え、波打ち際まで行けるの?新潟の天険「親不知」の見どころはココ

| 新潟県

| 旅の専門家がお届けする観光情報

え、波打ち際まで行けるの?新潟の天険「親不知」の見どころはココ

え、波打ち際まで行けるの?新潟の天険「親不知」の見どころはココ

更新日:2018/02/24 14:40

咲田 みつるのプロフィール写真 咲田 みつる ハイカー、旅好きのヨガインストラクター
新潟県糸魚川市の「親不知・子不知海岸」は約15km続く断崖絶壁。実は日本アルプスが海と交わる場所なのです。断崖と海との間に残されたわずかな岸辺を通行するのは、困難を極め「たとえ親子でも、お互いを気遣う余裕がない」ことから「親不知」(おやしらず)等と呼ばれるようになったとされています。現在は高速道路や国道、北陸新幹線も整備され、快適に通行できますが、遊歩道を使えば波打ち際を見学することも可能です。
LINEトラベルjpなら、その旅行代LINEポイントで戻ってきます!対象はこちら

「天下の険」親不知(おやしらず)ってこんなところ

「天下の険」親不知(おやしらず)ってこんなところ

写真:咲田 みつる

地図を見る

「親不知・子不知」の海岸は、北アルプスと日本海が交わるところ。糸魚川市の日本海側にある約15キロにわたる断崖絶壁のエリアの総称で、かつて北陸道最大の難所とされていました。「天下の険」または「天険」とも呼ばれています。

明治に入ってから、鉄道や街道が作られましたが、それまで旅人は、波打ち際を歩いていたのだとか…。正に命がけの旅だったようです。

現在は車道(北陸自動車道・国道)や、鉄道(北陸新幹線・えちごトキめき鉄道)が整備されており、快適に通行できますが、波打ち際をちょこっと見学することもできます。

見学の起点「天険コミュニティ広場」は無料の駐車場

見学の起点「天険コミュニティ広場」は無料の駐車場

写真:咲田 みつる

地図を見る

見学の起点は、国道8号線沿いにある「天険コミュニティ広場」という駐車場。付近は片側1車線の坂道で、交通量が多いため、うっかり通りすぎると引き返すのが大変です。事前に場所を把握しておくことをおすすめします。上記の写真の親子像を目印に訪れると良いでしょう。公衆トイレも併設されています。

なお、反対車線側は、北アルプスへ続く登山道の入り口(栂海新道)となっており、こちらにも10台ほど車が止められるスぺ―スが存在しています。

駐車場からの所要時間は、コースによって異なります。
■周遊コース:60〜90分。旧国道や100年以上前のトンネルなど、土木遺産も味わえる。
■お手軽コース:30〜40分。海岸に行って直ぐに戻る。時間がない時におすすめ。

お手軽コースは往復30〜40分。波打ち際へGO!

お手軽コースは往復30〜40分。波打ち際へGO!

写真:咲田 みつる

地図を見る

てっとり早く海岸に降りるためには、「東側遊歩道」を利用します。200mほど野趣あふれる林の中を下ると、やがて急階段に出くわします。気が付けば、そこは荒波砕ける日本海!

お手軽コースは往復30〜40分。波打ち際へGO!

写真:咲田 みつる

地図を見る

親不知の海岸は、見学は可能ですが、波打ち際を通行することはできません。撮影当日は、海は比較的穏やかな状態でしたが、それでも歩ける場所はほとんど残されていません。こんな断崖が15kmも続くのですから、先人たちの旅が命がけであったことがよくわかります。

LINEトラベルjpなら、その旅行代LINEポイントで戻ってきます!対象はこちら

周遊コースは60〜90分。「4世代道路」を目撃しよう

周遊コースは60〜90分。「4世代道路」を目撃しよう

写真:咲田 みつる

地図を見る

周遊コースは、時計回りに約2キロ歩くコースで、見どころをふんだんに含んでいます。(なお、周遊の際に通過する西側遊歩道は12〜3月は閉鎖されています。)

その中でもおすすめしたいポイントとは…
■4世代道路が一望できること
■土木遺産(旧国道・100年以上前のトンネル)を歩けること
…です。ラストは、先述の波打ち際に至ります。

周遊コースは60〜90分。「4世代道路」を目撃しよう

写真:咲田 みつる

地図を見る

周遊コースは、まず旧国道(親不知コミュニティーロード)を歩き、展望台を目指します。上の写真が4世代道路を展望台から見た様子。「4世代」とは何か?を解説しますと…

1世代目:波打ち際
2世代目:親不知コミュニティロード(旧国道・現在地)
3世代目:現在の国道8号
4世代目:北陸自動車道

…といった具合で、先人たちが天下の険を克服してきた4種類の道のことです。周遊道の展望台からは、この4世代道路が一目で見られるというわけなのです。

ちなみに上の写真で、海に突き出ているのが北陸自動車道、岩肌に直接へばりついているのが、国道8号です。

親不知レンガトンネルは100年以上前のもの!

親不知レンガトンネルは100年以上前のもの!

写真:咲田 みつる

地図を見る

周遊コースのもう一つの醍醐味は、天下の険を手掘りで掘り進めたという「親不知レンガトンネル」の見学。明治期に着工、大正元年(1912年)に竣工した鉄道で、主に石灰石を運びました。昭和40年にその役割を終えましたが、中を見学がてら通り抜けることができます。

親不知レンガトンネルは100年以上前のもの!

写真:咲田 みつる

地図を見る

長さにして670Mほどのトンネルです。写真では暗く感じますが、足元はフットライトで照らされている上、出入り口の両端には懐中電灯が置かれています。(使用後に、どちらかの端の所定の位置に返却する必要あり)

すすで黒くなった様子から、鉄道の現役時代をリアルに感じられます。通り抜けると、東側の遊歩道に出ますので、波打ち際を見学してから、駐車場に戻ることになります。

親不知レンガトンネルは100年以上前のもの!

写真:咲田 みつる

地図を見る

最後に注意事項ですが、周遊コースで斜面を降りる際には、西側遊歩道をおすすめします。これは、東側遊歩道に比べて、西側の傾斜がきついためです。また、西側遊歩道は冬季(12〜3月)は閉鎖されています。4月以降も、積雪などの道路状況を見極めて訪れるようにしましょう。

親不知コミュニティーロード周遊コースの基本情報

駐車場:親不知コミュニティ広場(無料)
最寄り駅:えちごトキめき鉄道「親不知駅」(車で8分)
問合せ:糸魚川市総務部青海事務所 振興係 025-562-2260
糸魚川市観光協会 観光案内所(ヒスイ王国内)025-553-1785
※西側遊歩道は冬季(12〜3月閉鎖)

2018年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

LINEトラベルjpなら、その旅行代LINEポイントで戻ってきます!対象はこちら
掲載内容は執筆時点のものです。

- PR -

条件を指定して検索

LINEトラベルjpで一緒に働きませんか?

- PR -

旅行ナビゲーター(在宅ライター)募集中!
この記事に関するお問い合わせ

- PR -