奈良県の『三輪(みわ)』といえば、日本最古の神社とそうめん!どちらも楽しむプランはいかが?

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奈良県の『三輪(みわ)』といえば、日本最古の神社とそうめん!どちらも楽しむプランはいかが?

奈良県の『三輪(みわ)』といえば、日本最古の神社とそうめん!どちらも楽しむプランはいかが?

更新日:2014/02/17 14:47

SHIZUKOのプロフィール写真 SHIZUKO 舞台演出者

「やまとは国にまほろば(素晴らしい場所)」と詠まれた大和の国は、現在の奈良県桜井市あたり。古代より人々を見守ってきた神山・三輪山をご神体として、お祀りしている日本最古の神社・大神(おおみわ)神社を中心に発展してきた場所です。6世紀に入り仏教の伝来とともにやってきた素麺は、この辺りの気候にもマッチし、三輪の名産となりました。ご神体山に登拝して、そのあと名産のそうめん延ばし体験をする旅はいかがですか?

日本最古の神社『大神(おおみわ)神社』

日本最古の神社『大神(おおみわ)神社』

写真:SHIZUKO

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「大神」と書いて「おおみわ」と読む、その名からもわかる霊験あらたかな『大神神社』は、奈良県・桜井市にあります。ご神体は、拝殿の向こうの『三輪山』。自然そのものの中に神をみる、古代から続く自然崇拝の古神道を守る場所です。日本書紀には、大神神社の創建について書かれおり、日本最古の神社として有名です。

鳥居をくぐって、参道を進むと、まず『祓戸(はらえど)神社』がありますから、必ず立ち寄って、体と心を祓い清めてからお参りしましょう。階段を登ると、そこに現れるのが国の重要文化財である重厚な『拝殿』。ここからご神体山に手を合わせます。拝殿の奥に、こちらも国の重要文化財『三ツ鳥居』があります。三つの鳥居を組み合わせた独特の形の鳥居ですが、拝殿からは見ることができません。拝観したい人は、参集殿に申し込み、お祓いを受けてから鳥居のある特別な場所に行くのですが、とても大切に守られているところですから、行かれる際は、それなりの心構えで伺ってください。

拝殿の右手には、ご祭神・大物主大神(おおものぬしのみこと・日本の国造りをした大国主ともいわれる)の化身である白蛇が棲む『巳の神杉』があり、蛇の好物の生卵がお供えされているので、初めて見た方は驚かれるかもしれません。

ご神体『三輪山』に登拝させていただこう

ご神体『三輪山』に登拝させていただこう

写真:SHIZUKO

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大神神社のご神体・三輪山は標高467メートル。うっそうとした森の覆われた、太古より神様が鎮まる聖なる山。拝殿から、徒歩10分。大神神社の摂社『狭井神社』の境内に三輪山登拝口があります。登拝口に立つと、そのパワーの強さにドキドキします。

登拝するには、ご祭神の荒魂(あらみたま・祟りをなす荒々しい神の一面)を祀る狭井神社の社務所に申し込みが必要です。

「単なる観光気分での入山はお断りしたいのですが…」と宮司さんは前置きしつつ、約束事と諸注意をお話ししてくださいます。入山料300円を納めると、「三輪山参拝証」の白いたすきを渡されます。ご神体を土足で踏みつけるのはよくないと、裸足で登拝される方もいるほどの山ですから、心静かに登らせていただきましょう。さすがに懐の深い山。でも、山の中のことは口外無用ですので、その素晴らしさは、ご自身で体験してください。

万病に効く『ご神水』の薬水をいただいて

万病に効く『ご神水』の薬水をいただいて

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『狭井神社』は、病気平癒の神様として信仰されている方が多い神社で、大神神社の拝殿からここへ続く道は『くすり道』として整備されています。また、境内の奥に『薬井戸』があり、万病に効く薬水と信じられています。多くの方が、三輪山から湧き出る『ご神水』をいただきに来られています。持ち帰りの人たちとは別に、この場でいただく人用に優先水栓もあり、滅菌消毒されたコップも用意されていますので、ぜひ、飲んでみてください。とても透き通った、少し甘く感じる水を飲むと、体の中もきれいになる気がしますよ。

おっかなびっくり『そうめん延ばし』

おっかなびっくり『そうめん延ばし』

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三輪は、日本の『素麺の発祥の地』とされています。6世紀に仏教とも日本にやってきたそうめんは、三輪地方の寒冷な気候によくあったので、この地の特産品となりました。

素麺は、うどんやそばと違って『手延べ』という技法で作られる珍しい麺です。たまに冬の風物詩として、長い麺が竿のようなものにかけられて、寒風にさらされている風景をテレビなどでご覧になったことがある方も多いでしょう。あの幅一メートルくらいにひらひらと干されている細い簾のような状態の素麺は、実はどんどん細く細く伸ばされた、とても長―い一本の麺なんです。信じられないかもしれませんが、自分で体験してみると、よくわかります。

『そうめん延ばし』体験ができるのは、大神神社から車で5分、バスで行くこともできる『三輪そうめん山本』。素麺の歴史や、手間のかかる手延べの手法をビデオで学習してから、延ばし体験をします。意外と弾力のある素麺を、はじめは力を入れて延ばしますが、最終段階では切れないようにおっかなびっくり慎重に延ばします。

自分で作った素麺はお土産として持って帰ることができますから、家に帰って、珍しい『生そうめん』も楽しめるおまけつき。人気があるイベントですから、必ず予約をしてから行ってください。

夏は冷やし、冬は『にゅうめん』。お出汁が決め手!

夏は冷やし、冬は『にゅうめん』。お出汁が決め手!

写真:SHIZUKO

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お参りをして、そうめん延ばしを体験して、もうお腹ぺこぺこ。三輪そうめん山本には『そうめん処三輪茶屋』が併設されていますので、こちらで『にゅうめん』をいただきました。

味わい深い出汁に細めの素麺が上品。特製の山椒が効いた七味が、ぐっと味をしめてくれます。柿の葉寿司のセットなどもありますから、奈良らしいお手軽な食事が楽しめます。

もろちん、大神神社のそばにも、たくさんそうめんを食べられるお店はありますから、ご自分のお好みで楽しんでください。夏なら冷やしそうめんがお勧め。三輪そうめん独特の極細の素麺は、芸術品のよう。お土産も販売されていますので、ぜひ、お買い求めくださいね。

大神神社〜三輪山〜そうめん延ばしコース

三輪山への登拝は、午後2時までに入山しなければいけないので、朝早くからの行動をお勧めします。そうめん延ばしの後、ちょっと遅めの昼食。三輪そうめん山本の前には、卑弥呼の墓とされる『箸墓』がありますから、足を延ばすというのもいいですよね。
奈良県の桜井は、山の辺の道の起点であり、興味深い散策道が満載ですから、このコースだけでなく、いろいろ訪ねていただきたい、おすすめの場所です。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/01/27 訪問

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