南米パタゴニアで絶対に見たい!氷河が作る絶景6選

南米パタゴニアで絶対に見たい!氷河が作る絶景6選

更新日:2018/09/04 14:38

藤谷 ぽきおのプロフィール写真 藤谷 ぽきお アジアLCCトラベラー、トレッキング愛好家、アウトドアコーディネーター
南アメリカ大陸の南緯40度付近を流れるコロラド川以南の地域で、チリとアルゼンチンを包み込むエリアを総称してパタゴニアと呼びます。4,000〜5,000m級の峰々が連なり、強風が吹き荒れる自然の厳しいこのエリアを魅力的なものにしてくれているのは、間違いなく「氷河」です。この氷河が作る絶景を厳選して6つご紹介します。

観光の拠点となる町はエル・カラファテ!

観光の拠点となる町はエル・カラファテ!

写真:藤谷 ぽきお

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南米のパタゴニアエリアでトレッキング・登山・クライミング・氷河ツアーなどの拠点となるのはエル・カラファテという町です。大きな通りが一本あるだけのシンプルな町ですが、様々なタイプの宿泊施設・スーパー・レストラン・お土産屋・バスターミナルなど、旅に必要な施設は十分に備わっています。

観光の拠点となる町はエル・カラファテ!

写真:藤谷 ぽきお

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町はアルヘンティーノ湖畔にあり、夕方の時間帯はとってもキレイな夕日が眺められます。

観光の拠点となる町はエル・カラファテ!

写真:藤谷 ぽきお

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町ではまずインフォメーションセンターに立ち寄ってみて下さい。山小屋風の可愛いセンターですが、周辺地図をゲットできたり、現地ツアーなどの情報なども入手できます。

1.世界遺産のロス・グラシアレス国立公園「ぺリトモレノ氷河」

1.世界遺産のロス・グラシアレス国立公園「ぺリトモレノ氷河」

写真:藤谷 ぽきお

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巨大な氷河が崩れ落ちるその最先端を目の前で見ることができるのが、ぺリトモレノ氷河です。見所周辺にぐるりと設置されているボードウォークからは、遥かかなたの氷河の根元まで見ることができます。

1.世界遺産のロス・グラシアレス国立公園「ぺリトモレノ氷河」

写真:藤谷 ぽきお

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ぺリトモレノ氷河を楽しむ方法は他にもあり、目前までクルーズ船で近付くこともできますし、氷河の上を歩く氷河トレッキングも大人気です。

1.世界遺産のロス・グラシアレス国立公園「ぺリトモレノ氷河」

写真:藤谷 ぽきお

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特に夏場の12〜3月には、数分に一度の割合で轟音と共に氷河の先端が崩れ落ちます。しかし、なかなかその決定的瞬間には立ち合えません。轟音が聞こえてくる頃に振り向いても湖にかけらが浮いているだけです。じっくりと腰を据えてシャッターチャンスを狙ってみましょう。

2.フィッツロイ山/3.セロトーレ山

2.フィッツロイ山/3.セロトーレ山

写真:藤谷 ぽきお

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アウトドアドアブランド・パタゴニアのロゴデザインにも採用されているフィッツロイ山。エル・カラファテから3時間半バスに乗って到着する、エルチャルテンが拠点の町です。いくつかのトレッキングコースがありますが、フィッツロイ山まではキャンプ場に泊まる必要があります。しっかりとした装備で計画しましょう。

2.フィッツロイ山/3.セロトーレ山

写真:藤谷 ぽきお

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麓のポインセノット・キャンプ場からの朝日に照らされるフィッツロイ山は絶景です。

2.フィッツロイ山/3.セロトーレ山

写真:藤谷 ぽきお

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少しメインのトレッキングコースから外れますが、ディアゴスティーニ・キャンプ場すぐの湖越しに眺めるセロトーレ山頂の尖り具合は絶妙です。これも氷河が作り出した絶景の一つと言えるでしょう。

チリ・パイネ国立公園の通称「Wトレッキングコース」内から3景

チリ・パイネ国立公園の通称「Wトレッキングコース」内から3景

写真:藤谷 ぽきお

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チリを代表する絶景を有する「パイネ国立公園」には様々なトレッキングコースがあり、一番有名なのが「Wトレッキングコース」です。歩くコースが地図に「W」を描くようになっているのが名前の由来です。絶景中の絶景「トーレス・デル・パイネ」は氷河に削られた3つの塔がそびえ立ちます。

チリ・パイネ国立公園の通称「Wトレッキングコース」内から3景

写真:藤谷 ぽきお

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氷河がすり鉢状に谷間を削ってできる地形を「カール」と呼びますが、ここ「フランセス谷」も典型的なカール地形で、ぐるりと一面が山々に囲まれています。

チリ・パイネ国立公園の通称「Wトレッキングコース」内から3景

写真:藤谷 ぽきお

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通称「パイネの角」と呼ばれる「クエルノス・デル・パイネ」(右)と「パイネ・グランデ」(左)が湖面に写るポイントは、コースから船で脱出した後に到着するプデート港から1時間の展望台です。氷河が削った山肌に色の異なる地層が見えているので、さらに絶景度を増してくれます。

パタゴニアの氷河絶景の楽しみ方はいろいろ!

今回紹介したパタゴニアの氷河絶景の楽しみ方は、トレッキングが主でしたが、専用のクルーズ船で近付ける場所もたくさんありますし、5つ星ホテルから直接その絶景が見られる所もあります。また、めずらしい方法として、ホーストレッキングや氷河の上を数日かけて歩く氷河トレッキングなどもあります。自分にあった方法で楽しんでみて下さい。

2018年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/01/17−2015/01/30 訪問

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