には大判の天然御影石が使われています。城壁をイメージしたデザインで天然木×石のダイナミックさが魅力です。
写真:磯本 歌見
地図を見る照明器具にもご注目を。富山県の松井機業場という工房でのみ作られている「しけ絹」という素材を使った、六代目・松井紀子さんによるオリジナルの照明は、こちらでしか見ることができない芸術作品です。
写真:磯本 歌見
地図を見るこちらの照明も松井さんの作品です。「しけ絹」に高度なプリーツ加工を施して仕立てられています。細やかな仕立てもさることながら、あたたかい灯りもステキで、夜にはまた違った表情を楽しめますね。
奥の棚に並べられた調度品も、こだわりを持って一つひとつ丁寧に選んだものばかり。チェックインやチェックアウトの時だけでなく、ずっとこの場所で、海を眺めたり調度品に見とれていたいです。
銀波荘といえば、海や空と一体化したかのような、浴槽にふちがない「インフィニティ絶景露天風呂」で有名ですが、青い空や蒼い海が望めるお昼間はもちろん、「夕映えの宿」の名にふさわしい、夕陽の時間が特におすすめ。
日本夕陽百選に選ばれている「赤海御崎」のなかでも、一番海に近い場所にあるのがこのお宿なんです。
このお風呂から上がった時間を楽しめる湯上りサロン「月見テラス松風」も好評です。
写真:磯本 歌見
地図を見る約100平米の施設内には、和風モダンのテーブルとチェアに加え、最新式の電動マッサージチェアもあり、宿泊はもちろん、日帰り入浴者もゆっくり過ごすことができます。
写真:磯本 歌見
地図を見る新たな中庭は、赤穂御崎の一つの名物「大石名残の松」をイメージした松が植えられた日本庭園です。「大石名残の松」とは、大石内蔵助が赤穂から山科に向けて海路旅立つときに、何度も見返していたというエピソードが残る松で、この宿から近く、伊和都比売神社を抜けてきらきら坂を下った遊歩道沿いにあります。
また、恐竜が生息していた時代、約8,200万年前に火山噴火でできたカルデラの岩盤を見ることもできます。
海側絶景露天風呂付特別客室「天空」を新設したのも、生まれ変わった銀波荘の目玉です。6階にある和洋室14畳のこのお部屋、窓に枠がない全面ガラスを使っているので、なんだか空と海に吸い込まれそうな感覚に浸ることができます。
リゾート感覚たっぷりのチェアに座って何時間でも海を見ていたいような。そんな優雅な自分時間が過ごせるのもここならでは。
カーテンはもちろん自動開閉しますよ。
こちら部屋付きの露天風呂です。大浴場同様、空と海との一体感を味わえるインフィニティ風呂です。夕映えの時間には、夕陽をひとり占めできるなんて、この上ない贅沢ですよね。
提供元:銀波荘
http://www.ginpaso.co.jp/満を持して2017年、銀波荘の総料理長に就任したのがこの方、中江悠文(ひさふみ)さんです。メルボルンの日本料理店で修業をして、世界的に有名なドバイの日本料理店「NOBU」の副料理長に。帰国したのちも「赤坂漂亭」を経て「銀座小十」の料理長、そして現在に至るという華々しい経歴をお持ちで、名実ともに備わったイケメン料理長なんです。
提供元:銀波荘
http://www.ginpaso.co.jp/こちら中江料理長の手がけたコース料理の中の一つ。洋食の素材であるカダイフを和食に取り入れた創作料理です。カダイフとは、トルコ料理の一つで、小麦粉を練ってソーメンより薄い糸状にしたものを、素材に巻き付けて素揚げした一品。食材の触感をより際立たせる効果があります。これはほんの一例ですが、ワールドワイドに活躍してきた中江料理長の技が、随所に光る料理を堪能できるのが一番の魅力ですね。
銀波荘界隈の赤穂御崎には、まだまだ名所がいっぱいあります。
縁結びや勝運のご利益のある神社「伊和都比売神社」、全国区のイタリアン「さくらぐみ」やそのファンショップでイタリアンジェラートがおいしい「Scio’Scio’(ショーショー)」、各種体験ができるガラス工房「御崎ガラス舎」、お土産物も買える癒しスポット「御崎カフェ」、赤穂雲火焼と水琴窟を楽しめる「桃井ミュージアム」などなど、盛りだくさんです。
また毎月第3日曜には、神社から「さくらぐみ」に続く階段の坂道「きらきら坂」で「御崎マルシェ」というイベントも開催しています。
ぜひこの宿を拠点に、赤穂御崎を堪能してみてはいかがでしょうか。
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(2024/3/19更新)
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