写真:しの
地図を見る大滝温泉の名を有名にしているのが、何と言ってもそのダイナミックな大滝。そして、その側にあるのが滝見の露天風呂です。露天風呂に行くには、内湯や脱衣場のあるお宿から5分程歩かなくてはいけません。
こちらのお宿は入り口が3階にあり、内風呂は1階。そこから小路や階段を下ってやっと露天風呂に辿り着くという造りになっています。広大な敷地と大自然が相手なので、若干の不便さは感じるでしょうが、滝の音をドンドン近くに感じるにつれてワクワク感は高まっていきますよ。
到着すると、そこには大滝、河津川と写真のような光景が広がります。はやる気持ちをおさえて、まずは滝を見ながら入れるお風呂が6種類あるので、巡ってみましょう。全体的に温度はやや低めのものが多いので、滝を見ながらゆっくり温泉に浸かる事ができます。
川に面した露天風呂の「河原の湯」は滝と川からのマイナスイオンたっぷり。尚、こちらは映画「テルマエ・ロマエ」では主人公ルシウスが傷を癒す為に入浴したシーンで使われたところでもあります。
写真:しの
地図を見る大滝を見ながら入れる温泉の中で最も泉温が高いのが、露天風呂群の小屋(物を置く棚などがある)にある小さめの温泉。
こちらは半露天になっており、窓はなく滝を見ながら入る事ができる一方、屋根があるので天候も気にする必要がありません。温度もやや高めの42℃程度なので熱めが好きな方には丁度よいです。
写真:しの
地図を見る全体的にやや低めの温度の温泉が多い大滝温泉にあって、最も低温なのがこちら「かたたたきの湯」。
奥側にあり、また崖のそばにある事から雰囲気は抜群。
温度について温泉ではなく、もはや冷鉱泉です。夏場は温泉巡りの途中のクールダウンによいですが、冬入浴するのは厳しいかと思います。
尚、映画ではルシウスが走ってきた場面で使われています。
写真:しの
地図を見る大滝の脇にあるのが「秘湯穴風呂」と呼ばれる大洞窟風呂です。
入り口は男女別に分かれていますが、数メートル先は混浴になっています。面白いのはこの混浴になって以降の奥側です。
まさに穴蔵、まさに洞窟の雰囲気。途中で上から雫がぽたっぽたっと落ちてきたり、湯気でくもったりと探検していると気分は盛り上がります。
温度は低め、外気温によっても温度は異なるそうですが、大体体温程度の温度に感じました。個人的感想ですが、洞窟内の空気もそれなりに温度が上昇しているせいか、はたまた温泉の成分のせいか冬でも不思議と寒くは感じないお湯でした。
写真:しの
地図を見る「子宝の湯」は、子宝に恵まれない夫婦に口伝えに広がって好評を得た事からこの名が付いたそうです。
階段を数段下りたところから温泉になっていますが、入り口が狭めの洞窟状になっており、中は少し広くなっています。一番奥には男性のシンボルの像もある神秘的な温泉です。
こちらも泉温は低め(体温程度)です。夏は問題ないですが冬の場合は、露天風呂に入った後、館内に戻る途中でこちらに入り、最後に館内の内風呂で体を温めると無理なく入浴できますよ。
大滝温泉にはご紹介した混浴露天風呂以外にも、男女別専用露天風呂、混浴内湯、貸切内湯、男女別内風呂など全部で28箇所(日帰りの場合は15箇所)もの温泉があり、とてもご紹介しきれないほどの魅力にあふれた温泉です。
数のみならず特筆すべきはやはりそのロケーション。映画のロケ地になる所以がそこにあります。
尚、こちらの施設は源泉かけ流しの為、温度は天候によって左右しますし、もともと「子宝の湯」「秘湯穴風呂」はぬる湯となっています。その為、湯巡りの順番としては露天風呂で体を温めた後、「子宝の湯」に入って館内に戻り、内風呂で温まる事をおすすめします。
露天風呂は混浴で基本的には水着着用となっております。レンタル(有料)もありますが、サイズの心配などがある場合は持参してはいかがでしょうか?また冬季などは敷地が広く移動の際に冷える場合があります。バスローブはレンタル(有料)もありますが、羽織るものがあると便利です。
■施設について■
施設名:大滝温泉 天城荘
住所:静岡県賀茂郡河津町梨本359
電話番号:0558-35-7711
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(2024/12/14更新)
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