ミャンマーのバガンで熱気球に乗って世界三大仏教遺跡を空中散歩

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ミャンマーのバガンで熱気球に乗って世界三大仏教遺跡を空中散歩

ミャンマーのバガンで熱気球に乗って世界三大仏教遺跡を空中散歩

更新日:2018/03/08 10:39

大竹 進のプロフィール写真 大竹 進 元旅行会社勤務、元旅行専門学校講師

ミャンマーの古都バガン、3000を超える大小様々な仏塔が平原に建ち並ぶ様は、まさに圧巻!カンボジアのアンコールワット、インドネシアのボロブドゥールと並んで世界三大仏教遺跡に数えられていますが、仏塔数の多さはバガンが群を抜いています。
その仏塔や寺院をバガンでは空から眺められます。地上からとは一味も二味も違う、熱気球に乗っての空中散歩!今回はそんな幻想的な風景を満喫できる熱気球についてご紹介します。

熱気球搭乗までの流れ

熱気球搭乗までの流れ

写真:大竹 進

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熱気球観光は全てサンライズ鑑賞なので、ホテル出発はまだ星が瞬いている5:00〜6:00頃になります。この具体的な時間に関しては、日の出の時間や、宿泊しているホテルの場所によって変わり、前日に確定しますので、現地で熱気球運航会社にご確認下さい。
参加者が各ホテルから送迎車に乗って離陸地に集合した後、搭乗までの時間はコーヒーまたは紅茶とクッキーをつまんで少し休憩。トイレもこの間に済ませておきましょう。

熱気球搭乗までの流れ

写真:大竹 進

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コーヒーブレイクを楽しんでいる間、スタッフは先ず熱気球を地面に広げ、インフレーターと呼ばれる強力な送風機で内部に空気を吹き込んで行きます。

熱気球搭乗までの流れ

写真:大竹 進

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ある程度熱気球が膨らんだら、今度はバーナーに点火して熱風を送り込み、次第に熱気球が立ち上がって来ます。参加者は自分がどのゴンドラに乗るか指示を受け、熱気球のパイロットからゴンドラの乗り方、搭乗中の注意、着陸時の姿勢などについてレクチャーを受けます。

離陸

離陸

写真:大竹 進

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離陸できる状態になると、いよいよ搭乗。ゴンドラは籐製で高さが1mほどありますが、足を掛ける所があるので、それを使えば簡単に乗れます。熱気球の大きさによりゴンドラの定員が異なりますが、8人〜16人が一般的です。日の出前のまだ薄暗い中を、熱気球が続々と昇って行きます。
バガンには熱気球の運航会社が現在3社ありますが、内容は各社ほぼ同じです。

離陸

写真:大竹 進

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ゴンドラが次第に高度を上げていくと、それを待っていたかの様に朝もやたなびくバガンの平原の彼方から、オレンジ色の太陽が静かに昇って来ます。熱気球からならではの幻想的な風景をご堪能下さい。

離陸

写真:大竹 進

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日が昇ると共に、次第に地上の風景がはっきりと見えて来ますが、熱気球のコースはその日の風向きなどで変わります。約1時間の空中散歩をどうぞお楽しみ下さい。

熱気球から眺める有名寺院

熱気球から眺める有名寺院

写真:大竹 進

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バガンは11世紀にビルマ族による最初の統一王朝が築かれた地で、13世紀にモンゴル軍に滅ぼされるまでの約250年間に、3000を超える仏塔や多くの寺院が建立されました。
それらの寺院の中でバガンを代表する最大かつ最もバランスの取れた美しい寺院と言われているのがこのアーナンダ寺院です。1090年に創建され、本堂は一辺63mの正方形で4つの入口を持ち、中央には高さ50mの塔が聳えています。空から見るとその優美な姿が良く判ります。

<アーナンダ寺院の基本情報>
開館時間 7:00〜21:30(無休)

熱気球から眺める有名寺院

写真:大竹 進

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アーナンダ寺院は1975年の地震で大きな被害を受けましたが、現在では完全に修復されています。本堂内には東西南北の各方向を向いた高さ9.5mの黄金に輝く仏像が納められていますから、地上に降りた後に是非訪れてみて下さい。
寺院の塔に触れるくらい近付いている熱気球が見えますが、熱気球の高度や具体的なルートはそれぞれの熱気球のパイロットが決定します。

熱気球から眺める有名寺院

写真:大竹 進

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アーナンダ寺院と並んでバガンを代表するのが1087年建立された黄金の仏塔シュエズィ−ゴン・パゴダです。仏陀の額骨と歯が納められていると言われ、光り輝く仏塔は熱気球からも直ぐに目につく壮麗なパゴダです。
シュエズィ−ゴン・パゴダの後方に見えるのがミャンマー最大の大河エーヤワディー川で、全長は2170kmもあります。ミャンマーがかつてはビルマと呼ばれていた様に、エーヤワディ川も以前はイラワジ川と呼ばれていました。

<シュエズィ−ゴン・パゴダの基本情報>
開館時間 4:00〜22:00(無休)

熱気球からの絶景

熱気球からの絶景

写真:大竹 進

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日が昇るにつれ、大小様々な無数の仏塔が朝日を受けて輝きを増します。この絶景は熱気球に乗らなければ眺められません!眼下に広がる仏塔群を、遮るもののない熱気球からたっぷり楽しみましょう。
仏塔は建設当初白い漆喰で覆われていましたが、数百年の年月を経て表面の漆喰が剥がれ落ち、今では内部のレンガが剥き出しになって、殆どの仏塔がレンガの地肌を見せています。しかしこの光景こそ将にバガン!仏塔と熱気球のツーショットも絵になります。

熱気球からの絶景

写真:大竹 進

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緑色の熱気球の下に見えるのはダヤマンジー寺院です。この寺院は12世紀、父王と兄王子を暗殺して王位に就いた国王が、その罪の意識に苛まれ、罪滅ぼしの為にそれまでで最大で最も細工が細かな寺院を建て始めましたが、国王自身も建設途中で暗殺されてしまったために未完成のままになり、夜になると幽霊が出ると言われる因縁のある寺院です。

<ダヤマンジー寺院の基本情報>
開館時間 24時間(無休)

熱気球からの絶景

写真:大竹 進

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朝もやの中に聳えているのはバガンで最も高い65mの高さを誇る1144年創建のタビィニュ寺院です。この様な幻想的な光景をこの位置から眺められるのは熱気球搭乗者の特権!バガンらしいこんな景色を目の当たりに出来れば素晴らしいですね。

<タビィニュ寺院の基本情報>
開館時間 7:00〜18:00(無休)

着陸

着陸

写真:大竹 進

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熱気球の空中散歩は約1時間。多い日には20以上の熱気球が大空を漂います。その日の風向きなどによって、着陸地も変わりますが、バガンの平原に昇る日の出に感動し、数多くの仏塔や寺院を普段見られない空中からの絶景に感嘆しつつ、次第に熱気球は高度を下げて行きます。

着陸

写真:大竹 進

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いよいよ着陸。高度を下げて地上が近づくと、パイロットから着陸時の体勢を取る様に指示があります。背中をゴンドラにぴったり押し付け、ゴンドラ内部に付けられているロープの持ち手を両手でしっかり掴んで着陸に備えますが、上手なパイロットは殆ど衝撃無くソフトにランディングしてくれます。

着陸

写真:大竹 進

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着陸後はシャンパンで乾杯!地上で待機していたスタッフが用意したテーブルに並べられたケーキやフルーツなどの軽食を頂きながら、パイロットの話を聞いたりして熱気球の余韻を味わった後、個人名の書かれた搭乗証明書を貰い、それぞれのホテルへ送迎車で戻ります。ホテル帰着は8:00〜9:00頃です。

熱気球空中散歩の楽しみ

バガンで熱気球に乗れるのは乾季を中心とした10月〜3月の期間です。現在運航しているのは「バルーンズ・オーバー・バガン」「オリエンタル・バルーニング」「ゴールデン・イーグル」の3社で、料金はスタンダードコースでUS$330〜340程度です。内容は今回ご説明した通りで、各社ともそれ程大きな差はありません。詳しい内容は関連MEMOに掲載されている各社のホームページをご覧下さい。
バガンの仏教遺跡は約40平方キロメートルにも及ぶ広大な地域に点在しているので、地上を車で回るのは大変ですが、空から見れば一目瞭然。バガンに到着したら、先ず熱気球に乗ってバガンの仏塔群や寺院の位置を把握し、その後気になった寺院を訪れて見るのが良いのではないでしょうか。あなたも熱気球での絶景空中散歩を楽しんでみませんか?

2018年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/01/20 訪問

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