憧れの「W」トレッキングコース!チリ・パタゴニアのパイネ国立公園

憧れの「W」トレッキングコース!チリ・パタゴニアのパイネ国立公園

更新日:2018/08/02 09:54

藤谷 ぽきおのプロフィール写真 藤谷 ぽきお アジアLCCトラベラー、トレッキング愛好家、アウトドアコーディネーター
アルゼンチン国境に隣接するチリの「トーレス・デル・パイネ(Torres del Paine)国立公園」は世界中のトレッカーには憧れの聖地の一つです。氷河が作りだした奇岩の数々がトレッキングコース上に数多くあります。特に有名なのが、奇岩の見所を地図上で「W」を描くように歩くコースです。その魅力をくまなくご紹介します。

海外渡航情報については、各種報道機関の発表や外務省、各航空会社のホームページなどで最新情報をご確認ください。(トラベルjp)

様々な滞在方法があるパイネ国立公園

様々な滞在方法があるパイネ国立公園

写真:藤谷 ぽきお

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パイネ国立公園には、チリのプエルト・ナタレスの町からアクセスするのが一般的ですが、滞在の仕方は様々です。写真の建物は、超豪華なホテル「ラストーレス」。アマルガと呼ばれる国立公園入り口付近に建ち、乗馬・トレッキング・氷河クルーズなどの拠点となっています。

様々な滞在方法があるパイネ国立公園

写真:藤谷 ぽきお

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「W」コース上には5つの山小屋(Refugio)があり、いずれもしっかりとした作り。夏でも少し寒いこの地域ですが、暖かな環境を確保してくれます。山小屋は事前予約すればシーツ・毛布・寝袋・食事の提供も可能なので、かなり身軽にトレッキングができるトレッカーの強い味方です。

様々な滞在方法があるパイネ国立公園

写真:藤谷 ぽきお

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さらに「W」コース上には7つのキャンプ場があり、2つが無料、5つが有料です。ただし、無料のキャンプ場に泊る場合は何も提供される物がないので、すべてを持参しなければなりません。また、どの施設を利用するに関わらず、入園前に予約を取る必要がありますので、しっかりと計画を立ててトレッキングに臨みましょう

パイネで一番有名な絶景!「トーレス・デル・パイネ」

パイネで一番有名な絶景!「トーレス・デル・パイネ」

写真:藤谷 ぽきお

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パイネ国立公園の入園ゲートがあるアマルガから、ホテル「ラストーレス」までは送迎バスで移動します。ホテルからは約4,5時間でハイライトの絶景「トーレス・デル・パイネ」です。氷河湖特有のミルキーブルーの湖と切り立つ3つの峰が、夢ではなく現実のものとして目の前に現れます。

パイネで一番有名な絶景!「トーレス・デル・パイネ」

写真:藤谷 ぽきお

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奇岩が立ち並ぶパイネ国立公園内でも圧倒的な絶景。天候と時間されあれば何時間でも眺めてられる景観です。

パイネで一番有名な絶景!「トーレス・デル・パイネ」

写真:藤谷 ぽきお

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ホテル「ラス・トーレス」からトーレス・キャンプ場までは、乗馬をしながらのホース・トレッキングも出来ます。予算や体力に合わせて選択できるので、トーレス・デル・パイネへのトレッキングコースだけを歩くトレッカーも多くいます。

パイネの角(Los Cuernos)が常に見えるトレッキングコース

パイネの角(Los Cuernos)が常に見えるトレッキングコース

写真:藤谷 ぽきお

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パイネの角(Los Cuernos)と呼ばれる白と黒のコントラストのある岩山も、パイネ国立公園の象徴的な絶景の一つです。トーレス・キャンプ場からイタリアーノ・キャンプ場までのコース上からは、あちこちでパイネの角を見上げながらのトレッキングとなります。

パイネの角(Los Cuernos)が常に見えるトレッキングコース

写真:藤谷 ぽきお

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「W」コース上には所々の分岐点や要所には建て看板があります。公園内の注意事項や地図上での地名、その他、距離やおおよその時間が描かれたものもありますので、道迷いしないように常にチェックしながら歩くことをお勧めします。

パイネの懐に潜り込む「フランセス谷」とイタリアーノ・キャンプ場

パイネの懐に潜り込む「フランセス谷」とイタリアーノ・キャンプ場

写真:藤谷 ぽきお

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コース上のほぼ中心に位置し、「W」を描くためにはほとんどのトレッカーが滞在するイタリアーノ・キャンプ場は、フランセス谷への拠点でもあります。山肌にへばりついているいくつもの氷河が、定期的に大きな音を立てて崩れ落ちていく様子が眺められます。

パイネの懐に潜り込む「フランセス谷」とイタリアーノ・キャンプ場

写真:藤谷 ぽきお

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フランセス谷の奥にあるブリタニコ展望台からは、氷河に削られた谷間のスタート地点が見渡せます。その“囲まれてる感”に圧倒されるでしょう。

パイネの懐に潜り込む「フランセス谷」とイタリアーノ・キャンプ場

写真:藤谷 ぽきお

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イタリアーノ・キャンプ場から10分程の場所からは、朝日に照らされオレンジ色に変わる山頂の絶景が見られます。日の出予定時刻の30〜40分前までには見学場所にスタンバイしておきましょう。

ゴールの「パイネ・グランデ」小屋&キャンプ場

ゴールの「パイネ・グランデ」小屋&キャンプ場

写真:藤谷 ぽきお

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「W」コースの出口にあたるのがパイネ・グランデ・キャンプ場です。山小屋もあり、ほとんどのトレッカーが出口にするので、山小屋もキャンプ場も大賑わいとなります。「W」コースを踏破するためには、さらに北側にあるグレイ(Grey)氷河が間近に見えるグレイ小屋まで行って、同じ道を帰ってくる必要があります。片道約3,5時間ですので日帰り可能です。

ゴールの「パイネ・グランデ」小屋&キャンプ場

写真:藤谷 ぽきお

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「パイネ・グランデ」小屋&キャンプ場からは、パイネ・グランデ山とパイネの角の大パノラマが楽しめます。

ゴールの「パイネ・グランデ」小屋&キャンプ場

写真:藤谷 ぽきお

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「W」コースからの脱出はフェリーを利用します。ぺオエ湖を渡るために、キャンプ場からすぐのぺオエ(Pehoe)桟橋〜プデート(Pudeto)桟橋間をフェリーで進みます。パイネ・グランデ山とパイネの角を見ながらの船移動は、この度の感動のフィナーレといってもいいでしょう。

プデート桟橋に到着後、バスの時刻まで少し時間があるので、カフェでゆっくりすることもできますし、すぐ近くの「サルト・グランデ滝」の見学も可能です。健脚な方には片道約1時間の「パイネの角 展望台」(写真)もお勧めです。

まだまだ尽きないパイネ国立公園の魅力!

ここで紹介した「W」コースは健脚者が3泊4日、平均的には4泊5日で踏破するコースです。体力に自信の無い方はトレッキングではなく、バスでの日帰り展望台巡りツアーなどもありますし、さらなる上級者にはガイド付きの氷河トレッキングを含む9泊10日コースなどもあります。予算や体力と相談しながら、自分に合ったパイネ国立公園の過ごし方を見付けてみて下さい。

2018年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/01/24−2015/01/28 訪問

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