バンコクのホテルや集合場所を出発して約2時間。まずは町の市場を訪れます。バンコクにあるような観光市場やナイトマーケットのように観光地化されていない分、庶民の生活感をたっぷりと垣間見ることができます。
観光マーケットではあまり見かけないようなカラフルなお花(写真)や、雑多に並べられた野菜やフルーツは普段使いの市場らしいですね。
市場を歩いていると気兼ねなく味見もさせてくれます。果物が本当に格安で、適度に小分けされているので、まだ食べた事のない果物に挑戦するのにもいいでしょう。
市場を後にして、のどかな田園風景の中にある何の変哲も無い田舎の家に到着。続いては、牛車の試乗体験です。まずは牛に挨拶し、餌をあげながら準備を整えます。竹製の帽子も貸してもらえますよ。
二人一組で乗り込む荷車の先には二頭の牛たちが繋がれていて、出発は今か今かと待ち構えています。案内のおじさんが捕まえてくれていないと動きだしそうな勢いです。しかし、一度動き出してしまえばスローなペース、のんびりとした田園風景の中を30分ほど進みます。
バンコク出発から2ヶ所に立ち寄って、そろそろお昼の時間。公園到着前に最寄りの果物農園の外庭で、タイ料理のクッキング体験とランチタイムです。
まずはドレッシングから手作りします。写真のように7種類程の香辛料や材料が用意されているので、すり鉢でオリーブオイルとミックスしていきます。これをパパイヤサラダにかけて出来上がり。とってもタイらしいサラダが完成します。ドレッシングから手作りできる、貴重な体験です。
クッキング教室はまだまだ続きます。次は空心菜の炒め物です。熱々に温められたフライパンにニンニクや空心菜を入れて炒めるのですが、油が多いのでご覧の通り...。一種のパフォーマンスのようで、毎回のことですので、ビックリし過ぎなくて大丈夫です。
いよいよ野外のダイニングで昼食です。一人ひとりにバナナの皮で包まれたチャーハンが配られます。
その他のメニューとしてはスープ・野菜炒め・酢豚・フルーツ盛り合わせなど。ツアー参加者とも和気あいあいと話しが弾み、プチ国際交流タイムの始まりです。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見るいよいよカオヤイ国立公園に到着です。駐車場からすぐに整備されたトレイルがあり、歩き易い遊歩道を歩いて滝を目指します。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見るトレッキングコースは全体的に歩きやすいですが、最後の滝に下りるところだけは難所です。しっかりと手すりを利用して滝を目指しましょう。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見る下り終えた所に展望所があり滝に到着。「Haew Narok WaterFall」が正式な名前です。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見るトレッキングの後は象乗り体験です。タイの世界自然遺産には「カーケン野生生物保護区」と「カオヤイ森林群(国立公園)」の2ヶ所が登録されていますが、エリア内で象乗りが体験できるのはここカオヤイ国立公園だけ。思っていた以上に高いその目線にはツアー参加者たちは驚いてしまいます。
また、リクエストすれば台座の上だけでなく、象の耳を持ちながら首の所にも座る事ができます。その際、象の毛は剛毛で半ズボンだと足にチクチクと刺さって痛いので、ツアー参加には長ズボンがお勧めです。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見るジャングルの川の中にもジャブジャブと入っていくので大冒険感をしっかりと味わえます。川に入る場所がコース上に二ヶ所ほどあり、落ちないと分かっていてもハラハラ・ドキドキしてしまいます。
タイには象乗り体験が出来る場所はたくさんありますが、世界遺産の国立公園内で出来るのはこのツアーだけです。まだまだ個人ではアクセスしにくいカオヤイ国立公園。そして牛車試乗・タイ料理教室付きランチ・滝を目指すトレッキングが付きと、内容充実のこのツアーをぜひ皆さんも体験してみて下さい。
2018年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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