中国東方航空の受託手荷物ルールは？機内に預けられる荷物の情報まとめ

更新日：2018/03/21 16:55

日本と中国をLCC並のお手頃価格で結ぶ、人気のエアライン「中国東方航空」。日本からの路線数は北京や上海などのメイン路線はもちろん、なんと50以上！お得なチケットを利用するうえで、事前に知っておきたいポイントは預け入れや機内に持ち込む手荷物制限のルール。ここでは、中国東方航空の受託手荷物(航空会社に預ける荷物)に関するルールや料金について詳しくお伝えします。

中国東方航空は手荷物の預け入れが無料？

提供元：中国東方航空

http://www.chinaeastern-air.co.jp/

中国東方航空では、無料で持ち込める手荷物の量やサイズは乗る路線や座席のクラスによって異なります。中国国内だけの利用と国際線での利用では条件も異なるので注意が必要です（中国～アメリカ・カナダ路線も別）。

【中国～日本、韓国、バンコク、ヨーロッパ方面など】
●荷物の大きさ
・3辺の大きさ(横、縦、高さ)が158cm以内

●重量と個数
・エコノミークラス　23kg以内の荷物を2個まで(西安～沖縄線は1個まで)
・ビジネスクラス　32kg以内の荷物を2個まで
・ファーストクラス　32kg以内の荷物を3個まで

【中国国内路線、中国～香港、台北など】
●荷物の大きさ
・最大重量：32kg/個
・最大サイズ：40×60×100cm以内/個

●重量と個数
・エコノミークラス　20kg以内
・ビジネスクラス　30kg以内
・ファーストクラス　40kg以内

有料になる重さの基準はどれくらい？

写真：トラベルjp 編集部

それでは具体的にどれくらいの重さだと有料となってしまうのでしょうか？日本と中国を結ぶ路線ではエコノミークラスは23kg、ファーストクラス・ビジネスクラスで32kgを越えると追加料金が発生します。とはいえ、23kgと言われてもなかなか実感がわきませんよね？

一般的に海外旅行で持っていくものの荷物の重さを参考に、どれくらいの量なら無料で持ち込めるかを考えましょう。

・バッグ
スーツケース5kg～、バックパック1kg～
・衣服
ジャケット500g～、コート900g～
・靴
スニーカー600g～、サンダル350g～
※メーカーや大きさによって異なります。

一般的に1週間程度の中国旅行なら、着替えが入ったスーツケースでも23kg以内には収まるので追加料金は気にならないでしょう。

ひとつ気をつける点があるとするとお土産の量。特にお酒や瓶に入った食品などは重量もあるので、詰め込みすぎには注意が必要です。下記にバッグが重たくなりそうな中国のおみやげを並べましたので、これらを購入する際は要注意です！

・中国茶（紙パックなら問題ないが、容器の重さに注意）
・陶磁器（小物のようなサイズならOK）
・茶道具（1セットでも結構重いので購入は慎重に）
・アンティーク雑貨（重い素材で作ったものは避ける）
・お菓子（サイズを考えると大量購入は要注意）
・紹興酒（大瓶ではなく、少量のものがおすすめ）

荷物の追加料金はどれくらい？

写真：トラベルjp 編集部

機内に預け入れる荷物のサイズや重量、個数がオーバーすると、追加の料金が発生します（中国～アメリカ・カナダ路線も別）。

【中国～日本、韓国、バンコク、ヨーロッパ方面など】
●サイズオーバー
3辺の大きさ(横、縦、高さ)が…
・158cm～203cm：荷物1個につき1,000人民元（約17,000円）
・204cm～：荷物1個につき2,000人民元（約34,000円）
※204cm以上の荷物は預け入れできない場合があるので、事前に要問い合わせ

●重量オーバー
・23kg～32kg：荷物1個につき1,000人民元（約17,000円）
※32kg以上の荷物は預け入れ不可

●個数オーバー
・1個：1,000人民元（約17,000円）
・2個～：1個につき、2,000人民元（約34,000円）

サイズ・重量・個数がオーバーした場合は、それぞれに超過分徴収額が適用されます。例えば、サイズが158cm～203cmかつ、重量が23kg～32kgの荷物の場合、2,000人民元（約34,000円）が追加で発生することになります。

【中国国内路線、中国～香港、台北など】
●重量オーバー
エコノミークラス普通運賃(大人片道)正規運賃×1.5%×超過重量/kg

機内持ち込み手荷物のルールは？

提供元：中国東方航空

http://www.chinaeastern-air.co.jp/

中国東方航空で、機内に持ち込める手荷物は以下のとおりです。

・個数：1個
・重さ：10kg
・三辺の合計115cm(各辺の最長、高さ55cm、長さ40cm、幅20cm)

機内の収納棚や座席下に収まるサイズのものだけ持ち込みが可能です。それ以上のサイズや重量の荷物は受託手荷物扱いになり、追加料金が発生するので、注意が必要です。

中国東方航空の荷物のルールを確認して快適な旅を

リーズナブルな値段で日本と中国、さらに中国で乗り継いで世界各国に行ける「中国東方航空」。しかし、長期の旅行や、たくさんのお土産を買うショッピングツアーなどでは荷物超過が起き、追加料金が発生する場合もあります。追加料金の発生を防ぐためにも、利用時には手荷物制限ルールを事前に確認して、快適な旅を叶えてくださいね。

※2018年3月12日現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください（掲載内容は予告なく変更または中止になる場合があります）。