首都ベルンを1日で観光!世界遺産の街並みを巡るモデルルート

首都ベルンを1日で観光!世界遺産の街並みを巡るモデルルート

更新日:2018/05/28 21:40

ネプフリン 由香のプロフィール写真 ネプフリン 由香 時々欧州の街・スイス専門旅行ライター
ベルンはスイスの首都、そして政治の中心部。12世紀にまで遡る歴史を持つベルン旧市街の街並みは、世界遺産に指定されるだけの品格と威厳さを持っています。ベルンの見所の殆どが敷き詰まった旧市街地は、アーレ川が湾曲する場所に築かれたために規模は大変コンパクト、1日あれば徒歩で十分に楽しむことが出来ます。ここではスイス在住のネプフリン由香がベルンのモデルコースをご紹介します。(PR)

新型コロナウイルスの発生と感染拡大に伴い、海外渡航が難しい状況です。各種報道機関の発表や外務省、各航空会社のホームページなどで最新情報をご確認ください。(LINEトラベルjp)

午前の観光 〜ベーレン広場のマーケットとブンデス広場

午前の観光 〜ベーレン広場のマーケットとブンデス広場

写真:ネプフリン 由香

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まず、ベルンを訪れたのなら市場を訪れてみましょう!市場は朝に訪れるのがおすすめ。ベルン中央駅の正面を出て左手、東方面へ2、3分歩いて行くと市場が開催されるベーレン広場(Baerenplatz)が見えてきます。青果、花、雑貨などが売られる屋台が所狭しと立ち並び、とても賑やか!

<マーケット開催日と時間>
4月〜10月、12月:月〜金8:00〜18:00、土8:00〜16:00
11月、1月〜3月:火8:00〜18:00、土8:00〜16:00

午前の観光 〜ベーレン広場のマーケットとブンデス広場

写真:ネプフリン 由香

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市場を訪れたあとは、すぐ後ろに立つブンデスハウス/連邦議事堂(Buneshaus)に寄ってみましょう。ブンデスハウス前のブンデス広場(Bundesplatz)では、一年を通して様々な催し物が目白押し!3月のミュージアムナイト(Museumnacht・ムゼウムナハト)ではブンデスハウスの正面の壁が美しい色にライトアップされます。夏場は噴水で水遊びを楽しむ親子で賑わい、冬場にはアイススケート場も。こうしてブンデス広場は、常にベルン市民やベルンを訪れるスイス人、世界各国の観光客で賑わっています。

ブンデスハウスの内部は残念ながら一般公開はされていませんが、年に一度のミュージアムナイト開催期間中のみ一般公開されます。そのため、毎年3月下旬はブンデスハウス前に長蛇の列が出来ます。

午前の観光 〜ベーレン広場のマーケットとブンデス広場

写真:ネプフリン 由香

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おすすめはブンデスハウスの「裏側」。是非回って見てください!そこはテラス状になっており、ベルン旧市街の外側の景観を堪能することができます。アーレ川がぐるりと旧市街を囲っていることもよくわかるでしょう。ベンチも数多く設置されているので、春から秋にかけては、美しい景色を眺めながらランチや休憩する人々が大勢います。

午前の観光 〜世界遺産の旧市街散策

午前の観光 〜世界遺産の旧市街散策

写真:ネプフリン 由香

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市場を堪能したら次はベーレン広場からすぐ東側にある牢獄塔(Kaefigturm)へ。13世紀にベルンの町が拡張された際に、西門として建設された塔です。現在見られるものは17世紀半ばに再建されたもの。1897年まではその名の通り実際に牢獄として使用されていました。現在はスイスの政治に関する資料が展示されているので、興味のある方は必見です!

<牢獄塔展示室・基本情報>
Tel:+41-(0)31-322-7500
営業時間:月〜金8:00〜18:00、土10:00〜16:00

午前の観光 〜世界遺産の旧市街散策

写真:ネプフリン 由香

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牢獄塔からマルクト通りを東に進むとベルンの観光名所「時計塔」通称ツィットグロッゲ(Zytglogge)に着きます。この時計塔は1218年より3年がかりで街の最初の西門として築かれました。この仕掛け時計は、なんと現在も休むことなく動き続けています!現役の仕掛け時計としては世界でも最大級の規模を誇り、それを一目見ようと常に世界各国からの観光客で賑わっています。

特殊相対性理論で有名な物理学者アインシュタインは、かつてベルンに住んでいたことがあります。彼はこの時計塔の針の動きを特殊相対性理論のヒントにした、という大変興味深い逸話もあります。

内部の時計の仕組みに興味のある人は、毎日14:30より開催されるツアーをご利用ください!ツアーは英・独・仏語のみで、予約が必要です(オンライン予約可)。

午前の観光 〜世界遺産の旧市街散策

写真:ネプフリン 由香

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ベルンの旧市街のどこからでも見えるベルン大聖堂(Berner Muenster)。その高さはベルン一の100.6m。どっしりとしたゴシック様式の大聖堂で、着工は1421年。しかし完成までには紆余曲折があり、完成したのは着工から473年後の1893年です。

内部の装飾も美しいですが、塔からの眺めも必見!体力と時間がある人はベルンで一番高い建物からのベルン旧市街とその周辺の眺めを楽しんでみてはいかがでしょうか?

<ベルン大聖堂・基本情報>
住所:Muensterplatz 1
Tel:+41-(0)31-312-0462
営業時間:
・4月〜10月 月〜土10:00〜17:00/塔10:00〜16:30、日11:30〜17:00/塔11:30〜16:30
・11月〜3月 月〜金12:00〜16:00/塔12:00〜15:30、土10:00〜17:00/ 塔10:00〜16:30、日11:30〜16:00/ 塔11:30〜15:30

スイス料理を気軽に堪能できる「ラ・マゾ 」でランチタイム!

スイス料理を気軽に堪能できる「ラ・マゾ 」でランチタイム!

写真:ネプフリン 由香

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ラクレットやチーズフォンデュ、レシュティなど、スイス料理を気軽に楽しめるレストラン「ラ・マゾ(La Mazot)」。ベーレン広場という絶好の場所にあるので、観光の合間にパッと立ち寄れ便利。地元の人御用達レストランなので味は本物です!

ベーレン広場に面したテラス席もあるので天気の良い日はこちらで食べるのもオススメです。

スイス料理を気軽に堪能できる「ラ・マゾ 」でランチタイム!

写真:ネプフリン 由香

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スイスに来てレシュティ(ハッシュドポテトの原型)とラクレットは外せない料理の一つです!

手前の料理:ベルナーレシュティ(Rosti Bernois /レシュティ・ベルノア)
レシュティはもともとベルンの農民たちの一般的な朝食メニューでした。茹でたジャガイモを大きめにすりおろし、両面をフライパンでカリッと焼いた料理です。今やスイス全土で食べられるようになっています。ベルナーレシュティは目玉焼きとカリカリベーコンをのせるのが定番。スイス人が大好きなメニューの一つでもあります!

後方の料理:ラクレット。茹でたジャガイモにラクレットチーズを火で炙ってとろーりとかけたヴァリス州(マッターホルンで知られるツェルマットがある州)の名物料理。キュウリのピクルスやタマネギのカレー風ソテー、生タマネギのみじん切りが付け合わせです。

ラクレットはボリュームがたっぷり!友人や家族とシェアして食べるとちょうど良いですよ!

<ラ・マゾ・基本情報>
住所:Baerenplatz 5
Tel:+41-(0)31-311-7088
営業時間:月−土 8:00〜23:30、日9:00〜23:30

午後の観光 〜クマ公園(ベーレンパルク)

午後の観光 〜クマ公園(ベーレンパルク)

写真:ネプフリン 由香

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ランチを食べたら、次は歩いてクマ公園へ。

ベルンでは、1513年よりずっとクマが飼育され続けています。2009年にクマ公園(Baerenpark)として新たにオープンされるまでは非常に小さなお掘で、その名称もクマのお堀(Baerengraben)でした。

新しく築かれたクマ公園は、これまでのお堀の10倍の広さ、6500平方メートルにまで拡大され、クマものびのびと生活しています。街の中心部でここまで広い敷地、そして素晴らしい環境でクマを飼うことは世界でも大変稀なのだそうです。

ところで、みなさんは何故「クマ」がベルンの州旗に入っているかご存知ですか?それは、ベルンの街の発展に貢献したツェーリンガー公爵が、この地で初めて射止めた動物がクマだったことに由来するのだそう。以来、クマはベルンの象徴なのです。

午後の観光 〜クマ公園(ベーレンパルク)

写真:ネプフリン 由香

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この公園で飼われているクマには名前が付けられており、現在は、ビョルン、フィン、ウルジーナ、ベルナの4頭です。傾斜のついた草地とプールがあるこの公園で、クマはのびのびと暮らしています。クマは上からも下からも眺められる構造になっているので、クマが外に出ていればどの時間に訪れてもクマが見られるでしょう。

午後の観光 〜クマ公園(ベーレンパルク)

写真:ネプフリン 由香

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以前クマが飼われていたお堀の跡地ではベルンのこれまでのクマの歴史などを展示しています。ベルンとクマの関係性についてぜひ学んでみましょう。

ここで少し市場が開催されるベーレン広場について触れておきます。元々、クマのお堀(Baerengraben)は1513年に旧市街の中心部のベーレン広場に作られたのが始まりです。ベーレン広場(クマ広場)という名前の由来はそこにあるのです。

余談ですが、世界的に有名な三角形のチョコレート、トブラローネ(Toblerone)をご存知ですか?現在はアメリカの製菓会社に属しますが元々はベルン生まれのチョコレートで、現在もベルンで製造されています。雪山のロゴには、実は横向きのクマが隠されているので、お土産に買った際にクマ探しをしてみてください!

<クマ公園・基本情報>
住所:Grosser Muristalden 6
営業時間:通年24時間オープン

午後の観光 〜ローゼンガルテン(バラ公園)

午後の観光 〜ローゼンガルテン(バラ公園)

写真:ネプフリン 由香

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最後は旧市街地の最東部の丘にある絶景ポイントへ。「ローゼンガルテン(Rosengarten)」は日本語でバラ公園を意味しますが、その名の通りこのローゼンガルテンには220種類のバラが植えられています。春先になると、広々とした敷地内全体に様々な種類バラが色とりどりに美しく咲き誇ります。

バラも美しいのですが、このローゼンガルテンの名物は何と言っても俯瞰で見られる旧市街地です。鳥肌が立つほどに美しいその姿に惚れ惚れするでしょう。運がよければ、その背景にはベルナーオーバーランドの名峰の数々がくっきりと見えることも。(見えるのは夕方以降が多いです。)

午後の観光 〜ローゼンガルテン(バラ公園)

写真:ネプフリン 由香

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旧市街方面から徒歩でこの丘に登って来る途中には数十本のソメイヨシノが植えられています。1975年に奈良県榛原町からベルン市へ寄贈されたもので、4月上旬〜中旬になると美しくピンク色に染まり、実に見事な風景へと変化します。日本で見る桜とはまた違った趣になる、ベルンの桜をぜひ見てください!

丘の上は芝が広がります。家族や友人、母子のグループなどがピクニックをしたり、おしゃべりをしたり、それぞれゆったりとした時間を過ごしています。子どもの遊び場も設置されており、ベルンっ子お気に入りの憩いの場です。

<ローゼンガルテン・基本情報>
住所:Alter Aargauerstalden 31b
営業時間:通年24時間オープン

午後の観光 〜ローゼンガルテン(バラ公園)

写真:ネプフリン 由香

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ローゼンガルテンには食事やお茶ができる「レストラン・ローゼンガルテン(Restaurant Rosengarten)」が併設されています。旧市街の絶景を見下ろしながらお茶ができるのはなんとも贅沢です!観光で沢山の歩いた疲れを癒しにここで一息ついてみてはいかがでしょうか。

<レストラン・ローゼンガルテン・基本情報>
住所:Alter Aargauerstalden 31B
Tel:+41-(0)31 331 32 06
営業時間:毎日9:00〜23:30(食事11:30〜13:45、18:00〜21:45)
※2月下旬〜3月上旬は休み

ベルンは1日でこれだけ回れる!

ベルンの町は大変コンパクトなので、1日で多くの見所を回ることができます。市場から始まり、旧市街を眺めたのなら、午後はクマ公園やローゼンガルテンでのんびりと過ごすのがおすすめ。

※2018年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

【この記事は スイス政府観光局 とのタイアップです】

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/03/14 訪問

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