写真:旅人間
地図を見る1000年以上の歴史をもつ京都、伝統や文化と折り合いをつけながら変化を続けてきた日本が誇る街。ここには1度や2度来ただけでは到底理解できるはずもない奥深さがあります。
古都を巡り、人気のスイーツを食べ、着物をレンタルし、人力車に乗って…。と一通り楽しんでも、やり残した感が残るのは京都たる由縁といえるでしょう。例えば、京都の伝統文化が大切に守り続けられている花街は“おもてなし文化”の中心地として栄えてきましたが、どうしても「敷居が高い」と言ったイメージが先行してしまいます。
そこで、京都の伝統を身近に体験できる「ホテルインターゲート京都四条新町」では、月に1回、舞妓さんと出会えるイベントが開催されています。
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地図を見るそのお値段は1人2,500円と格安で、宿泊の場合は2,000円になります。時間は20:00〜と21:00〜の各回40分の2公演で入替制です。
(※開催日は公式サイトにてご確認下さい)
このイベントは「舞妓はんから学ぶ 京都の伝統産業」といい、まずは舞妓さんの自己紹介から始まり、1日の過ごし方や装飾品についてなど教えてくれます。他にも「こんぴらふねふね」などのお座敷遊び体験や、質問コーナーもあります。
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地図を見るイベント終了後には、舞妓さんから千社札(舞妓さんの名刺)がもらえます。これは実際に舞妓さんと出会った人しか手に出来ない貴重なもので、持っていると自慢ができます。
実際に舞妓さんと出会うと、気さくに話す姿に親近感を感じると共に、笑い方、喋り方、その動作の一つ一つの奥ゆかしさに見惚れてしまうかも…。
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地図を見るこのイベントの中で特に魅せられるのは、和蝋燭(わろうそうく)の灯りの中で踊る舞妓さんの幻想的な姿です。
オレンジ色で温かみのある和蝋燭の炎は、舞妓さんの白く塗られた顏が肌の色に近づいて美しさを増してゆきます。西洋ローソクでは出せない神秘的で幽玄な伝統美、ここでも日本の伝統美が際立ちます。
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地図を見る舞妓さんの踊りに使用されている和蝋燭は、京都市指定の伝統工芸「中村ローソク」のもの。イベント当日は知識の豊富なお店の方から直接購入することが出来ます。
和蝋燭には絵を描く「絵蝋燭」の文化があり、季節の花を描いた和蝋燭を仏壇に飾ると花の代用ができるとか。また、1本1本すべて手書きの中村ローソクは質の高さで知られており、2020年10月にディズニーとコラボした“額装絵ろうそく”は話題となりました。
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地図を見るこのホテルで評判の体験はもう一つあり、それは京都の伝統工芸「京こま手作り体験」です。フロントで申し込み作成キットを受け取り、部屋でマイペースに作れます。
丁寧な説明書付きで簡単に作れる京こま体験は、4本の色紐を芯棒に巻き付けて作り、定着液で固定させて作ります。所要時間は約30分。完成したコマは艶やかに時が止ったように美しく回ります。手のひらサイズでお土産にも調度良いですよ。
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地図を見るこの舞妓さんのイベントを開催している「ホテルインターゲート京都 四条新町」は、“京都に暮らすように泊まる”がコンセプトの京町家を思わせる温もりのあるホテルです。
賑わいを見せる四条通りから、新町通りに抜けた閑静なエリアに見える大きな暖簾が目印。格子の隙間から優しく照らす暖色系の灯りが漏れ出し、旅路の疲れをホッと包み込んでくれる京らしさも素敵です。
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地図を見る入口を抜け、思わず「おぉ!」と言ってしまうのが、天井が高く開放感あるフロントの空間ではないでしょうか。一面に敷き詰められた障子は言うまでもなく、グッと心に感じるのは京都らしい奥行きです。
町家は京都の伝統建築として親しまれ、間口が狭く奥行きがある「うなぎの寝床」の言葉は有名ですね。ただ、ここはホテルですのでラウンジもあり、実際の町家風情とは異なりますが、多くの観光客が行き交う十分な空間を維持し、その趣はさりげなく表現されています。
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地図を見るホテルを選ぶ時、もし寝心地や快適さを重視するなら、ここ「ホテルインターゲート」に勝る所を探すのは難しいでしょう。
その根拠はベッドにあります。全室に採用しているシモンズベッド社と共同開発のホテルオリジナルマットレスの快適さは言うまでもありませんが、ワンランク上のインターゲートルームやジュニアスイートを利用すれば、「エアウィーヴ」が追加装備されます。
その寝心地は最高にして最高級といって間違いありません。
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地図を見るこのホテルインターゲートについて特筆しておかないと行けないのは、滞在中は自由に利用できるラウンジの存在です。
ここでは10:30〜21:00の時間帯は珈琲、紅茶、ソフトドリンクが飲み放題。特に最新式の全自動ドリップマシンで淹れた地元の珈琲豆を使った京コーヒーの味は絶品です。もちろん、テイクアウトし部屋に持ち帰ってゆっくり飲む事もできます。
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地図を見るさらに!驚愕なのは17:00〜19:00まで開催の「ハッピーアワー」です。この時間帯は赤ワイン、白ワイン、日替わりのオリジナルカクテルなどが飲み放題になります。
「こんなサービスしちゃって良いの?」と感じる満足度、このラウンジの存在を知ってしまうと「京都旅行はいつもココに泊まる」というファンが多いのも納得できますね。
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地図を見る他にも、朝の6時〜7時は朝活時間では健康スムージーが無料で頂けます。そして、このラウンジは7時〜10時半(L.o.10:00)はバイキング形式の朝ごはん会場となります。
野菜は生産者の顔がハッキリ分かるパネルと共に、京都・上賀茂の新鮮野菜を使用しています。美味しいブランド米、焼き立てパンも評判!この質の高い朝食は、種類も50種類以上と豊富で1回のプレートに収まらず、ついつい食べ過ぎてしまいます。
大人気のイベント「舞妓はんから学ぶ 京都の伝統産業」は席数に限りがあります。その為、当日参加は難しいかもしれません。
確実に体験したい場合は「ホテルインターゲート京都 四条新町」のイベント鑑賞付き宿泊プランで事前申し込みが確実でおすすめです。
2020年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/10/11更新)
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