写真:花村 桂子
地図を見る筑前(今の福岡県北西部)秋月は、古くは秋月氏、江戸時代は福岡・黒田家分家のもとで栄えた城下町。武家屋敷や土蔵の白壁が並ぶ街並みから当時の賑わいが感じられ、筑前の小京都と呼ばれることも。春は桜、秋は紅葉がたいへん美しく、福岡県内外から多くの観光客が訪れます。
写真:花村 桂子
地図を見る「廣久葛本舗(ひろきゅうくずほんぽ)」は、文政2年(1819年)に創業された、天然純国産本葛(本くず粉)製造専門店。
写真:花村 桂子
地図を見る廣久葛本舗で扱われる葛は、「九州産本葛(本くず粉)」のみ。九州の山野に自生した天然の寒根葛(かんねかずら)の根を掘り出して、幾度も水でさらしてアク抜きをしてと、今も伝統的手法にこだわり、手間ひまかけて作り上げているのです。
築260余年にもなる古商家のレトロな売り場で、こだわりの本葛(本くず粉)製品を購入できます。
写真:花村 桂子
地図を見るこちらは、「くず湯」が1回分ずつ包まれたパッケージ。お湯呑みやマグで簡単に作れるので、お家で気軽に本格的な葛湯が楽しめます。カラフルで、ころんとかわいらしいフォルムのくず湯は、ばらまき土産にもおすすめです。
本葛(本くず粉)には、イソフラボンが多く含まれています。イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをしてくれる、注目の食材。血行をよくし筋肉の緊張をやわらげ、炎症や熱を下げる効果があります。冷えや肩こりなど、春先に感じやすい体の不調にぴったりの癒しドリンク。
写真:花村 桂子
地図を見る生姜くず湯は、本葛に生姜のぴりりとした風味が加わって、体を温めてくれる効果がパワーアップ。優しいたまご色のパッケージは、黒糖生姜くず湯。黒糖のコクで、さらに豊かな味わいです。
くず湯は、生姜、黒糖生姜、抹茶、小豆、白糖など5つの味が楽しめます。とろっとろのくず湯をいただいて、体も心もあたためましょう。
写真:花村 桂子
地図を見る廣久葛本舗の喫茶スペース「葛の花」では、葛もちや葛切りなど、できたての本くずスイーツを味えます。巨大な梁木、磨きこまれた柱、ちょっと高いところにある販売台など、レトロな雰囲気の店内でいただく本葛は格別の味。
写真:花村 桂子
地図を見るぷるんぷるんの「葛もち」は、きなこや黒糖をからめていただきます。美しい半透明の葛もちは、もちもち美味しい!なめらかな本葛独特の食感を楽しみましょう。
オーダーストップは午後4時30分なので、早めのお越しをおすすめします。
写真:花村 桂子
地図を見る廣久葛本舗にはインスタグラム用の撮影ボードや小道具なども用意されており、インスタ映えもばっちり。
写真:花村 桂子
地図を見る福岡・秋月旅行の思い出に、ポーズをとってみてはいかがでしょう。
営業時間:8:00〜17:00
営業日:年中無休(ただし1月1日・2日をのぞく)
住所:福岡県朝倉市秋月532番地
電話番号:0946-25-0215
アクセス:大分自動車道甘木ICから国道322号を北に9km、下秋月方面に1km。
※2018年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事の関連MEMO
この記事を書いたナビゲーター
花村 桂子
長崎出身、福岡在住。地元・九州の「よかとこ」を探して旅する探検家。メジャーな有名観光地は、もちろん「よかとこ」ですが、ちょっとマイナーで人が少ない穴場な「よかとこ」が、大好きです。パワースポット、絶景…
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索